市政動かす4氏ぜひ/埼玉・吉川市議選 勝利向け演説会

声援を受ける(右から)佐藤、遠藤、伊藤、塩川、雪田、小林の各氏=2016年1月10日、吉川市

声援を受ける(右から)佐藤、遠藤、伊藤、塩川、雪田、小林の各氏=2016年1月10日、吉川市

埼玉県吉川市議選(17日告示・24日投票)の勝利に向けて、日本共産党市委員会は10日、市内で演説会を開きました。定数20に対し29人が立候補を準備し、かつてない激戦が見込まれるなか、4議席確保をめざします。

佐藤せいじ(65)、遠藤よしのり(64)、小林あき子(65)=以上現=、雪田きよみ(55)=新=の4候補が決意表明。市民の運動と党市議団の議会での奮闘で、国民健康保険税や保育料の引き下げ、住宅リフォーム助成制度創設など実現してきたことを紹介し、市民の願いにこたえ、市政を動かしてきた党市議団の役割を強調。「4人を何としても議会に送り出してください」と訴えました。

塩川鉄也衆院議員は「市議選、参院選で日本共産党が勝利することで戦争法廃止の国民連合政府を強く後押しすることができます」と訴えました。

市政では、市が介護保険料の引き上げなど負担増を行うなか「それらに賛成する議員でいいのかが問われています」と指摘。18億円以上にふくれ上がっている市の財政調整基金などを市民のために使わせようと述べ、「国保税引き下げなど市民要求を前に進めるために4候補を勝たせてください」と訴えました。

伊藤岳参院埼玉選挙区候補があいさつしました。

(しんぶん赤旗2016年1月12日付より)

銃器携え公道通行 あすから入間など自衛隊が「邦人輸送」訓練

陸海空の自衛隊が17、18の両日、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市、入間市)、陸上自衛隊入間基地相馬原演習場(群馬県榛東村)などで海外での「邦人輸送」を想定した統合訓練で、銃器を携行した隊員らを乗せた車両が公道を通行することが明らかになりました。防衛省15日、日本共産党の塩川鉄也衆院議員による聞き取りに答えました。塩川氏は訓練の中止を求めました。

 

住民・塩川氏「中止を」

訓練は、他国の領土内で自衛隊が海外在住の日本人を車両で輸送することを可能とした2013年の自衛隊法改悪にもとづき、昨年から実施(昨年は空自小牧基地など)。

在外邦人に見立てた隊員数十人を相馬原演習場から入間基地へ、初めて公道を使い輸送。地雷や爆弾の攻撃に耐えるとされる輸送防護車「MRAP」4両を含む車両17両が参加し、隊員は「警戒及び防護」のため銃器を携行します。

同省は公道ルートの事前公表を拒んでいます。

入間基地内では空自C130輸送機と陸自ヘリに移し替え、ヘリは相模湾上の海自輸送艦「くにさき」まで人員を運びます。戦争法で可能となった任務遂行のために武器使用ができる“邦人救出”訓練は今回見送られました。

聞き取りには入間基地近隣の狭山、入間、所沢の各市住民と猪股喜直党狭山市議が同席。住民は「銃を持って公道を通るのは新たなステップだ」「入間基地の入口近くには学校もある。訓練をやめてほしい」と訴えました。

塩川氏は、「訓練は戦争法の具体化であり、入間基地拡張計画にも連動した動きだ。中止を求める」と強調しました。

(しんぶん赤旗2015年12月16日付より)

【所沢市】“戦争法廃止の出発点に” 平和まつりに1000人/塩川氏あいさつ

カチャーシーを踊る柳下礼子県議(右端)ら=2015年9月20日、所沢市

カチャーシーを踊る柳下礼子県議(右端)ら=2015年9月20日、所沢市

戦争法の強行採決に抗議して平和を守ろうと20日、埼玉県所沢市の航空記念公園野外ステージで「第8回ところざわ平和まつり」(主催・実行委員会)が開かれ、1000人以上が訪れました。

ステージでは歌やダンス、演奏、沖縄のエイサーなどが披露され、フィナーレでは参加者全員でカチャーシー(沖縄手踊り)を踊りました。

日本共産党の塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院埼玉選挙区候補、「市民が主役の会」の市川はるひこ市長候補があいさつしました。

塩川、伊藤の両氏は、共産党が戦争法廃止のための「国民連合政府」の実現を呼びかけたことを報告。「安倍政権を退陣に追い込み、新たな政権のもとで戦争法を廃止するために、きょうをその出発点にしましょう」と呼びかけると、会場からは大きな拍手が起こりました。

市川氏は、「市長選への立候補を表明している中で戦争法に反対している候補は自分だけだ」と強調。小中学校のエアコン問題や保育所の「育休退園」問題など、市民の願いに背を向ける市政の転換を訴えました。

(しんぶん赤旗2015年9月26日付より)

【動画】戦争法廃止のための「国民連合政府」の実現を/通常国会閉会で街頭演説する塩川衆院議員(2015年9月25日)


日本共産党の塩川鉄也衆院議員は、梅村さえこ衆院議員とともに国会の事実上の会期末と­なった25日、おくだ智子参院比例候補、伊藤岳参院埼玉選挙区候補とともにJR浦和駅­西口で訴え、戦争法廃止のための「国民連合政府」の実現を呼びかけました。

戦争法廃止へ全力/塩川・梅村氏 さいたま

安倍内閣に代わる政権をと訴える、(右から)梅村、塩川両衆院議員と、おくだ参院比例候補=2015年9月19日、さいたま市

安倍内閣に代わる政権をと訴える、(右から)梅村、塩川両衆院議員と、おくだ参院比例候補=2015年9月19日、さいたま市

参院比例候補おくだ氏も

日本共産党の塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員と、おくだ智子参院比例候補は19日、さいたま市のJR浦和駅前に立ち、戦争法の強行採決に断固抗議し、「廃止に全力を挙げる」と強調しました。

その中で塩川氏は「戦争法が強行されても国民の広範なたたかいは収まるものではありません。戦争法を廃止するために安倍内閣に代わる政権をつくろうではありませんか。戦争法廃止の一点で政党、団体、個人が力を合わせ、国民連合政府をつくることを呼びかけます」と訴えました。

演説に市民が拍手や手を振って応え、上尾市の女性(53)は「国民の運動の力で、野党が強行採決反対で協力する状況をつくり出したと思います。政権を取るためには野党が結束してほしい」と話しました。

(しんぶん赤旗2015年9月21日付より)