戦争法案ノーは柴田候補だけ/埼玉知事選あす投票 期待の声次々

埼玉県知事選投票(9日)が3日後に迫った6日夕、柴田やすひこ候補(62)の勝利をめざす「民主県政の会」が日本共産党の市田忠義副委員長を迎えて川口市のJR川口駅前で開いた街頭演説は、「戦争法案ノーは柴田候補だけ」との訴えに大きな拍手と声援が上がりました。

声援をうける柴田やすひこ候補(右)と市田忠義副委員長=2015年8月6日、川口市

声援をうける柴田やすひこ候補(右)と市田忠義副委員長=2015年8月6日、川口市

憲法を暮らし・政治に生かす

6日のJR川口駅前(川口市)街頭演説での柴田やすひこ候補の訴え(要旨)を紹介します。

 

川口駅前 柴田氏の訴え

「戦争法案ノー、若者を戦場に送らない」との思いで、全力でたたかい抜いてきました。だんだん支持が広がっているなか、一回り、二回りと支持を広げていただき、知事に押し上げてください。

知事選の最大の争点は、安倍政権がごり押しする戦争法案を廃案に追い込めるかどうかです。参議院での審議がヤマ場を迎えるなかで、知事選の投票日を迎えます。戦争法案反対の声を集め、知事選を勝ち抜こうではありませんか。

戦後70年たって、憲法が最大の危機を迎えています。この知事選でその危機を突破し、むしろ、憲法に書かれていることを具体的な暮らしのなかに、政治のなかに、きちんと根付かせ、生かす県政を進めてまいります。

戦争と社会保障、福祉は両立しません。70年間、みんなの力で保ち続けた平和ブランドが崩されようとしており、全国、世界が注目しています。

そんななかで、埼玉県民は1票を行使することができます。「戦争はいやだ」と思う人は、自民党も公明党のみなさんも投票に行こうではありませんか。9日は、「戦争法案ノー」の大きな声を集めて、私を第60代の知事に就任させてください。

(しんぶん赤旗2015年8月8日付より)

埼玉知事選 柴田候補へ党派超え/9日投票 戦争法案ノー・暮らし守る

最終盤の知事選で訴える、柴田やすひこ候補(右)と市田忠義副委員長=2015年8月6日、川口市

最終盤の知事選で訴える、柴田やすひこ候補(右)と市田忠義副委員長=2015年8月6日、川口市

市田氏訴え

最終盤を迎えた埼玉県知事選(9日投票)で、日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員は6日、川口市のJR川口駅東口前で街頭演説し、「民主県政の会」の柴田やすひこ候補(62)=無所属新、日本共産党推薦=への党派を超えた支持を呼びかけました。

市田氏は、戦争法案について詳しく解明。この日が、広島に原爆が投下されてから70年にあたることを語り、先の戦争の痛苦の教訓に立って二度と戦争をしないと誓ったのが憲法9条だとして「憲法9条を真っ向から踏みにじる戦争法案は絶対に許すわけにはいかない」と訴えました。

そのうえで、国の悪政から県民の命とくらしを守る防波堤となるのが自治体の役割だと強調。集団的自衛権を容認し憲法改悪を主張する現職と自民推薦の元官僚では、県民の願いは託せないと批判。「戦争法案ノー」「県民のくらしを守る県政への転換」を訴える柴田さんこそ、県民の代表にふさわしいと主張しました。仙台市議選で共産党が7000票伸ばし、7人全員が当選したことに、新聞も「安保法案、自民に逆風」と報じたことを紹介し「柴田さんの勝利で、こんどは埼玉ショックを起こそう」とよびかけました。

駅前のデッキには「教え子を再び戦場に送らない」と書かれた横断幕がかかげられ、柴田候補に「がんばれー」と声援が飛びました。柴田候補は「戦争法案ノー、若者を戦場に送らないという思いで全力でたたかい抜いてきました。投票日まであと3日。みなさんの思いを大きく広げて押し上げてください」と力強く訴えました。

