比例候補駆ける/北関東ブロック 塩川鉄也さん(52)/暮らし、平和に全力

市民と握手する塩川候補=2014年11月21日、新座市

市民と握手する塩川候補=2014年11月21日、新座市

「安倍内閣の暴走政治に待ったをかける絶好の機会。私の再選と、梅村さえこ比例候補の当選を勝ち取って、北関東ブロック(定数20)での2議席以上獲得へ、頑張ります」。塩川鉄也候補は連日街頭で訴えます。

国会では5期15年、原発・エネルギー、中小企業、地域経済、地方行政、放送・通信・郵政問題などに精力的に取り組んできました。2014年通常国会では、質問回数が54回で1位にランクされました。

2月に首都圏を襲った大雪災害では、農家などの窮状を調査。国に要望を届け、農業用ハウスの再建補助金や地方自治体の除雪補助金の拡充などが実現しました。

群馬県などで深刻な騒音被害をもたらす米軍機の低空飛行問題では、米軍が航空管制を握り、「訓練エリア」にしていることを明らかにし、「『米軍特権』を許すな」と追及しました。

埼玉県平和委員会の二橋元長事務局長は「塩川さんは、米軍が市街地の上空で実戦さながらの訓練をしていることを暴露し、追及してくれました。暮らしと平和にとってかけがえのない議員です」と期待を寄せます。

 

プロフィール

1961年、埼玉県日高市生まれ。東京都立大学卒業。日高市職員などを経て、2000年衆院選の比例北関東ブロックで初当選。

(赤旗2014年11月23日付より)

衆院解散 総選挙での躍進を必ず/さいたま 志位委員長が訴え

声援にこたえる(左から)梅村、志位、塩川、おくだの各氏=2014年11月21日、さいたま市

声援にこたえる(左から)梅村、志位、塩川、おくだの各氏=2014年11月21日、さいたま市

日本共産党の志位和夫委員長は衆議院が解散された21日、埼玉・浦和駅西口で解散後初となる街頭演説にたち、総選挙での日本共産党の躍進を期し、「日本共産党が伸びれば、日本の政治は必ず変わります」と訴えました。

塩川鉄也、梅村さえこ両衆院北関東ブロック比例予定候補がそれぞれ決意表明。県内15区の同小選挙区予定候補が紹介されました。

志位和夫委員長の訴えを聞く人たち=2014年11月21日、さいたま市

志位和夫委員長の訴えを聞く人たち=2014年11月21日、さいたま市

同日の解散について志位氏は、「民意に背く暴走を続けてきた安倍政権が、国民の世論と運動によって追い込まれての解散にほかなりません。国民のみなさんが追い込んだ解散です」と強調。消費税増税、「アベノミクス」、「海外で戦争する国」づくり、原発再稼働、沖縄の米軍新基地建設―の安倍政権の暴走をストップさせ、「国民の声が生きる新しい政治を一緒につくりましょう」と訴えました。

そのうえで、日本共産党は日本の政治の「五つの転換」を掲げて選挙戦をたたかいぬくと表明。「消費税に頼らない別の道」への転換など、その一つ一つを語りました。

「どの問題でも安倍政権の暴走に正面から対決しているのは日本共産党です。自共対決が鮮明になっているのではないでしょうか」と力を込めた志位氏。政権の暴走に対決の足場をもてない民主党や、自民党の補完勢力にすぎず四分五裂となっている「第三極」の政党の様子にふれ、「日本共産党の躍進こそ、安倍政権の暴走ストップ、政治を変えるもっとも確かな力になるということを、私は訴えたい」と語ると、駅頭の聴衆から「いいぞ」の声と拍手が上がりました。

昨年の参院選での躍進以降、日本共産党は議案提案権を行使し現実政治を動かすとともに、あらゆる分野での一致点にもとづく共同を広げてきました。

志位氏は「参院選に続いて、総選挙で日本共産党をさらに大きく躍進させてください」と訴え。「未来に希望を持って生きられる新しい日本をつくろうではありませんか」と呼びかけると、集まった聴衆は割れんばかりの拍手と「よーし」の声で応じました。(赤旗2014年11月22日付より)