草加市長選・市議選 市民主役の市政前へ/田中市長と党5市議候補全員当選へ共産党全力

田中市長(右端)に国保税引き下げなどの市民要求を届ける(左から)平野、後藤、藤家、斉藤、佐藤の各候補=2014年10月6日、草加市

田中市長(右端)に国保税引き下げなどの市民要求を届ける(左から)平野、後藤、藤家、斉藤、佐藤の各候補=2014年10月6日、草加市

来年のいっせい地方選挙の前哨戦となる埼玉県草加市議選・市長選が19日告示・26日投票で行われます。日本共産党は市議選で5候補全員当選、市長選で田中かずあき氏の再選を勝ち取り、市民がつくり出した市民が主人公の市政の流れを前進させようと全力をあげています。

 

前市長と対決

市長選は、2期目をめざす田中氏(65)=共産支持、自民・公明・民主・社民推薦=と前市長の木下博信氏(49)との一騎打ちが見込まれています。

木下氏は、市長当時、公共工事をめぐって恐喝事件を起こした暴力団との親密な関係が発覚。2010年には、収賄罪で有罪判決を受けた元助役を副市長に復職させようと画策し、市議会から2度の不信任決議を受け、失職。同年の市長選で田中氏に敗れました。また、国民健康保険税や保育料を大幅に引き上げるなど、市民に冷たい市政を行ってきた人物です。

木下氏の陣営は「共産党が応援する市長に任せられない」「田中市長は何もしていない」などのデマを広めて田中氏の追い落としを狙っています。

田中氏を推薦する「草加・市民の市長をつくる会」(労組や民主団体、共産党などで構成)は、デマ攻撃をはね返そうと宣伝、対話に全力。田中市長が実現してきた、中学卒業までの医療費無料化や全小中学校へのエアコン設置などの数々の実績を示し、「フェアでまごころのある田中市政を前進させよう」と訴えています。

 

現有議席必ず

市議選(定数28、2減)で共産党は、平野あつ子(54)、斉藤ゆうじ(36)、佐藤のりかず(29)=以上現=、後藤かえ(36)、藤家あきら(27)=以上新=の5候補が現有議席確保をめざします。

5候補は、日本を海外で戦争する国づくりや消費税10%増税など安倍政権の暴走政治ノーを訴えるとともに、「共産党が全員当選してこそ、市民が主人公の市政の流れをさらに前に進めることができる」と強調。木下前市政と正面から対決し、田中市政の下で市民の運動と結んで県内初の公契約条例を実現するなどしてきた共産党市議団の実績と役割を語り、公約として、国保税1世帯1万円引き下げや、認可保育所のさらなる増設、給付型奨学金制度創設などを掲げて支持を訴えています。(赤旗2014年10月15日付より)

【草加市】ブラック市政許さない 5候補勝利へ決意/市議選19日告示 塩川衆院議員応援

声援に応える(左から)平野、斉藤、後藤、塩川、佐藤、藤家の各氏=2014年10月11日、草加市

声援に応える(左から)平野、斉藤、後藤、塩川、佐藤、藤家の各氏=2014年10月11日、草加市

19日告示、26日投票の埼玉県草加市議選(定数28、2減)と同市長選の勝利へ、日本共産党草加市委員会は11日、塩川鉄也衆院議員を迎えて東武線草加駅前で街頭演説を行いました。

現有議席の確保をめざす、平野あつ子(54)、斉藤ゆうじ(36)、佐藤のりかず(29)=以上現=、後藤かえ(36)、藤家あきら(27)=以上新=の5候補が決意表明。「奨学金制度の創設を」(藤家氏)、「子どもの貧困の連鎖を断ち切る」(後藤氏)、「暮らしと平和を守れの声を草加から」(佐藤氏)、「防災・雨水対策に全力」(斉藤氏)などと訴えました。

