4.17オンラインミニ集いwith伊藤岳

日本共産党埼玉県委員会は17日、伊藤岳参院議員を迎えて4回目のオンラインミニ集いを開きました。

伊藤氏は、総務省の幹部官僚が東北新社やNTTから高額接待を受けていた問題について、「接待による政治の私物化はもう終わらせなければならない」と訴えました。

党国会議員団のジェンダー平等委員会LGBT担当である伊藤氏は、ジェンダー平等社会の実現を党綱領に明記したことにふれ、「札幌地裁で『同性婚を認めないのは憲法違反』との判決が出たのは画期的」と強調。「原告らと懇談した際に、あるレズビアンの女性は裁判で『パートナーと一緒にいたい、大切にしたいだけ。なぜそれがダメなのか』と訴えたと聞いた。綱領に明記したのは、ありのままに生きられる当たり前の社会をつくろうという観点だ」と話しました。

視聴者がファクスやメールで質問。「新型コロナに感染し、PCR検査の徹底がコロナ感染抑制の唯一の効果的方法と実感した」との意見が寄せられ、伊藤氏は「特に社会的検査で感染者をいち早く特定し、保護することが大事」と強調しました。

さいたま市/住民寄り添う市政に/前島市長予定候補が訴え

5月のさいたま市長選に挑む、日本共産党も加わる「みんなのさいたま市をつくる会」の前島英男予定候補=新=は2月24日、JR浦和駅西口で宣伝し、決意を語りました。

前島氏は、小学校教員として37年間働いてきたことを語りました。保護者から批判もあった市立学校の児童・生徒約10万人の医療従事者への拍手など、市のトップダウンの教育行政を批判。「今求められているのは、市民に寄り添うあたたかい政治です。一人の市民も取り残さないために、市長選で頑張ります」と訴えました。

埼玉県労働組合連合会(埼労連)の新島善弘議長が応援のマイクを握り、前島氏が埼労連の副議長として、労働者の立場で奮闘してきたことを紹介。「市民の声を市政に反映させるのに、最も適した人です。何としても前島さんを市長に」と呼びかけました。

訴えに足を止める人や、手を振り声援を送る人もいました。