労組攻撃屈しない 埼玉・吉川 労働者支援で集会

産廃業者のヤマエンタープライズ(埼玉県吉川市)による退職強要、労組組合攻撃をはね返そうとたたかう、越谷地域労働組合けやき・YAMA分会を支援する会がこのほど、越谷市内で開かれました。

同社は2013年8月に従業員らが労働組合結成を通告した直後に、分会長と副分会長に退職強要を行い、その後も組合員の30万~40万円の一時金を1万~5万円に削減し、組合への予告なしに就業規則を変更するなど、執ような組合攻撃を行ってきました。

参加した組合員らは「子どもの運動会で仕事を休むと日給と皆勤手当で3万円以上もカットされる。社長は社員を『ファミリー』と言うのに。有給休暇がほしい」「娘が亡くなり、会社側は『休んでいい』と言いながら欠勤扱いにし、忌引休暇も取れない。間違っているのは会社だから、絶対に職場を変えたい」など実態や決意を語りました。

埼玉県労働組合連合会の柴田泰彦議長があいさつし「『こんな働き方はおかしい』と地域から声を上げてたたかい、要求が実現すれば全体の水準が上がることにつながる。仲間の力を結集してがんばろう」と呼びかけました。

弁護士や日本共産党吉川市議団も参加しました。(赤旗2014年4月2日付より)