平野氏は、田中かずあき市長の再選に全力を挙げている市長選について「4年前に市民が変えた、(前市長の)『ブラックで冷たい市政』から(田中市長の)『フェアで思いやりのある市政』への流れを継続、発展させます」と強調。前市長の陣営が「共産党が応援する市長に任せられない」と反共攻撃を振りまいていることに対し、「暴力団と癒着した前市長と命をかけてたたかってきたのが共産党です。共産党が応援しているからだめだという人は正体が知れます」と反撃しました。

塩川議員は、県内で初めての公契約条例制定など党市議団の実績を強調し、市長選について「共産党が応援する市政は、暴力団との癒着のような反社会的な行為を決して許さない市政だということを示すものです」と語りました。(赤旗2014年10月12日付より)

【草加市】市議選・市長選勝利を/党演説会 安倍「亡国」政治に審判

声援に応える(左から)佐藤、平野、藤家、大門、後藤、斉藤の各氏=2014年9月22日、草加市

声援に応える(左から)佐藤、平野、藤家、大門、後藤、斉藤の各氏=2014年9月22日、草加市

10月19日告示・26日投票の埼玉県草加市議選・市長選の勝利をめざした日本共産党演説会(主催・党市委員会・同後援会)が22日、草加駅前アコスホールで開かれました。

市議選(定数28、2減)で現有5議席の確保をめざしてたたかう、平野あつ子(53)、斉藤ゆうじ(36)、佐藤のりかず(29)=以上現=、後藤かえ(36)、藤家あきら(27)=以上新=の5候補が決意表明しました。

平野市議団長は、市長選で2期目をめざす田中和明市長の支持を表明し「市民が変えた、フェアで思いやりのある市政を継続、発展させるのか、ブラックで冷たい市政に逆戻りさせるのかが問われている」と強調しました。

市長選は、暴力団との癒着や暮らし切り捨ての市政が批判され、前回選挙で敗れた木下博信氏が返り咲きを狙っています。平野氏は「悪政の復活を許さない最大の力は日本共産党の5人が全員当選し、田中市政を継続、発展させること」だと訴えました。

田中市長があいさつし、中学卒業までの医療費無料化や小中学校へのエアコン設置など実現した公約を紹介し「財政が厳しい中でも市民の要望に応えていきたい」と語りました。

大門実紀史参院議員が講演しました。安倍内閣が社会保障制度の解体や憲法無視の集団的自衛権行使容認などの「亡国」政治を進めていると述べ、一つひとつの選挙が暴走政治と正面から対決するたたかいだと指摘。「日本共産党の勝利で安倍内閣を退陣に追い込もう」と訴えました。(赤旗2014年9月24日付より)

【草加市】市民の願い実現市政に/草加市議選 5氏勝利へ決起集会

市議選勝利へ「がんばろう」を三唱する(左から)佐藤、後藤、平野、藤家、斉藤の5候補=草加市

市議選勝利へ「がんばろう」を三唱する(左から)佐藤、後藤、平野、藤家、斉藤の5候補=草加市

埼玉県草加市議選(定数28=2減、10月26日投票)の勝利に向けて、日本共産党市委員会と後援会はこのほど、決起集会を開きました。

現有5議席確保をめざして、平野あつ子(53)、斉藤ゆうじ(36)、佐藤のりかず(29)=以上現=、後藤かえ(36)、藤家あきら(27)=以上新=の5候補が決意表明しました。

市議団長の平野氏は「市民から寄せられる『平和を守って』の声に応えたい。安倍政権の暴走にストップをかけ、来年のいっせい地方選の前哨戦として市議選をたたかい抜きます」と力説。現市政を発展させ、公契約条例の実現や高齢者が集える場所づくり、公園・児童館の充実に力を入れると述べ、「市民が豊かさを実感できる市政にします」と訴えました。

荻原初男県委員長が講演し、集団的自衛権行使や原発再稼働などに反対する「一点共闘」の国民運動が「安倍内閣打倒」の運動へ転化し始めていると指摘し「市議選勝利はたたかいを大きく励ますことになります」と語りました。(赤旗2014年8月19日付より)