●市民と野党さらに 衆院埼玉12区の会集会

衆院埼玉12区(熊谷市=旧江南町除く=、行田市、羽生市、加須市、鴻巣市旧川里町)で市民と野党の共闘を進めようと、「安保法制を廃止し、立憲主義を回復する埼玉12区の会」は9日、行田市で市民集会を開き、400人が参加しました。
主催者あいさつで酒巻圭一共同代表は、自民党が大敗した東京都議選の結果に触れ「政策課題を明確に掲げ、市民と野党が受け皿をつくることが安倍政権に対時(たいじ)するために必要です」と指摘し、同区で野党共闘を促達する決意を述べました。
野党4党の地域代表があいさつし、日本共産党の林ひでひろ12区候補は、国連会議で採択された核兵器禁止条約に安倍政権が背を向けていると批判。「世界の流れに逆行する安倍政権を、市民と野党の共同の力で打ち倒そう」と訴えました。
民進党の森田俊和12区候補、自由党の松崎哲久県連代表、社民党の川田博熊谷総支部幹・事長もそれぞれあいさつしました。
自由党の森ゆうこ参院議員が講演し、昨年の参院選や新潟知事選での野党共闘の経験を語りながら、安倍政権を打倒するためには、野党統一候補の実現が必要だと力説しました。
(「しんぶん赤旗」7月12日付より)

●埼玉15区で「市民のつどい」 梅村衆院議員があいさつ

衆院埼玉15区(さいたま市南区、同桜区、戸田市、蕨市)で市民と野党の共闘をめざす「安保法制を廃止し、立憲主義を回復する埼玉15区市民の会」は6月24日、蕨市で「市民のつどい」を開き、450人が参加しました。
法政大学の五十嵐仁名誉教授が講演し、安倍政権が2020年までの9条改憲を狙い、「共謀罪」法の成立を強行するなかで、東京都議選は全国的な意義を持っていると強調。市民と野党の共闘の「『勝利の方程式』の正解を導きだすのは、みなさんの力です」と述べました。
元SEALDsメンバーで「市民連合」呼びかけ人の諏訪原健さんも「政治を私たちの手に」と題して講演しました。
日本共産党の梅村さえこ衆院議員(北関東比例・埼玉15区候補)があいさつ。安倍政権による「共謀罪」法の成立強行などを批判し「歴史を逆行する安倍政権に未来はなく、『私たちの前にこそ未来はある』と国会でたたかうことができるのは、市民のみなさんのたたかいがあるからです。総選挙で安倍政権を倒し、市民と野党の共闘を広げましょう」と呼びかけました。
自由党県連の松崎哲久代もあいさつし、民進党の高山智司元衆院議員、社民党県連台の武井誠代表がメッセージを寄せました。
(「しんぶん赤旗」7月1日付より)

●市民参加の市政に 飯能市長選(9日投票) 長谷川氏が全力

 埼玉県飯能市長選は7月2日告示(9日投票)されます。「住みよい飯能市をつくるみんなの会」の長谷川じゅんこ候補(44)=無所属新、日本共産党推薦=は「市民参加のまちづくり」をめざし、全力をあげています。
市長選は、長谷川氏と現職の大久保勝氏=自民党、公明党=推薦=、元市議の椙田博之(ずぎた・ひろし) 氏(53)の3人の争いになる見込みです。
大久保市長は、「市民負担の軽減」などを掲げて2013年に初当選しましたが、上下水道料金を引き上げるなど、市民の負担を増やしてきました。また、市内上空を米軍MV22オスプレイが飛行していた問題では、市議会でも明確な答弁を避け、国にはっきりとものを言う立場ではありません。
長谷川氏は、「共謀罪」法など、安倍政権による「戦争する国づくり」への反対を表明し、市民から署名を集めて同法に反対する請願を市議会に提出。市民と野党の共闘を進める運動でも先頭に立って奮闘してきました。3人の子育て中で、子育て支援団体にも関わる経験から、子育て支援や医療・介護・:福祉の充実を掲げ、保育所の待機児童解消、学校給食費の無償化、ひとり親家庭への支援、国民健康保険税・介護保険料の負担軽減などを公約しています。
6月24日に開かれた事務所開きで、長谷川氏は「『ママがうごけば、市政も変わる』と思います。シングルマザーやお年寄りなど、弱い立場の人も安心して暮らせるようにしたい」と決意を語りました。
(「しんぶん赤旗」6月30日付より)

