埼玉・朝霞市議選29日告示 「基地のまち」から戦争法ノー/共産党3候補が全力

斉藤ひろみち候補

斉藤ひろみち候補

山口こうえつ候補

山口こうえつ候補

石川けい子候補

石川けい子候補

29日告示(12月6日投票)される埼玉県朝霞市議選(定数24)で、日本共産党は、斉藤ひろみち(53)、山口こうえつ(65)=以上現=、石川けい子(52)=前=の3候補当選に全力をあげます。定数を4人程度上回る立候補が見込まれています。

朝霞市は陸上自衛隊朝霞駐屯地がある「基地のまち」です。2017年度には全国の陸自を束ねる「陸上総隊司令部」設置の計画があります。自衛隊関係者も多く住み、共産党の市民アンケートにも隊員家族から「戦争法」に対する不安が寄せられています。

共産党は「市議選で共産党が勝利することが戦争法廃止の大きな力になります」と訴えています。

富岡勝則市長は、国民健康保険税や介護保険料を引き上げ、高齢者や障害者、一人親家庭など行政の支援が必要な人たちへの助成金やサービスを次々廃止・削減しこれに自民党や公明党などが賛成してきました。

共産党は「県内4位の財政力を持ち、毎年10億円の黒字が出る朝霞市には、市民の暮らしを守る十分な力がある」と指摘。国保税の1人1万円引き下げや削られた福祉事業の復活、通院も含めた18歳までの医療費無料化などを掲げ「3人の当選で市民の願いを実現します」と、宣伝と対話・支持拡大に奮闘しています。

(しんぶん赤旗2015年11月25日付より)

埼玉・上尾市議選29日告示 2増へ5候補勝利に全力

(左から)平田みち子、かすや珠紀、新藤たか子、池田たつお、秋山もえの5候補

(左から)平田みち子、かすや珠紀、新藤たか子、池田たつお、秋山もえの5候補

埼玉県上尾市議選(定数30)は29日告示・12月6日投票で行われます。日本共産党は、かすや珠紀(41)、秋山もえ(39)、平田みち子(59)=以上現=、新藤たか子(60)、池田たつお(68)=以上新=の5候補の勝利で2議席増をめざします。定数を数人はみ出す少数激戦が見込まれています。

共産党市議団が実施した市民アンケートには800通を超える回答があり、8割が暮らしが「悪くなった」と答え、「国民健康保険税・介護保険料の引き下げ」が最も多い要望になっています。

島村穰市長は、この4年間、国保税や介護保険料、下水道料金、学校給食費などを値上げし、敬老祝い金の削減、30人学級の廃止などを強行。市民に負担増、サービス削減を押しつけました。一方で、市の貯金を41億円(2014年度)もため込んでいます。この冷たい市政に手を貸しているのが自民系保守、公明党、民主党などの市議です。

共産党市議団は、負担増、福祉・教育切り捨ての市政と真正面から対決し、要求実現に奮闘。13年には水道料金値上げ計画に市民と一緒に反対運動を起こし、1万人を超える署名を集め、14年度、逆に料金の値下げを実現しました。

共産党は5人の議員団が実現すれば四つの市議会常任委員会すべてに委員を置くことができ、市民要求を前進させる大きな力になると強調。「市議選の勝利で『戦争法廃止、平和を守れ』の声を示そう。暮らし・福祉優先の市政を実現しよう」と訴え、国保税や介護保険料・利用料、保育料の引き下げ、循環バス「ぐるっとくん」の拡充、図書館本館の移転計画の見直しなどの政策を語り、全員勝利へ奮闘しています。

(しんぶん赤旗2015年11月24日付より)

「ピンチをチャンスに」 党埼玉県委 本田宏医師と懇談

本田氏(右端)と懇談する(左から)伊藤、荻原、村岡の各氏=2015年10月29日、さいたま市

本田氏(右端)と懇談する(左から)伊藤、荻原、村岡の各氏=2015年10月29日、さいたま市

日本共産党埼玉県委員会は29日、「戦争法廃止の国民連合政府」の党の提案をめぐって、NPO法人医療制度研究会副理事長の本田宏医師(元済生会栗橋病院院長補佐)と懇談しました。本田氏は「提案」について「もちろん大賛成です。(戦争法をめぐる闘争は)最大のピンチだけど最大のチャンスです」と語りました。

