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3/1消費税増税ストップ!くらし守れ
街頭演説参考例(消費税増税ストップ! くらし守れ)
2016・3・1 県委員会
みなさん、こんにちは。日本共産党です。
みなさん、安倍首相のすすめる「アベノミクス」のもとで、実質収入が落ち込み、多くのみなさんが「くらしが厳しくなった」と思っておられるのではないでしょうか。
この間、発表された政府統計でも、くらしの困難がすすんでいることを示しています。経済全体の規模を示す国内総生産(10~12月期・GDP)では、速報値で前期比0・4%のマイナス。年率で1・4%も減少。厚労省発表の昨年度の実質賃金は4年連続のマイナスで、3年間ではマイナス5%。年収400万円の人なら、年間20万円も所得が減っていることになります。また、昨年1年間の家計調査報告では、世帯当たりの消費支出は前年比・名目1・3%、実質で2・3%ものマイナス、2年連続の減少です。これでは消費は増えようがないではありませんか。
個人消費の落ち込み、日本経済の冷え込みは、国民の所得の低下。給与が増えず、実質賃金が減り続けているのが一番の要因ではないでしょうか。
29日発表の日経新聞の世論調査でも、消費税増税反対は58%におよび、昨年12月よりも11ポイントも増えたと報道しています。国民は増税中止を求めています。いま、公明党などが、「軽減税率を実現」などと宣伝していますが、「軽減税率」導入でも、1家庭6万2千円、一人あたり2万7千円をこえる大増税になります。とんでもありません。「軽減税率」などは、消費税の大増税を押し付ける「ゴマカシ」ではないでしょうか。消費税10%への大増税など、きっぱりやめるべきです。
みなさん、こうした消費税の大増税をすすめるいっぽう、自民・公明の安倍政権は大もうけしている大企業への減税を繰り返し、財界・大企業の減税要求にこたえてきました。そのうえ、いま、大企業などへの減税のいっぽう、赤字の中小企業にも増税される外形標準課税を強化し、大企業への減税分をまかなおうとまでしています。赤字に苦しむ中小企業にとって、ますます大変になるのではないでしょうか。
いま、日本経済が円安や株安で揺さぶり続けられているのも、国内の消費が低迷し、成長力が落ち込んでいるからでしょう。消費税増税はキッパリ中止し、国民のくらしにテコ入れし、日本経済を底上げすることこそ、求められているのではないでしょうか。
日本共産党.は、くらしを破壊する消費税の増税にストップをかけ、安倍暴走政治から、国民のくらし・いのちを守るために全力をつくします。みなさんの「消費税増税ストップ」「くらし守れ!」の願い…。日本共産党にお寄せください。
みなさん、消費税増税とともに、貧困と格差を拡大させる「アベノミクス」も、放置することはできません。安倍首相は、「アベノミクス」で、企業がもうけを増やせば、賃上げや雇用の拡大もすすみ、経済の「好循環」が起きると言ってきましたが、大企業はもうけをため込むだけで、賃上げも雇用拡大もいっこうに良くなっていないのではないでしょうか。
いまこそ、「消費税増税ストップ!」「アベノミクスの中止を!」、この声を大きくひろげようではありませんか。
みなさん、参議院選挙が目前です。戦争法廃止で合意した野党の五党合意を全国で実現し、憲法違反の戦争法(安保法制)を強行した自民党・公明党に厳しい審判を下しましょう。比例代表での日本共産党の躍進と野党共闘の勝利、定数3の埼玉選挙区でも、自民・公明を少数派に追い込もうではありませんか。日本共産党の伊藤岳は、安倍暴走政治にストップをかけ、戦争法廃止と消費税増税中止。平和とくらしを守るために全力をつくします。
どうか、みなさんのお力をお貸し下さい。
日本共産党へのご支援、そして、日本共産党の「しんぶん赤旗」のご購読をお願いし、訴えを終わらせていただきます。
ありがとうございました。