上尾 5人当選2議席増/市議選 戦争法廃止の訴えに共感

当選を喜ぶ(右2人目から)糟谷、池田、新藤、平田、秋山の5氏=2015年12月6日、上尾市

当選を喜ぶ(右2人目から)糟谷、池田、新藤、平田、秋山の5氏=2015年12月6日、上尾市

6日投開票された埼玉県上尾市議選で、日本共産党は、糟谷珠紀(41)、秋山もえ(39)、平田通子(59)=以上現=、新藤孝子(60)、池田達生(68)=以上新=の5人が全員当選し、2議席増を果たしました。

共産党の得票合計は1万1556票(得票率17.42%)で、投票率が約4ポイント下がる中、前回比2136票増やし得票率も4.11ポイント伸ばしました。政党で得票数・率とも伸ばしたのは共産党だけでした。

共産党は「戦争法廃止の声を上尾から上げよう。平和の願いを5候補に託してください」と宣伝・対話に奮闘しました。

政策ビラを見た市民から戦争法についての質問が電話であり、丁寧に答えると「まだ少し疑問もあるが今回は家族みんなで共産党に入れる」と支持を約束。戦争法廃止の政策への支持と共感が、幅広い市民の中に広がりました。

これに対し、自民党や公明党は「戦争法と言うが戦争を抑止するものだ」などと反論を試みましたが、自民党の応援を受けた無所属候補や公明党候補は得票を減らしました。

共産党の市政政策への支持も広がりました。40億円の市のため込み金など財政の裏付けを示しながら、国民健康保険税の引き下げや介護保険の負担軽減などを提案。「共産党の議席が増えれば市民の願いを実現する大きな力になります」と訴えました。

(しんぶん赤旗2015年12月8日付より)

市民要求届ける5議席/埼玉・上尾市議選 梅村議員が応援

声援に応える(左から)梅村衆院議員と秋山もえ、新藤たか子、平田みち子、池田たつお、かすや珠紀の5候補=2015年11月30日、上尾市

声援に応える(左から)梅村衆院議員と秋山もえ、新藤たか子、平田みち子、池田たつお、かすや珠紀の5候補=2015年11月30日、上尾市

埼玉県上尾市議選(12月6日投票)で、5候補全員当選と2議席増をめざす日本共産党は30日、JR上尾駅前で梅村さえこ衆院議員を迎えた街頭演説を行いました。かすや珠紀(41)、秋山もえ(39)、平田みち子(59)=以上現=、新藤たか子(60)、池田たつお(68)=以上新=の5候補がそろって訴えました。

5候補はそれぞれ、「消費税増税で暮らしは大変に。保育所を増やし、在宅での子育てもサポートします」(かすや)、「安倍独裁政治による戦争法強行は許せません。何としても廃止させます」(秋山)、「共産党と市民の運動で水道料金を値下げできました。5人の市議団で今度は国民健康保険税引き下げを」(平田)、「戦争法廃止、介護保険をよくしてほしいという願いに応えて頑張ります」(新藤)、「市には40億円のため込み金があり、市民要望に十分応えられます。5人の市議団のパワーで要求実現をさらに」(池田)と訴えました。

梅村氏は「負担増、市民サービスカットをする市政に共産党5人の勝利で審判を。上尾から戦争法廃止・国民連合政府実現のうねりを起こしましょう」と語りました。

市議選は定数30に対し、共産5、公明5、民主3、無所属20の計33人が立候補し、少数激戦の様相です。各陣営の告示第一声では、自民や公明、民主党の国会議員や県議らが続々と応援。公明党の国会議員は「(戦争法は)戦争を抑止するためのもの。共産党は戦争になると言っているが脅しだ」と反共攻撃に躍起になっています。

共産党と後援会は、市内くまなく政策を訴え、対話・支持拡大目標をやりきって全員当選を勝ちとろうと全力をあげています。

(しんぶん赤旗2015年12月1日付より)

【動画】11/30 日本共産党街頭演説(上尾駅西口)

埼玉県上尾市議選(12月6日投票)で5候補全員当選と2議席増をめざす日本共産党は30日、JR上尾駅前で梅村さえこ衆院議員を迎えた街頭演説を行いました。

 

かすや珠紀候補

 

秋山もえ候補

 

平田みち子候補

 

新藤たか子候補

 

池田たつお候補

 

梅村さえこ衆院議員

保育園ふやして@2014 埼玉・上尾 無認可は園庭もなく

埼玉県上尾市で認可保育所に入れず、不承諾となった保護者が25日、行政不服審査法に基づく審査請求書3通を市に提出し「認可保育所を増やしてほしい」と訴えました。

同市では、4月からの認可保育所入所の1次・2次選考に合計815件の申し込みがあり、うち225件が不承諾となっています。

1歳の男児を育てる女性(40)は、市内の認可保育所には入れず、4月からさいたま市の無認可施設への入所が決まったといいます。「そこは、職員11人のうち保育士資格があるのは6人だけで不安。無認可施設は保育料が高いのに園庭もなく、食事なども認可保育所とは全然違う。住んでいる地域にせめて1カ所でも認可保育所を増やしてほしい」と話しました。

同行した日本共産党の平田通子市議は、市は毎年1カ所ずつ認可保育所を増やしてはいますが、不承諾数は毎年200人を超え、1才児は2人に1人が不承諾となっています。まだまだ足りていないのが現状です。もっと大幅な増設が求められています」と指摘しました。(赤旗2014年3月26日付より)