●暴走政治を止める要 大内・小池衆院比例候補が埼玉県内8市で宣伝

声援に応える(右から)大内衆院比例候補、あさか英義衆院埼玉4区候補、小池衆院比例候補、伊藤岳参院選挙区候補=13日、朝霞市

次期総選挙の躍進をめざして茨城、栃木、群馬、埼玉の各県を巡る、日本共産党の「北関東ブロックキャラバン宣伝」は12、13の両日、埼玉県入りし県内8市で宣伝しました。

大内くみ子、小池一徳両衆院北関東比例候補が、各地の衆院小選挙区候補や伊藤岳参院 埼玉選挙区候補とともに「安倍暴走政治にストップをかけ、野党共闘前進の要となる日本共産党を躍進させてほしい」と訴えました。

小池氏は、学費引き下げや給付制奨学金の拡充、過労死を生み出さない労働時間の上限規制などを語り、「税金の使い方を軍事費優先から教育、社会保障優先に」と話しました。

大内氏は、福島原発事故の自主避難者への補償金を「自己責任」だと打ち切った政府を批判し、避難者の生活再建に責任を持つよう土張。「原発ゼロ」へ政府は決断すべきだと述べました。

春日部市で演説を聞いた会社員の男性(50)は「いろんな政治問題が起きているのにあいまいにされ、大臣も政治家も質が問われている。表ではいいことを言って、裏では金で動くような政治家はだめだ」と話し、朝霞市の小河智紀さん(34)は「共謀罪は、どこまでが犯罪になってしまうのかと心配。共産党には頑張ってほしい」と語りました。

(「しんぶん赤旗」4月16日付より)

●安倍政権を共同で倒そう 小池・梅村両氏が訴え 共産党が緊急街頭演説

訴える梅村さえこ衆院議員。右は小池晃書記局長=1日、さいたま市浦和駅東口

「森友でも豊洲でも共産党に期待」

「森友学園」で暴走・迷走する安倍政権を野党と市民の共同で今こそ打倒しよう─。日本共産党埼玉県委員会は1日夕、小池晃書記局長・参院議員と梅村さえこ衆院議員(北関東比例・埼玉15区候補)を迎え、さいたま市で緊急街頭演説をおこないました。

浦和駅東口は、寒風が吹く中、開始前から人垣ができ、弁士の訴えに拍手や「そうだ」「よし」などの声援が飛びました。立ち止まって聞き入る通行人の姿も目立ちました。

消費税をなくす全国の会で長年活動してきくた梅村氏は28年前の4月1日に消費税が導入されたとして、「一つでも良くなった社会保障があったでしようか」と批判。「きょうから年金は新たにカカットされ、国民年金の負担は増えます。満身の怒りをこめた抗議の声をあげようではありませんか」と訴えました。

梅村氏は、市民と野党の共闘で、個人の尊厳が守られる新しい政治を切り開こうと訴え、「きたるべき総選挙では、共産党の比例での躍進の先頭にたつとともに、埼玉15区で頑張り抜いて安倍政権を草の根から倒してく」と決意をのべました。

演説を聞いていた関原まさ子さん(64)は「浦和でも野党共闘を一気に進めたい。森友でも豊洲でも真実を追及できる共産党の良さを友人に伝えきることで、党を大きくしたい」と語りました。

小池氏がわかりやすく解明した「森友学園」問題について、名取かほるさん(88)=さいたま市=は「私たちは一生懸命税金を払っているのに、悔しい」、田中昌子さん(63)=さいたま市=は「共産党の調査力はすごい」と話しました。

とばめぐみ衆院埼玉1区候補も訴え、司会をつとめた伊藤岳参院選挙区候補が「みんなのさいたま市をつくる会」の前島ひでお・さいたま市長候補(共産党推薦)を紹介しました。

(「しんぶん赤旗4月2日付より」

●国保税引き下げを訴え 富士見市議選 19日告示 4候補全員当選へ全力

埼玉県富士見市議選(定数21)が19日告示(26日投票)されます。日本共産党は、川畑かつひろ(46)、寺田りょう(44)、小川たくみ(32) =以上現=木村くにのり(47)=新=の4候補の全員当選へ、全力をあげています。

市議選は、市議会各会派が議席増を狙い、維新も議席確保をめざすなど28人の立候補が見込まれ、大激戦の様相です。

国政でも市政でも暴走政治と対決し、市民の暮らしを守るために奮闘ずる共産党に、期待が広がっています。「『自民党に入れたら戦争になるから、今度は共産党』と言って、候補者と一緒に地域を回っている」(自民党支持者の男性)、「自宅のポストに入っていた、共産党が取り組むか国民健康保険税引き下げを求める署名を、患者さんから集めている」(市内の病院の医師)など、これまでにつながりのなかった市民とも、ともにたたかう選挙になっています

4候補は、「富士見から安倍暴走政治にストップをかける」と強調するとともに、市民本位の市政実現のため、国保税・介護保険料の引き下げ、18歳までの医療費無料化、市民総合体育館の使用料の値上げ中止を進めると訴えています。

(「しんぶん赤旗」3月18日付より)

●埼玉から自公を少数派に 参院埼玉選挙区 伊藤岳氏が決意

2019年参院選埼玉選挙区(改選数3)への立候補を表明した、日本共産党の伊藤岳氏(57)=新=は10日、県庁での記者会見で、「99%の国民のための政治と、命と将来への不安のない国づくりを進めたい」と決意と語りました。

昨年の参院選で、同選挙区候補としてたたかった伊藤氏は「『オール埼玉総行動』実行委員会や『ママの会』な市民運動をしている方々の中から、ぜひ次回もという声を多くいただき、立候補を決意した」と表明。市民と野党の共闘を進めようと、県内各地で「オール埼玉総行動」実行委員会が呼びかけた地域連絡会が結成されているとして「うそと強権の政治を進める安倍政権に代わり、新しい政治の実現のために議席を勝ち取りたい。参院選でも衆院選でも、埼玉から自公を少数に追い込む」と強調しました。

同席した党県委員会の荻原初男委員長は、「森友学園」への国有地売却や南スーダンへの自衛隊派遣、「共謀罪」法案などの問題で、国民に真実を明らかにしない安倍政権の姿勢が浮き彫りになったと強調。「きたる総選挙では野党共闘の勝利と共産党の躍進を勝ち取り、参院埼玉選挙区では、必ず議席を獲得したい」と述べました。

(「しんぶん赤旗」3月15日付より)