●川越市長選 本山氏「憲法生かす」 22日投票

本山修一候補

15日告示(22日投票)された川越市長選で第一声をあげた、日本共産党も加わる「市民本位の民主市政をめざす会」の本山修一候補(68)=無所属新=は「憲法を守り、暮らしのすみずみまで生かした市政を実現します」と訴えました。

市長選は、本山候補と現職の川合義明氏(66)=自民党・公明党推薦=、自民党前県議の渋谷実氏(73)=無所属新=のたたかいです。

本山氏は、川合市長が都市計画税や保育料、学童保育料、学校給食費などを次々と引き上げたことを批判し「安倍政権のいいなりに社会保障を切り捨てる市政を、根本から変えていきたい」と強調。市民への負担増やの一方で、ためこんだ財政調整基金は56億円にもなると指摘し、同基金なども活用し、同基金なども活用して、介護保険料・国民健康保険税の引き下げ、学校給食費の無料化、市独自の給付型奨学金制度などを実現すると訴えました。

弁護士や新日本婦人の会、埼玉土建の代表らが応援のマイクを握りました。新社会党川越支部の早川俊一代表も駆け付け、「本山さんの、平和で安心して暮らせることができる、市民が主役のまちづくりという政策は、新社会党も求めてきたことです。本山さん勝利のために奮闘したい」と述べました。

(「しんぶん赤旗」1月17日付より)

●戸田市議選勝利へ決起集会 梅村氏訴え

(右2人目から)花井、本田、つちや、むとうの4候補を応援する梅村衆院議員=13日、埼玉県戸田市

埼玉県の日本共産党蕨・戸田地区委員会は13日、22日告示(29日投票)される戸田市議選で、花井伸子、本田哲、つちやえみこ、むとう葉子の4候補勝利をめざした決起集会を開きました。

選対本部長の阿久津俊男地区委員長は、27回党大会直後に行われる市議選で「得票を伸ばし、共産党がはっきりと躍進したことを示すことが大切」と強調。衆院選「必勝区」の埼玉15区内の選挙でもあり、梅村さえこ衆院議員(同区候補)の当選にもつながると述べ、「大幅得票増を正面に宣伝、対話・支持拡大をやり抜こう」と訴えました。

梅村氏が駆けつけ、「共産党の市議が伸びてこそ市民の命と暮らしを守ることができます。党の前進の流れを確かなものにするためにも戸田で勝利し、そして総選挙で勝ちに行き、安倍政権をチェンジしましょう」と語りました。

4候補が決意表明し、「市民の負担を増やし、福祉を切り捨てる暮らし破壊の市政を、市民の皆さんと共に変え、県下一の財政力を暮らしの隅々に生かします」「市議選勝利で、貧困と格差を広げる安倍自公政権に痛打を」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」1月15日付より)

●戸田市議選(22日告示) 4候補勝利へ 

県内一の財力を暮らしに

22日告示(29日投票)される埼玉県戸田市議選(定数26)で、日本共産党は、花井伸子(61)、本田哲(44)、=以上現=、つちやえみこ(65)、むとう葉子(42)=以上新=の4候補を擁立し、前回獲得した4議席の確保(現有3)をめざします。共産党4人のほかに公明党5人、無所属21の計30人程度が立候補する見込み。自民党系などが有力な新人を立てるなど、かつてない激戦となっています。

各陣営が駅頭宣伝にひしめき合い、一軒の家に何人もの候補者が訪ねるなど懸命。共産党への「大丈夫論」が振りまかれるなどの攻撃も行われています。

共産党は、得票増と4候補全員当選を勝ち取ることが国政も市政も変える大きな力になると訴えています。

安倍自公政権のもと消費税増税や年金削減など暮らしを破壊する政治が行われ、共産党の市民アンケートには61%が「暮らしが苦しくなった」と回答しています。ところが神保国男市長は、介護保険料や保育料、学童保育料の引き上げ、駅前駐輪場料金の3倍化、敬老祝い金のカットなど負担増、市民サービス削減を次々実施し、追い打ちをかけています。介護保険料(基準額)の高さは県内一。4月」からは下水道料金が3割値上げされます。

