●さいたま市南区 市長選と総選挙勝利へ集い 梅村衆院議員と前島市長候補が訴え

声援に応える梅村(右)、守谷(左)の両氏=4日、さいたま市

さいたま市南区の日本共産党と後援会は4曰、5月7日告示(21曰投票)の市長選勝利と次期総選挙で野党共闘の勝利と共産党の躍進をめざし、つどいを開きました。

梅村さえこ衆院議員(衆院北関東比例・埼15区候補)が国会情勢を報告し、「共謀罪」や南スーダンへの自衛隊派遣問題、大阪の学校法人「森友学園」への国有地払い下げ疑惑など、安倍政権の暴走と共産党の論戦を紹介。「安倍政権を倒すために、この15区でも自民党に議席を取らせるわけにはいかない。比例での共産党の躍進とともに、南区から政治を変えていきましょう」と呼びかけました。

「みんなのさいたま市をつくる会」の前島ひでお市長候補も駆ぴ付け、決意表明。ビックイベント優先の清水勇人市政を批判し「税金を市民のために使う『あつたか市政』の実現へ、先頭に立って頑張ります」と訴えました。

共産党の守谷千津子市議もあいさつしました。

最近、南区に引っ越してきたという女性(85)は「共産党は国会で、追及すべきところを徹底的にやっている。さらに市民の声を届けてもらうために、総選挙で頑張りたい」と語りました。

(「しんぶん赤旗」3月10日付より)

 

●ホームドア「国が指導を」 総務委員会で梅村衆院議員 視覚障害者事故を受け

日本共産党の梅村さえこ議員は2月21日の衆院総務委員会で、JR京浜東北線蕨駅(埼玉県蕨市)での視覚障害者の転落死亡事故(1月14日)を受け、再発防止策を求めました。

梅村氏は、視覚障害者の鉄道駅での転落や車両との接触による死亡事故が、2016年度はすでに3件発生し、10年度以降最多だとして、相次ぐ事故への認識を質問。国交省の潮崎俊也技術審議官は「また発生してしまったことはその通り」としつつ、「1日当たりの乗降客数が10万人以上の駅のうち(ホームドアを)整備可能な駅は2020年までに整備を行う」「それまでの間、駅員による誘導案内等も強化ずる」と答弁しました。

梅村氏は毎年2千から3千件ものホーム転落発生は公共交通機関としてあるまじき状況であり11年度に国が示した乗降客数10万人以上の駅でのホームドア優先設置方針に対し、設置ずみは3割にとどまっていると指摘。交通政策基本計画によるホ一ムドア800駅設置目標を抜本的し見直し、事業者に義務付けるとともに「事業者任せではなく、国が点検・指導していくべきだ」と求めました。同審議官は「より積極的な取り組みを促していきたい」と述べました。

梅村氏は、ホームドア整備での地方自治体の役割に言及。高市早苗総務相は「バリアフリー法の趣旨も踏まえ、地方財政措置もあるので、地方自治体で地域の実情にあわせて適切な対応が行われるよう支援していく」と応じました。

(「しんぶん赤旗」3月7日付より)

●埼玉蕨駅 ホームドア設置を急げ 障害者転落事故死 梅村氏が調査

転落事故の起きたホームを調査する梅村議員=14日、埼玉県蕨市

埼玉県蕨(わらび)市のJR京浜東北線蕨駅で、14日午前7時すぎに、盲導犬を連れた男性がホームから転落し、電車に接触して死亡した事故を受けて、日本共産党の梅村さえこ衆院議員は同日午後、党市議団とともに現場を調査しました。

状況を説明した駅助役などによると、男性は、階段でホームが狭くなっている場所から転落。平日午前7時半~8時半にはホームに係員を配備しているものの、14日は土曜日で係員がいない状態でした。

梅村氏は、JRが2020年度までに整備をめざすとしている転落防止のホームドアについて「一日も早く整備を」と要望し、安全対策の人員を強化するなど事故の再発防止を求めました。

(「しんぶん赤旗」1月16日付より)

●成人式宣伝 希望ひらく政治一緒に 梅村氏アンケートで対話

シールアンケートで新成人と対話する梅村(肥田力2人目)平川氏(その右)両氏=9日、埼玉県川口市

日本共産党の梅村さえこ衆院議員は9日、埼玉県川口市のJR川口駅前で、地元の共産党や民主青年同盟、消費税をなくす埼玉の会とともに新成人に向けた宣伝を行いました。平川みちや衆院埼玉2区予定候補、村岡正嗣県議、川口市議団も参加しました。

梅村氏は、雨が降る中、スーツや振り袖を着て成人式会場に向かう新成人の青年たちに「成人おめでとうございます」と呼びかけながら、給付制奨学金の創設や学費の値下げなど、共産党の政策を紹介。「みなさんと一緒に希望を開く政治を実現します」と訴えました。

梅村氏らは、安倍政権の政策の是非や実現してほしい政策などを問うシールアンケートで新成人と対話。年金カット法について「支持しない」にシールを貼った男性は「年金で生活している人がいるのに、減らすのはよくない」と話しました。

カジノ解禁を「支持しない」にシールを貼った、工場で働く男性は「治安が悪くなりそうだし、依存症で悲しむ人が増えそうだから反対」と語りました。

●2017年衆院議員に聞く 私の決意 梅村さえこさん

【梅村氏の略歴】立命館大学卒。消費税をなくす全国の会事務局長などを歴任し、2014年衆院選の比例北関東ブロックで初当選。党准中央委員、書記局員

公正な税制実現へ頑張る

昨年は衆院北海道5区補選の応援や、夏の参院選での群馬、栃木の野党統一候補勝利のたたかいに参加する中で、歴史がぐんぐん前に動いていることを、身をもって実感した1年でした。

私自身、初めて経験する他党議員や連合、これまでご一緒したことのない個人や団体との宣伝行動との宣伝行動などは、政治家として一段と成長が求められる一瞬、一瞬でした。そして、その経験と燃えるような市民の安倍政権打倒の願いの渦が、埼玉15区でたたかう決意をさせてくれました。

参院選後も、栃木では県知事選で、知事候補の小林年治・共産党県委員長を社民党と新社会党が推薦、緑の党が支持し、「放射線指定廃棄物処分場」計画のある塩谷町では小林さんが30%の票を得る大健闘をしました。

知事選の応援に行くと、他の野党や市民団体の方が「参院選で、共産党は野党共闘のために誠実に頑張ってくれた」「災害やLRT(次世代型路面電車)問題を国会で追及してくれた」と訴えておられ、感動しました。

国会では昨年2月の予算員会で、政府が消費税を10%増税を17年4月から実施しようとしていたことを追及し、「消費税をなくす会」で27年間運動を続けてきた思いの丈をぶつけて、増税中止を求めました。安倍政権の2度にわたる増税延期は行き詰まりを示すものです。同時に19年10月からの10%引き上げを可決したことは許せません。

消費税に頼らない公正な税制の実現へ頑張ります。

一昨年の茨木県や栃木県の豪雨災害を繰り返し国会で追及し、住民のみなさんとともに国や自治体と交渉し、支援策が一部実現しました。しかし、いまだ苦しみが続いており、解決へ引き続き力を注ぎます。

臨時国会終盤のカジノ解禁推進法の強行など目の当たりにし、安倍政権は倒すしかないとの思いをますます強くして新年を迎えました。2017年を新しい歴史の扉を開く年にするため、全力で頑張ります。

(「しんぶん赤旗」1月8日付より)