さいたま市長選(5月7日告示、21日投票)への立候補を表明した、「みんなのさいたま市をつくる会」の前島英男氏(63)=無所属新=は26日の記者会見で、高齢者福祉や子育て支援を充実し、「『あったかシティさいたま』を実現します」と決意を述べました。
前島氏は現市政について、税などの滞納者への強権的な徴収が行われたり、憲法9条について詠んだ俳句を公民館報に掲載することを拒否したりと、「冷たい市政だ」と批判。「市が国の悪政から市民を守る防波堤となり、個人の尊厳や平和を守っていくべきだ」と述べました。 全国で野党共闘が発展していることに触れ、「新たな政治の動きが起こっていなかで、市政を変える先頭に立って頑張りたい」と語りました。
政策として、保育の質を重視した待機児童解消、学校給食費の無料化、公契約条例・中小企業振興条例の制定、呼び込み型の大規模イベントを見直し、市民が主人公の文化・スポーツの創造、高齢者福祉の充実などを掲げました。
(「しんぶん赤旗」1月27日付より)