埼玉県川越市の日本共産党市委員会と後援会は24日、市内で、4月のいっせい地方選勝利に向けた決起集会を開きました。党は県議選(定数4)に市議5期20年の本山修一(66)候補=新=を立て、議席奪還をめざし、市議選(定数36)は川口ともこ(41)、かきた有一(41)、こんの英子(38)=以上現=、池浜あけみ(55)、長田まさき(31)=以上新=の5候補当選で1議席増をめざします。
安倍政権の暴走政治ストップへの決意を表明した本山氏は、国民健康保険税の引き下げや道路整備、渋滞対策の推進、中核市・川越市への県からの権限移譲に伴う財源の確保など公約を語り、共産党の躍進を訴えました。
各市議候補は、切実な市民要求の実現へ全力をあげる決意を表明。市民の負担軽減や子育て支援施策の充実などさまざまな提案、実現してきた市議団の実績を語り、「5議席になればさらに多くの提案ができる」と訴えました。
塩川鉄也衆院議員が講演し、県議選について、共産党県議団が2議席、3議席でも被災者支援対策を拡充させるなど大きな力を発揮したことや、議案提案権を持っていたときには、それを生かすことで中小企業振興基本条例の成立を導いたことを紹介。「本山さんを県議会に送り出すことで8議席以上の議員団を実現し、議案提案権の獲得を」と訴えました。(赤旗2015年1月28日付より)