埼玉県久喜市議選(4月13日告示、20日投票、定数30=4減)で、4議席確保を目指す日本共産党は9日、同市内で演説会を開きました。杉野おさむ(62)、石田としはる(66)、渡辺まさよ(52)=以上現=、へいま益美(59)=新=の4候補が、消費税増税などの安倍政権の暴走を許さず、市民の暮らしを守って奮闘すると決意表明しました。
4候補は、水道料金や国民健康保険税、介護保険料の引き下げ、小中学校へのエアコン設置、住宅リフォーム助成制度創設などの公約を掲げ、「子育ても老後も安心の久喜市をつくるため全力をあげる」と訴えました。
また、住民と力を合わせて、子ども医療費無料化制度を中学卒業まで拡充したことや東日本大震災による液状化被害対策の前進、駅のバリアフリー化推進などの党市議団の実績を紹介。2月市議会で国保税引き下げなど9項目の予算修正案を提出し、保守系や公明党の反対で否決されたものの、要求実現へ対案を示して奮闘したと強調しました。
塩川鉄也衆院議員は、2010年の1市3町の合併以降、住民サービスは引き下げられ、負担ばかり増やされてきた中で、「市政応援団のオール与党に対し、生活を守るために頑張ってきたのが共産党です」と紹介。「安倍暴走政治に待ったをかけ、世直しを進めるために4人全員当選を」と訴えました。(赤旗2014年3月12日付より)