●新しい政治を共同の力で JR蕨駅前で笠井議員・梅村議員が訴え

聴衆の声援を受ける(左から)笠井、梅村両衆院議員=9日、蕨市

日本共産党埼玉県委員会は9曰、安倍暴走政治ストップ、次期衆院選での梅村さえこ衆院議員(北関東比例、埼玉15区候補)の勝利に向けて、蕨(わらび)市のJR蕨駅前で街頭演説を行いました。肌寒い曇り空の下、大勢の市民が訴えに耳を傾けました。

笠井亮衆院議員・政策委員会責任者が演説し、安倍政権による学校法人「森友学園」への国有地格安払い下げや、同法人が幼稚園でしていたような「教育勅語」を使った教育を閣議決定で認めたことを批判。「一刻も早く(森友学園問題を)真相解明しなければ曰本がおかしくなってしまう」と強調しました。

核兵器禁止条約制定の国連会議に、日本政府が参加しなかったことや、トランプ米政権によるシリアの軍事攻撃に安倍政権が支持表明したことに強く抗議。米政権による北朝鮮への軍事的対応も容認しているとして「こんな政治を続けていたら日本の平和も世界の平和も守れない」と話しました。

笠井氏は、共産党が伸びることが野党共闘を進める力になると述べ「暮らしの声、民の声で安倍躍と対決する梅村さんを、埼玉15区から国会に送ってほしい」と訴えました。

梅村氏は、安倍暴走党議政治に対抗した、個人の尊厳を大事にする政治を求める国民の運動が起きているとして「埼玉15区から市民と野党の共同で新しい政治をつくるうねりを起がこそう」と語りました。

演説を聞いた蕨市の藤木千恵子さん(62)は「安倍政権は日本を戦前に戻そうとしているようでこわい。それを食い止めるには共産党を勝たせて安倍首相を引きずり下さなくちゃ」と話しました。

(「しんぶん赤旗」4月12日付より)