市長は「財政が厳しい」と言い訳しますが、戸田市の財政力は県内トップで、全国でも有数の豊かな財政力を持っています。

自民・保守系や公明党は、負担増には賛成し、批判の多い議員海外派遣にも賛成しています。一方で、安保法制や原発再稼働反対を求める請願には反対するなど市民に背を向けています。

共産党は、敬老祝い金カット阻止へ条例修正案を提出したり、駐輪場料金値上げ反対の署名をしたりするなど奮闘。水道料金については当面、値上げしないと市に約束させました。中学卒業までの医療費無料化や認可保育園、特別養護老人ホームの増設など市民要求を実現。市民との共同で市政を動かしてきました。

共産党の4候補は、「県内一の市の財政力を市民の暮らしに生かす」と訴え、38億円ある財政調整基金など財源を示しながら、介護保険料、国民健康保険税の引き下げや保育園の待機児童ゼロ、駐輪場料金の値下げ、コミュニティーバスの「トコバス」充実などを掲げています。

(「しんぶん赤旗」1月15日付より)

 

●埼玉・川越市議補選15日告示 暮らし守る議席必ず

もりやひろ子候補

埼玉県川越市議補選(定数1)は、市長選とともに15日告示(22日投票)されます。日本共産党は、もりやひろ子候補(67)=元=の当選で、現有5議席からの議席増を勝ち取り、市議会第2会派をめざします。

市議選には、3人の立候補が見込まれています。

川合市長はこの間、介護保険料や下水道料金、都市計画税、学童保育料などを引き上げる一方、健康長寿奨励金や在宅の介護者への手当を廃止するなどしてきました。市議会で、これらの負担増・福祉切り捨てにきっぱりと反対し、市民の暮らしを守る立場を貫いてきたのは共産党だけです。

もりや氏は、市議と県議を1期ずつ務め、市社会保障推進協議会の事務局長として、市との交渉・懇談で、市民の切実な声を伝えるなど、社会保障充実のための活動に全力をあげてきました。

もりや氏は、国民健康保険税・介護保険料の引き下げ、子ども医療費の高校卒業までの無料化、認可保育園の増設などを掲げ、「市民の暮らしを守る市政に転換します」と訴えています。

同時に実施される市長選には、共産党も加わる「市民本位の民主市政をめざす会」の本山修一候補(68)=無所属新=が立候補します。

(「しんぶん赤旗」1月14日付より)

●アベ政治ノー心ひとつに 市民と野党 埼玉9区連絡会結成

つどいであいさつする神田氏。左は民進党の杉村氏=12日、埼玉県狭山市

衆院埼玉9区(狭山市、入間市、飯能市、日高市、毛呂山町、越生町)で野党共闘を進めて政治の流れを変えようと12日、狭山市で「アベ政治はイヤだ!野党共闘・市民連絡会」結成のつどいが開かれ、130人が参加しました。

つどいでは、埼玉9区で立候補を表明している2氏があいさつしました。日本共産党の神田三春氏は「安倍政権がうそ・偽りの政治を進めるなかで、市民の『政治を変えたい』という思いが強くなっています。大義の旗を掲げ、野党と市民の本気の共闘へ頑張ります」と表明。民進党の杉村慎治氏は「国会では数の力で、どんな法案でも十分な審議もなく通されてしまう。こんな国会を変えるために野党共闘を進め、オール市民でたたかいましょう」と呼びかけました。

いずれも無所属の中川浩県議(狭山市選出)と平井久美子日高市議もあいさつ。中川氏は、野党共闘で無党派層に訴えていくことの必要性を強調し、平井氏は「目的と気持ちを一つにすれば共闘はできる。良い結果が得られるようにみなさんと頑張りたい」と述べました。

自由党の松崎哲久元衆院議員がメッセージを寄せました。

「オール埼玉総行動」実行委員会の小出重義弁護士が野党共闘の意義について講演しました。

(「しんぶん赤旗」1月13日付より)