(しんぶん赤旗2015年8月7日付より)

県議8議席以上誓う 埼玉党・後援会が決起集会

いっせい地方選の勝利に向け「頑張ろう」と唱和する参加者=2015年1月11日、さいたま市

いっせい地方選の勝利に向け「頑張ろう」と唱和する参加者=2015年1月11日、さいたま市

市田氏が訴え

さいたま市で11日、日本共産党の市田忠義副委員長を招いて、「いっせい地方選勝利めざす日本共産党・党後援会 全県総決起集会」が開かれました。参院選や総選挙の躍進に続き、「県議選で現有2議席から8議席以上の確保、政令市10行政区の11人と一般市・町議選での全員当選」を誓い合いました。

埼玉会館大ホールは開会までに埋まり、ロビーに設置した大型モニターに幾重にも人垣ができて見守るなか、91人(11日現在、最終的には約100人)の候補者が紹介されると、会場は党躍進の熱気に包まれました。

市田氏は、総選挙での共産党躍進が、党と国民の関係に「巨大な変化」を生み出したことを詳しく紹介。マスコミが「圧勝」と報じた自民が4議席減だったのに対して、得票数、率、議席とも前進したのは共産党だけだったことをあげ「躍進したのは共産党。本格的な自共対決時代の到来」と強調しました。

全党の奮闘のなかで、得票目標など掲げた目標をすべて達成したのが埼玉県だったことを紹介し敬意を表明した市田氏。いっせい地方選前半戦まで3カ月に迫ったもとで、①地方自治体の今後を左右する②安倍暴走政治ストップ③第3の躍進を本格的流れにするとの意義を強調し、「総選挙が切り開いた新しい可能性をくみつくして、風頼みではなく、やるべきことをやり切って必ず勝利しよう」と呼びかけました。

総選挙で初当選した梅村さえこ衆院議員は「北関東の比例4候補、小選挙区32候補はじめ、みなさんの努力で勝ち取った2議席で頑張ります」と語り、塩川鉄也衆院議員も「本格的な自共対決の時代に入り、新しい政治の流れがここにあることを示します」と語ると会場は大きな拍手で応えました。(赤旗2015年1月12日付より)

熱気 党演説会/埼玉・新座市 市田氏迎え

声援に応える市田副委員長と、いっせい地方選候補、伊藤氏=2014年7月20日、新座市

声援に応える市田副委員長と、いっせい地方選候補、伊藤氏=2014年7月20日、新座市

日本共産党埼玉西部東地区委員会は20日、市田忠義副委員長・参院議員を迎え新座市民会館で演説会を開きました。開場は参加者でいっぱいになりました。

市田氏は、集団的自衛権の行使容認や消費税増税、原発再稼働などを推し進める安倍政権の暴走政治を「見通しも持たない、あとは野となれ山となれという暴走」と批判。「日本共産党は亡国の政治と対決し、日本の未来と国民に責任を負う新しい政治への展望を示し、みなさんと力を合わせて安倍内閣打倒に全力をあげます」と語りました。

市田氏は、日本共産党が、日本の前途を指し示す確かな綱領を持っていること、92年間、国民の立場で頑張り抜いてきた不屈の党であること、自主独立の草の根の組織を持っていることなどの特徴を挙げ「日本が戦争か平和かの岐路に立つなか、入党して一緒にたたかいましょう」と呼びかけました。

来年のいっせい地方選に挑む石島よう子県議候補(南18区=新座市、定数2)、和光、ふじみ野の両市と三芳町の各議員候補が決意表明し、伊藤岳参院埼玉選挙区候補があいさつしました。

和光市の学童指導員の男性(52)は「反動政治が強まり不安でしたが、講演を聞き、安倍政権を追い込んでいるのは国民だということに確信が持てました。あきらめずに頑張りたい」と話しました。(赤旗2014年7月21日付より)