宮代の国保下げよう/町議選2日告示 現職2氏全力

がんどう栄一候補

がんどう栄一候補

山下あきお候補

山下あきお候補

2月2日の告示(同7日投票)が迫る埼玉県宮代町議選で、日本共産党は、がんどう栄一(64)、山下あきお(65)の現職2候補の勝利に全力をあげています。定数14に対し、共産2、公明2、民主1、諸派・無所属12の17人が立候補する見込みです。公明党が、戦争法や消費税「軽減税率」について共産党攻撃を強めるなど激戦の様相です。

2候補は「戦争法廃止の願いを共産党に託してほしい」と主張。国民健康保険税や介護保険料の引き下げ、小中学校全教室へのエアコン設置、町外医療機関での子ども医療費「窓口払い」撤廃などの政策を掲げています。

共産党が実施した町民アンケートで、67%が「暮らしが苦しくなった」と回答しています。しかし、町は国保税や介護保険料の引き上げ、公共施設料金値上げなどの負担増、高齢者・児童施設の「ふれ愛センター」廃止などを行ってきました。

共産党は、昨年6月議会で「安保法制関連法案に反対する意見書」を他会派と共同して提出し、可決させました。負担増、住民サービス削減に反対を貫く一方、保育料引き下げや、子ども医療費「窓口払い」撤廃(町内医療機関)などを実現させてきました。

(しんぶん赤旗2016年1月30日付より)

要求実現へ2氏ぜひ/埼玉 宮代町議選向け演説会

青年を受ける(左から)山下、塩川、がんどうの各氏=2016年1月17日、宮代町

声援を受ける(左から)山下、塩川、がんどうの各氏=2016年1月17日、宮代町

2月2日告示・7日投票の埼玉県宮代町議選(定数14)で、日本共産党町委員会は17日、がんどう栄一(64)、山下あきお(65)の両現職候補の勝利に向けて演説会を開きました。2議席確保で、国民健康保険税引き下げや小中学校全教室へのエアコン設置、交流施設の「ふれ愛センター」復活など町民の要求を実現しようと訴えました。

がんどう候補は、昨年の6月町議会に安保関連法案(戦争法案)に反対する意見書を他会派と共同で提出し、賛成多数で可決したことを報告。町議会ではこれまで「秘密保護法撤廃」や「集団的自衛権行使容認反対」の意見書も賛成多数で可決し、共産党町議団が主導的役割を果たしたと語り、「町議会で戦争法廃止を訴えていく」と強調しました。

山下候補は、子ども医療費の「窓口払い」を撤廃したことや、学校のエアコン設置へ、町民と署名に取り組むなど要求実現に全力をあげてきたと述べ「身近で役立つ議員として働かせてください」と訴えました。

塩川鉄也衆院議員は「町民にとってかけがえのない2議席を再び議会に送り出すため力を貸してください。憲法無視の安倍政権にノーを突きつける結果をつくりましょう」と訴えました。

(しんぶん赤旗2016年1月21日付より)

【宮代町、ときがわ町】集団的自衛権行使容認反対 議会が意見書

埼玉県宮代町議会は12日、「憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認に反対する意見書」を日本共産党などの賛成多数で可決しました。

意見書は「集団的自衛権は文字通り憲法9条違反」とし、「『海外での武力行使』への憲法上の『歯止め』を外すということ」だと指摘しています。また、安倍政権が狙う憲法解釈の変更について「立憲主義を否定するもの」と批判し、▽集団的自衛権に関するこれまでの政府見解を堅持する▽憲法9条を守り、生かす―ことを国に求めています。

県内では、ときがわ町議会が3日、「集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないよう求める意見書」を賛成多数で可決しています。(赤旗2014年6月17日付より)