埼玉/入間市議選で3議席確保/市庁舎建て替え見直し、コロナ対策強化を

埼玉県入間市議選(定数22)が3月7日告示(14日投票)されます。日本共産党は安道よし子(64)、小出わたる(58)、佐藤ただし(61)=いずれも現=の各候補の当選で3議席確保を目指します。28人が立候補見込み。

党市議団は、市にコロナ対策強化をくり返し求め、水道料基本料金の2カ月間半額や、国民健康保険税の減免、子育て世帯への支援金、小規模事業者への追加支援事業などの実施に力を尽くしてきました。また、市民とともに小中学校の普通教室へのエアコン設置や、中学校卒業までの子ども医療費無料化を実現してきました。

入間市は、コロナ禍にもかかわらず、巨額を投じる市庁舎建て替えを推進。避難所でもある小中学校や公民館に加え、保育所などの公共施設の統廃合計画も進めています。

共産党は、高すぎる国保税・介護保険料の引き下げや、子どもの国保税均等割の廃止、18歳までの子ども医療費無料化、小中学校の給食費無料化、市内循環バスの拡充、災害対策強化などを公約に掲げています。

また、新型コロナワクチンの徹底的な情報公開や、自治体・病院への支援強化、PCR検査の幅広い実施、中小・小規模事業者への営業実態にみあった補償を国に求めます。

小出わたる市議

佐藤ただし市議

安道よし子市議

埼玉・入間/党演説会開く/塩川氏 「共産党躍進を」

埼玉県の日本共産党入間市委員会は2月21日、入間市議選(3月7日告示、14日投票)に向け、市内で塩川鉄也衆院議員を迎えた演説会を開きました。神田三春衆院埼玉9区予定候補、安道よし子、小出わたる、佐藤ただしの各市議も訴えました。

塩川氏は、共産党への信頼が高まり、国会では野党共闘が前進していると強調し、「10月までには総選挙が必ず行われる。共産党が比例代表で躍進してこそ政権交代が実現できる」と訴えました。

神田氏は「菅政権はコロナ禍でも軍事費を増やす一方で、消費税を下げようとしない。歪んだ政治を変えよう」と呼びかけました。

安道氏は、コロナ禍の中、市庁舎建て替えに巨額を投じる市政を批判しました。

小出氏は「公立小中学校の普通教室へのエアコン設置が実現した。特別教室や体育館への設置を目指す」と強調しました。

佐藤氏は「市の災害対策は不十分だ。災害に強い入間市にするため頑張っていく」と力を込めました。

参加した秋郷博美さんは「国会で野党共闘が進んでいると聞いて、選挙に向けたエネルギーをもらえた」と話しました。

左から塩川衆院議員、佐藤市議、小出市議、安道市議、神田埼玉9区予定候補