埼玉・春日部市 現有6守る 共産党攻撃はね返す

全員当選を喜ぶ(左から)坂巻、並木、大野、卯月、松本の6氏=2014年4月21日未明、春日部市

全員当選を喜ぶ(左から)坂巻、並木、大野、卯月、松本の6氏=2014年4月21日未明、春日部市

20日投開票された埼玉県春日部市議選(定数32、立候補42人)で、日本共産党は、卯月武彦(51)、松本浩一(62)、大野とし子(57)、今尾安徳(48)=以上現=、並木敏恵(53)=元=、坂巻勝則(57)=新=の6氏が全員当選し、現有議席を確保しました。

共産党の得票は、1万1980票(得票率15.72%)で、前回(1万1544票、14.64%)を上回りました。公明、民主、社民各党は得票を減らし、元民主党の市議・県議で今回、みんなの党から立候補した元市議は落選しました。

市議選では、市長を先頭に「共産党は多すぎる」などの攻撃が加えられましたが、消費税増税など安倍政権が暴走する中で、「暮らしを守る市政を実現してほしい」という市民の願いに応えられるのは共産党だけだと反撃。市の120億円の基金を活用するなど財源を示しながら、国民健康保険税の引き下げや小中学校へのエアコン設置、「春バス」の運行改善、春日部駅の東西自由通路整備などを公約に掲げて支持を広げました。(赤旗2014年4月22日付より)

4/20 春日部市議選結果

春日部市議会議員選挙 選挙結果
2014年4月13日告示・20日投票
定数32 立候補42人

うづき武彦

うづき武彦(51)現

1,441票 27位
松本ひろかず

 松本ひろかず(62)現

2,128票 15位
大野とし子

大野とし子(57)現

1,839票 19位
今尾やすのり

今尾やすのり(48)現

1,383票 30位
坂巻かつのり

坂巻かつのり(57)新

1,388票 29位
  並木としえ

並木としえ(53)元

3,801票 1位

総投票数 77,345  投票率 39.88%
得票率 15.71% 議席占有率 18.75%

春日部市議選あす投票 共産党全員当選へ全力

国保税引き下げよう

うづき武彦候補

うづき武彦候補

松本ひろかず候補

松本ひろかず候補

大野とし子候補

大野とし子候補

今尾やすのり候補

今尾やすのり候補

坂巻かつのり候補

坂巻かつのり候補

並木としえ候補

並木としえ候補

埼玉県春日部市議選(定数32、立候補42人)では、うづき武彦(51)、松本ひろかず(62)、大野とし子(57)、今尾やすのり(48)=以上現=、並木としえ(53)=元=、坂巻かつのり(57)=新=の6候補が全員当選に向けて全力をあげています。

共産党は、120億円ある市の基金を活用し、国民健康保険税の引き下げや小中学校のエアコン設置などを公約。市民からは、公約への期待とともに、消費税増税や年金削減など安倍暴走政治への怒りの声が寄せられています。

10人はみ出しの多数激戦の中、共産党が論戦をリードしていることに他陣営は危機感を強め、「共産党大丈夫論」を振りまき、党の提案に「いい加減だ」「実績横取り」と攻撃を強めています。

共産党は「期待と共感を支持に結びつけ、勝利するには最後までの頑張りにかかっている」として、宣伝、対話・支持拡大に全力をあげています。(赤旗2014年4月19日付より)

春日部市議選告示 国保税の引き下げを 6候補訴え

うづき武彦候補

うづき武彦候補

松本ひろかず候補

松本ひろかず候補

大野とし子候補

大野とし子候補

今尾やすのり候補

今尾やすのり候補

坂巻かつのり候補

坂巻かつのり候補

並木としえ候補

並木としえ候補

 