●埼玉全選挙区に地域連絡会 野党共闘8区の会が結成

衆院埼玉8区(所沢市、三芳町、ふじみ野市・大井地区)で野党共闘を進める「安保法制廃止・立憲主義回復!野党共闘をめざす8区市民の会」は1日、所沢市で結成集会を開き、800人が参利しました。これにより、県内15小選挙区のすべてに野党共闘を推進する「地域連絡会」が発足しました。

「オール埼玉総行動」の小出重義実行委員長は、市民主導の野党共闘が選挙で勝利を収めていると述べ「安倍政権の横暴・独裁を埼玉から阻止しよう」とあいさつ。市民代表でスピーチした青年や女性は「野党共闘で命を大事にする社会をつくろう」「こどもを戦争に近づけさせない」と訴えました。

野党代表があいさつし、つじモトミ8区候禰は「野党共闘で攻めているのは私たち。この流れをさらに広げれば安倍暴走政治にストップをかけるごとができます」と強調。民進の小野塚勝俊元衆院議員(同候補)は「野党がしっかり連携し、市民と一緒に政治を変えていく」と語りました。

社民党と自由党の県代表がメッセージを寄せ、市民ネットワークの所沢の末吉美帆子市議もあいさつしました。同志社大学大学院の浜矩子教授が講演し、安倍政権をめぐる状況の変化を指摘し「政治は変えられる」と語りました。

(「しんぶん赤旗」6月7日付より)

 

 

●6.4オール埼玉総行動 集会でのあいさつ(要旨)

6月4日、さいたま市で開かれたオール埼玉総行動の集会での、主催者と、後援した埼玉弁護士会、連合埼玉、埼労連の代表の連帯あいさつの要旨を紹介します。
頑張っていこう
小出重義実行委員長
オール埼玉総行動は、戦争法廃止、立憲主義の回復で一点共闘してたたかっている県民集会です。
オール埼玉総行動は、市民の連携を強化しようと昨年10月なら、地域連絡会の結成を呼び掛け、ついに衆院小選挙区15区全部で連絡会ができました。
短期間に、全国でも初めてです。
ここに集まったみなさんが核となって、安倍独裁政権を、この埼1玉から打ち崩していこではありませんか。
市民運動のAKBはあきらめない、こびない、ぶれない、これでなとことん頑張っていきましょう。
精いっぱい努力
埼玉弁護士会 山下茂会長
今日は、元気をいただきました。
今年は憲法施行70周年です。私たちの生きてきた時代は、日本国憲法のおかげで戦争もなく、自由に生きてきたと思う。この社会を私たちの子や孫にも残したいと思います。
人権擁護を使命とする弁護士、弁護士会は安保法制廃止に向けて精いっぱい努力してがんばっていきたい。
何としても阻止
連合埼玉 佐藤道明事務局長
(安倍政権の)共謀罪の進めと安保関連法の成立までの進め方とまったく同じではないでしょうか。共謀罪は何としてでも阻止しなければいけきせん。
安倍政権はブレーキのない、アクセルの踏みっぱなし。私たちが何としてもブレーキをしかける必要があります。
ともにがんばりましょう。
憲法守っていく
埼労連 宍戸出事務局長
安倍政権は、閣議で勝手に解釈を変え、憲法をねじ曲げる。それに反対をする人たちがいたら、今度はその反対する人たちを監視し、権力の力を使って抑え込もうとしている。
何としても憲法を守っていかなくてはいけないと思っています。
後援団体としての連帯とたたかう決意のあいさつにかえます。
(「しんぶん赤旗」6月6日付より)