共産党から荻原初男県委員長、村岡正嗣県議、伊藤岳参院埼玉選挙区候補が出席しました。

本田氏は「提案」実現には各党合意など難しさがあることを指摘しつつ「(国民連合政府を)やるしかないという世論をつくるしかない」「立憲主義が破壊されたという危機をどう国民に説明するか工夫が必要だ」と話しました。

「ピンチの状況でも明るく乗り越えていこう」と話す本田氏に、伊藤氏らは「ご一緒に力を合わせましょう」と応じ、握手を交わしました。

(しんぶん赤旗2015年10月30日付より)

埼玉・桶川市議選、来月8日告示 暮らし守る2氏当選を

佐藤まさひろ候補

佐藤まさひろ候補

星野みつお候補

星野みつお候補

埼玉県桶川市議選(定数19)は、11月8日告示・15日投票で行われます。日本共産党は、佐藤まさひろ(68)、星野みつお(42)の新人2候補の当選に全力をあげています。

共産党は「戦争法廃止の声を桶川から」「市民の暮らしを守る市政を」と訴えています。

党市委員会が実施した市民アンケートには4年前の倍近い450通を超える回答がありました。生活について「苦しくなった」(43%)、「やや苦しくなった」(39%)を合わせて8割以上が苦しくなったと答えています。国政要望では、安倍政権が進める「戦争する国づくり」に反対する項目がトップ。暮らしの問題では、国民健康保険税・介護保険料の引き下げ、いじめ・不登校対策の強化などが上位にあがりました。

共産党は、市民の願いに応えた政策を掲げ、宣伝、対話・支持拡大に全力をあげています。

市の一般会計は6億円を超える黒字(2014年度)で、要求に応える財政力があることを示しながら、国保税・介護保険料の引き下げや特別養護老人ホームの増設、18歳までの医療費無料化、JR桶川駅東口へのエレベーター・トイレ設置などを訴えています。

(しんぶん赤旗2015年10月30日付より)

駆ける!参院選挙区候補 埼玉(定数3)伊藤 岳さん(55)/行動する姿に応援団も

街頭で訴える伊藤岳候補

街頭で訴える伊藤岳候補

「安倍総理の国じゃない!独裁の国じゃない!安倍政権から立憲主義、民主主義を国民の手に取り戻そう」

連日、早朝や夕方の駅前に立ち、「戦争法廃止の国民連合政府」実現を訴えています。

「先日、自衛隊員の青年から『私の命はアメリカに握られてしまいました。共産党さん、助けてください』という訴えがありました。胸が締めつけられる思いです。何としても戦争法を廃止したい」と力を込めます。

埼玉選挙区で3度目の挑戦。改選される自民、公明、民主3議席のうち、自公の議席を突き崩して必ず当選し、戦争法廃止の野党で過半数を占めようと奮闘しています。

「国民連合政政府」の提案を持って県内の団体、個人と対話を重ねています。「安保関連法に反対するママの会@埼玉」との懇談では、会の母親から「(提案を読んで)号泣しました」と感動を持って受け止められました。戦争法に反対する「オール埼玉総行動」実行委員会との懇談では、弁護士らから「国民連合政府の提案は自分たちがやらなければいけなかったこと。私たちが各団体へ提案の合意を広げる活動をしたい」と積極的な提起がありました。

教師をめざして入った大学で先輩から共産党に誘われました。「教え子を戦場に送らない教師にならないと」という言葉が、祖母の「戦争だけはだめだ」という教えと重なり、入党を決意しました。「いのちの問題」が政治の原点です。

福島原発事故後、ツイッターなどで知り合った仲間と「原発さよならデモ」を各地で取り組んできました。県民の願いを受け止め行動する姿にファンが増加中。自主的な応援団も結成されています。

応援団の発起人の矢野敏夫さん(47)=会社員=は「フェイスブックページを作って情報を広げています。誰でも伊藤さんを知っている状態にしたい。伊藤さんは国会前行動などでよく見かけ、活発に活動している人だと思っていました。国会で活躍してくれる人。ぜひ送り出したい」と期待を寄せています。

 

いとう・がく

1960年埼玉県生まれ。文教大学卒業。2010年、13年参院埼玉選挙区に立候補。現在、党県常任委員、県民運動委員長

(しんぶん赤旗2015年10月26日付より)