曲技飛行の中止 平和委など声明

埼玉県平和委員会と自衛隊の事故を風化させない5市(狭山、入間、所沢、飯能、日高)連絡会は1月30日、29日に宮城県沖の太平洋上空で起きた航空自衛隊の曲技飛行チーム(ブルーインパルス)の接触事故を受けて、飛行中止を求める声明を発表しました。

埼玉県の航空自衛隊入間基地では毎年11月の「入間基地航空祭」でブルーインパルスによるアクロバティック飛行が行われます。2012年には飛行中にバードストライク(鳥との衝突)を起こしたことなどから、5市連絡会は危険性を指摘し、繰り返し飛行中止を求めてきました。

声明は、今回の事故について、機体の一部損傷でけが人はいなかったが、重大事故につながる危険をはらんでおり、市街地上空で事故を起こせば「計り知れない被害になることは明らかだ」と批判しています。(赤旗2014年2月)