コロナ対策補正予算 各地で成立

PCR検査機を増設 埼玉県議会

埼玉県議会は4月30日、臨時会を開き、一般会計補正予算1件など5議案を全会一致で可決・承認しました。日本共産党は全ての議案に賛成しました。

新型コロナウイルス対策として、▽県衛生研究所のPCR検査機器増設▽かかりつけ医診断でPCR検査を行う発熱外来PCRセンターの整備▽医療機関への人工呼吸器などの導入支援▽感染症患者受け入れ病院への協力金支給や看護職員への手当の助成▽軽症者などを受け入れる宿泊療養施設の確保▽中小企業や個人事業主への県中小企業・個人事業主支援金の支給―などが盛り込まれています。

日本共産党の秋山もえ県議は福祉保健医療常任委員会で、発熱外来PCRセンターへの支援月300万円、空床補償1床当たり1日1万6190円など、医療機関への支援について、実情に比べて十分とは言えないと指摘しました。

守屋裕子県議は産業労働企業常任委員会で、経営安定資金や経営あんしん資金の申請は事業税滞納でも可能か質問。県の担当者は「事業税滞納でも可能にする」と答えました。

中小企業向け融資も さいたま市議会

さいたま市議会臨時会は1日、清水勇人市長が提出した新型コロナウイルス対策に関わる専決処分報告議案、補正予算案など8議案を可決・承認しました。日本共産党はすべてに賛成しました。

専決処分報告議案は、PCR検査体制の強化に向けた検査機器などの購入や、市内の中小企業向けの融資事業などを盛り込んだ補正予算の承認を求めるもの。補正予算案は、市内の中小企業に雇用調整助成金の申請に掛かる費用の一部を補助するものなどです。

4月30日に開かれた予算委員会で、共産党の久保美樹市議が、新型コロナの長期化が予想されるもとで、中小企業は相当な打撃だと指摘。市として中小企業向けの給付金創設を求めました。また、コロナ禍で「収入が減った」「仕事が無くなった」という市民の声を紹介し、「収入が減った労働者に手を差し伸べてほしい」と訴えました。

市側は中小企業や市民への給付金について、国や県の動向を見て検討する考えを示しました。

小規模事業者に10万円 蕨市議会

蕨市議会臨時会が1日開かれ、頼高(よりたか)英雄市長が提出した、新型コロナウイルス緊急対策に関わる補正予算案など、6議案を可決しました。

臨時会の冒頭にあいさつした頼高市長は、経済、生活支援、医療の三つの柱からなる市新型コロナ緊急対策(総事業費約2億7000万円)について説明しました。

経済の分野では、売り上げの減った小規模企業者に10万円(家賃補助加算を含めると最大15万円)を給付。生活支援の分野では、1人親家庭に臨時給付金3万円を支給する事業や、妊婦の感染予防、移動支援に「マタニティパス」(交通系ICカード)の支給などを実施。医療の分野では、医療機関などへの支援に感染防護用品の配備や市立病院の医療体制の強化などを行います。

頼高市長は「市民の健康と暮らし、事業所の営業を守るため、全力で取り組みます」と述べました。

また、4月に職員と入院患者の感染が確認された市立病院について、新規外来・救急患者の受け入れを一時停止するとともに、関係者全員のPCR検査を実施して陰性を確認するなど、感染拡大の防止措置を講じて同22日に業務を再開したことを報告しました。

●埼玉県議南5(大宮)区補欠選挙 竹腰連候補 11%獲得

埼玉県議南5(大宮)区補欠選挙(定数1)は27日、投開票されました。選挙結果は次の通りです。

竹腰 連候補(25) 共新 2511票

藤井健志候補(41) 諸新 8571票 当選

西山晃一候補(30) 民新 6816票

石川康仁候補(38) 諸新 4739票

●南5区(大宮区)県議補欠選挙に竹腰連氏を擁立

8月18日告示、同27日投票の南5区(大宮区)の県議補欠選挙(定数1)に、日本共産党は、竹腰連(たけこしれん)氏を擁立してたたかいます。

1991年生まれ。埼玉育ち。杏林大学卒業。学生時代は野球とマジックに打ちこむ。民青同盟埼玉県委員会勤務。県内の青年運動をけん引。「子どもの権利条約に関する国連会議」「核兵器禁止条約に関する国連会議」に市民代表として参加。青年の要求実現と国際的な視野から県政を希望に変えることに挑戦します。