埼玉県春日部市議選(定数32、立候補42人)は、うづき武彦(51)、松本ひろかず(62)、大野とし子(57)、今尾やすのり(48)=以上現=、並木としえ(53)=元=、坂巻かつのり(57)=新=の6候補が13日、大門実紀史参院議員、村岡正嗣県議の応援を受けて第一声をあげました。

ほかに、公明6人、民主1人、みんな1人、社民1人、無所属27人が立候補し、10人はみ出しの多数激戦となりました。

共産党6候補は、120億円ある市の基金を活用し、国民健康保険税の引き下げや小中学校のエアコン設置、温水の市民プール建設、「春バス」(市内循環バス)の改善などを公約として訴えました。

大門氏は「悪政を食い止め、市民の暮らしを守る役割を果たせるよう、引き続き6人の共産党議員を議会に送り出してください」と語りました。

市議選は、保守系候補を応援した市長が「共産党を増やしてはならない」と攻撃するなど、激しさを増しています。(赤旗2014年4月15日付より)

埼玉・春日部市議選13日告示 120億円基金、暮らしへ

埼玉県春日部市議選(13日告示、20日投票、定数32)で、日本共産党は、うづき武彦(51)、松本ひろかず(62)、大野とし子(57)、今尾やすのり(48)=以上現=、並木としえ(53)=元=、坂巻かつのり(57)=新=の6候補が立候補し、現有議席の確保をめざします。

共産6、公明6、民主1、社民1、みんな1、維新1、無所属27の合計43人が立候補し、11人がはみ出す多数激戦となる見込み。新人が、立候補予定者の4割(18人)を占め、朝夕の駅頭宣伝など活発に動いています。

うづき武彦候補

うづき武彦候補

松本ひろかず候補

松本ひろかず候補

大野とし子候補

大野とし子候補

今尾やすのり候補

今尾やすのり候補

並木としえ候補

並木としえ候補

坂巻かつのり候補

坂巻かつのり候補

安倍自公政権は、秘密保護法や消費税増税を強行し、憲法違反の集団的自衛権の行使容認に踏み出そうとしています。多くの市民が不安を高めています。

共産党市議団は、市民の不安に応えて、安倍政権の暴走政治に歯止めをかけるため、市議会に、集団的自衛権の行使容認反対、TPP交渉の参加中止などの意見書提出を提案するなど、議会内外で奮闘しています。

国の悪政が市民の暮らしを直撃している中、身近な市政が暮らしを守る“防波堤”としての役割をしっかり果たすことがますます求められています。

ところが現在の市政は、負担増、市民サービス切り捨てを次々と実施し、この4年間だけでも、保育料の月1万円値上げや障害者のタクシー券削減、市民プール廃止などを行ってきました。自民系会派や公明党などは、負担増の市長提案に賛成しています。

石川良三市長は、市民に「財政難だから」と言い訳しています。しかし、市財政は黒字で、2012年度は52億円も使い残しました。市がため込んだ「基金」は全体で120億円にのぼります。

共産党市議団は、市政の負担増、福祉切り捨てにきっぱり反対を主張。予算修正案など議案提出権を活用して積極的に提案し、市民の運動と共同して要求を実現してきました。たとえば、子ども医療費無料化制度は昨年、中学卒業まで拡大させました。市立病院の小児科・産科を再開させ、市長が後ろ向きだった同病院の建て替えも決断させて15年度に完成予定です。

市議選で、共産党は、ため込まれた財源を活用すれば市民要求を実現できると語り、▽国民健康保険税の1人1万円引き下げ▽小中学校へのエアコン設置▽市民プール建設▽春日部駅の東西自由通路整備―などを公約に掲げています。

告示日を前に、他陣営から「共産党は大丈夫」「共産党6人は多過ぎる」などの攻撃も強まっています。共産党と後援会は、「かつてない激戦を勝ち抜くため、他陣営を圧倒する宣伝、対話・支持拡大に取り組もう」と奮起を呼びかけています。(赤旗2014年4月10日付より)