埼玉県議選に秋山氏擁立 東7区春日部市

日本共産党埼玉東部北地区委員会は26日、来年4月の埼玉県議選東7区に元春日部市議の秋山文和氏を擁立すると発表しました。

◇東7区(春日部市、定数3)

秋山文和(67)=新=

2014年4月まで春日部市議8期31年。05年市長選、14年衆院選埼玉13区に立候補。現在、党市委員長、党地区常任委員

 

暮らしまもる議席を
埼玉県議選 秋山氏が決意

決意を語る秋山氏=2014年12月26日、春日部市

決意を語る秋山氏=2014年12月26日、春日部市

来年4月の埼玉県議選東7区(春日部市、定数3)に立候補を表明した日本共産党の秋山文和氏(67)=新=は26日の記者会見で、県民の暮らし・福祉・平和を守る議席を勝ち取る決意を語りました。

県政について「国の悪政そのままに福祉切り捨て、教育現場への政治介入を行っている」と指摘し、自民党型の政治をただす共産党の議席が伸びる必要性を強調しました。

人口当たりの医師・看護師数が全国最低水準の埼玉県の医療体制を克服し、市立病院を支援・充実させることや、農業振興などによる市の活性化、春日部駅の橋上化による東西自由通路整備を掲げました。

秋山氏は今月の衆院選で埼玉13区(春日部市など)に立候補し、健闘。県議選の勝利へ「可能性が開けてきた」と、2003年以降失っている同区の共産党の県議奪還へ意気込みを語りました。

秋山氏の擁立で、共産党の立候補者数は総定数93(1減)に対して10人(現2、新8)になります。(赤旗2014年12月27日付より)

県議選区割り案 県議会に提出

来年の埼玉県議選の議員定数や選挙区割りの改定案は、19日開会した県議会に議員提出される予定です。

改定案を検討する協議会(自民9人、民主3人、公明、刷新の会各2人、共産1人)は12日に設置され、日本共産党は、定数94を維持し、1票の格差を2倍未満に抑え、市が分断されている選挙区や飛び地選挙区の解消、さいたま市の10区ごとになっている選挙区を衆院小選挙区に合わせて3選挙区に統合するなどの案を提出しました。

自民党は、限定数維持、分断区の解消などを内容にした案を提出しました。(赤旗2014年9月20日付より)