議会改革提案

  1. 政務活動費20%カットとWEBでの領収書公開の義務
  2. 費用弁償は実費に。実現するまで受け取らず返還します

「暮らし、福祉、教育優先の県政へ」

  1. 国民健康保険税の大幅値上げストップ
  2. 認可保育所の大幅増設で待機児童をゼロに、保育の質確保
  3. 県独自の給付制奨学金の創設
  4. ブラック企業、ブラックバイトの規制

 

「核兵器禁止条約に参加する政府」の実現を

大宮区から安倍政権NO!の審判を

●さいたま市長選 「9条守る」に共感 前島氏 前回票を2.2倍化

21日投開票された、さいたま市長選(立候補3人)で、「みんなのさいたま市をつくる会」(みんなの会)の前島英男氏(64)=無所属新、日本共産党推薦=は、大勢が明らかになった午後8時すぎ、事務所に集まった支援者らに感謝の言葉を述べました。前島氏は前回の、「みんなの会」候補の得票を2・2倍に増やして健闘しましたが、及びませんでした。

前島氏は市政の転換とともに、「憲法9条を守り、安倍政権にはっきりとものを言える市長を」と訴え、市民の共感を広げました。

事務所に駆け付けた、共産党の梅村さえこ衆院議員は「『共謀罪』法案が(衆院法務委員会で)強行採決され、安倍首相が2020年までの9条改憲を狙うなかで、安倍政権の暴走に反対する前島さんへの共感が広がり、市民の『政治を変らえたい』という思いを感じた選挙だった」と述べました。

報道陣の質問に答えて前島氏は、選挙応援に、無所属の市議や元市議、教員時代の教え子や保護者ら幅広い市民が立ち上がり「かつてなく運動が広がった選挙だった。今後に生生きるたたかいができた」と語りました。

3選した清水勇人市長に対して、自身が掲げた「ビッグイベント、大型開発を見直して福祉・教育最優先の市政の実現」を引き続き求めていくと表明。また、「『オール埼玉総行動』や『九条俳句』訴訟など、これからも市民運動を頑張りたい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」5月23日付より)

 

さいた市長選開票結果(選管最終)

清水勇人(無現) 203,953票 当選
中森福代(無新) 63,200票
前島英男(無新) 53,971票
     (投票率 31.44%)

●前島氏勝利で市政変える さいたま市長選21日投票

さいたま市長選(立候補3人)は21日、投票日を迎えまず。「みんなのさいたま市をつくる会」の前島ひでお候補(64)=無所属新、日本共産党推薦=は連日、「税金を市民のために使う『あったかい政市政』を実現ずるために、何としても市長に押し上げてください」と訴えています。

前島候補の「ピッグイベント・大型開発優先ではなく、子育て・暮らし・福祉を守る市政の実現を」「憲法9条を守り、安倍政権にはっきりとものを言える市長を」との訴えに、市民の期待と共感が広がっています。無所属の市議や元市議も応援に駆けつけ国の悪政にものを言うこともなく、ビッグイベントを推進する現市政を批判し、前島候補の勝利で市政を変えようと呼びかけています。

市内の小学校で37年間、教員として働いてきた前島候補のもとには連日、教え子や保護者が駆けつけ、応援のマイクを握ったりSNSで支持を広げたりしています。

「朝日」の候補者アンケートで、現職の清水勇人氏(55)は、さたいま市への「アベノミクス」の影響について「好循環の良い影響」と回答。元自民党衆院議員の中森福代氏(67)も「良い影響がある」と回答し、いずれも安倍政権にはっきりとものを言う立場にはありません。

19日、見沼区で前島候補の演説を聞いた女性(68)は「介護保険料も下水道料金も高いし、小学1年生の孫は学童に入るのも大変。もっと市民優先の政治を実現するために、前島さんには市長になってほしい」と語りました。

(「しんぶん赤旗」5月20日付より)