埼玉県宮代町議会は12日、「憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認に反対する意見書」を日本共産党などの賛成多数で可決しました。
意見書は「集団的自衛権は文字通り憲法9条違反」とし、「『海外での武力行使』への憲法上の『歯止め』を外すということ」だと指摘しています。また、安倍政権が狙う憲法解釈の変更について「立憲主義を否定するもの」と批判し、▽集団的自衛権に関するこれまでの政府見解を堅持する▽憲法9条を守り、生かす―ことを国に求めています。
県内では、ときがわ町議会が3日、「集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないよう求める意見書」を賛成多数で可決しています。(赤旗2014年6月17日付より)