「梅ちゃんを知ろう! 語ろう!」―。日本共産党の梅村さえこ参院埼玉選挙区候補を応援する「梅村さえこサポーターズ」は22日、さいたま市でトーク企画を開きました。
さいたま地区労働組合協議会の前島英男議長が梅村氏と対談し、生い立ちや共産党との出会い、衆院議員時代に取り組んできたことを質問しました。
梅村氏は愛知県豊田市の兼業農家で自然に囲まれて育ち、戦争で苦労してきた母の話を聞いて「戦争だけはだめだ」との思いを持ったことが政治家としての原点だと語りました。
高校時代の管理教育に息苦しさを感じたこと、「新しいものを見つけたい」と京都府の立命館大学に入学し、日本民主青年同盟や共産党と出会ったこと、教師をめざしていたものの、大学卒業後は民青同盟の専従となる決意をしたことを紹介しました。
母には「アカにするために育てたんじゃない」と泣いて反対されたものの、「教育実習でものを言わない子どもたちを見て、政治を変えないと子どもたちは守れない」と政治の道に進んだと梅村氏。
衆院議員時代に、2015年の安保法制反対のたたかいを経験し、「先の総選挙で政権交代を掲げてたたかったことで、政治は確実に前に進んでいると感じた」と語りました。
各分野で活動する市民が梅村氏を激励。「反貧困ネットワーク埼玉」で活動する女性は「相談会などによく来てくれる共産党の議員さんは、一緒に活動する仲間。梅村さんも、路上生活者を支援する〝夜回り〟活動の常連で、本当に感謝しています」と語りました。
梅村氏は「コロナの感染者数は少し落ち着いても、いったん壊された雇用と暮らしは深刻。政治が果たす役割は大きく、変えていきたい」と応じました。
共産党の伊藤岳参院議員も「きょうを契機に、梅ちゃん(梅村氏)と共産党の魅力を一緒に広げよう」と呼びかけ、梅村氏は「埼玉選挙区で伊藤さんに続き、連続で議席を勝ち取るために全力で頑張ります」と訴えました。