2015年1月5日、日本共産党旗びらきでの志位和夫委員長のあいさつ
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最後まで支持広げ、必ず議席増を/さいたま 志位委員長が訴え
総選挙投票日まで1週間余となった6日、日本共産党の志位和夫委員長は、埼玉・大宮駅前で街頭演説し、「最後の最後まで日本共産党の支持を広げに広げ、北関東ブロックでの議席増を必ず実現させてください」とつめかけた多くの有権者に訴えました。
塩川鉄也、梅村さえこの両比例候補も訴えました。
大宮では、デパートの歩道、2階デッキ、少し離れた歩道橋まで聴衆でぎっしり。演説が終わるまで人垣が増え続けました。駅前コンコースでは、宣伝カーが見えない市でも聴衆が耳を傾け、通行人が「官邸前の集会みたいだな」と驚きの声を上げました。
志位氏は、消費税増税、「アベノミクス」、「海外で戦争する国」づくり、原発再稼働、沖縄の米軍新基地建設という安倍政権の暴走にたいする日本の政治の「五つの転換」について訴えました。
仲井真氏の暴挙 「自民党よ、恥を知れ」
この中で志位氏は沖縄の米軍新基地建設の問題にふれ、翁長雄志氏が圧勝した県知事選の結果を踏みにじり、新基地建設を「粛々」と進めようとしている安倍政権の姿勢を厳しく批判。駅前を占めた聴衆のあちこちから「許されなーい」の声が返りました。
「問われているのは、沖縄の問題にとどまりません。日本の民主主義が問われています」と力を込めた志位氏に、聴衆は「そうだ」の声と拍手で応じました。
県民の審判が下されたにもかかわらず、仲井真知事は5日、防衛省沖縄防衛局が申請していた新基地建設のための埋め立て工事の変更申請の一部を承認しました。
志位氏は「許しがたい暴挙ではありませんか。こんな人物を推薦した自民党は恥を知れ、と私はいいたい」と批判。「沖縄では四つの選挙区すべてで県知事選挙の共同の枠組みを大切にし、選挙がたたわれています。4選挙区すべてで勝利し、県民を裏切った自民党を1人残らず落としたい。沖縄のたたかいに連帯し、全国で『新基地建設許すな』の審判を下そうではありませんか」と呼びかけました。
聴衆から「よーし」「そうだ」の声が上がりました。
「最後の瞬間まで全国の躍進の先頭に立って奮闘する決意です」と演説を終えた志位氏に、「共産党、共産党」とコールが上がり、拍手が鳴り止みませんでした。(赤旗2014年12月7日付より)