久喜市で街頭演説/市田氏「政権交代を」/塩川議員も訴え

日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員は12月19日、埼玉県久喜市で塩川鉄也衆院議員・同北関東比例予定候補らとともに街頭演説しました。

市田氏は、菅政権の「無為無策」の新型コロナウイルス対策や日本学術会議への人事介入、75歳以上の医療費窓口2割負担導入計画などを批判。新自由主義からの転換やジェンダー平等社会の実現など、党の「新しい日本をつくる五つの提案」を紹介し「これらは自民党政権にはできません。総選挙で『困った人にやさしい政治を』と奮闘する共産党躍進と、野党共闘で政権交代を勝ち取ろう」と呼びかけました。

塩川氏は、医療機関の厳しい経営状況を紹介し、「医療スタッフへの特別手当の支給と、医療機関への減収補てんをただちに行うべきだ」と強調しました。

衆院埼玉選挙区の赤岸まさはる(13区)、田村つとむ(14区)両予定候補も訴えました。

春日部市から演説を聞きに来た女性(75)は「後期高齢者の窓口負担を増やされるのはつらい」と話し、一緒に来た女性(65)は「コロナでビラの印刷などの仕事がほとんどなくなった。『五つの提案』を実現してほしい」と語りました。

 

埼玉・久喜市 4氏全員当選

当選を喜ぶ(前列左から)平間、石田、渡辺、杉野の4氏=2014年4月21日未明、久喜市

当選を喜ぶ(前列左から)平間、石田、渡辺、杉野の4氏=2014年4月21日未明、久喜市

20日投開票された埼玉県久喜市議選(定数30=4減、立候補39人)で、日本共産党は、杉野修(62)、渡辺昌代(52)、石田利春(66)=以上現=、平間益美(59)=新=の4氏が全員当選し、現有議席を確保しました。

共産党の得票は、7071票(得票率10.89%)でした。自民党、公明党は現有議席を維持し、社民党は議席を復活。みんなの党は新人がトップ当選した一方で、前回トップ当選した現職が落選し、議席数は変わりませんでした。

市議選で、共産党の政策に対し、保守系や公明党の候補から「バラマキだ」などの攻撃がありましたが、共産党は「消費税増税などで市民の生活が大変なときに、市政が暮らしを守る本来の役割を果たすべきだ」と訴え、水道料金や国民健康保険税の引き下げ、小中学校へのエアコン設置などを公約して支持を広げました。(赤旗2014年4月22日付より)

4/20 久喜市議選結果

久喜市議会議員選挙 選挙結果
2014年4月13日告示・20日投票
定数30(4減) 立候補39人

杉野おさむ

杉野おさむ(62)現

2,092票 5位
渡辺まさよ

 渡辺まさよ(52)現

1,824票 16位
石田としはる

石田としはる(66)現

1,968票 9位
へいま益美

へいま益美(59)新

1,187票 30位

総投票数 66,375  投票率 52.58%
得票率 10.89% 議席占有率 13.33%

久喜市議選あす投票 共産党全員当選へ全力

学校にエアコン設置

杉野おさむ候補

杉野おさむ候補

渡辺まさよ候補

渡辺まさよ候補

石田としはる候補

石田としはる候補

へいま益美候補

へいま益美候補

埼玉県久喜市議選(定数30=4減、立候補39人)では、杉野おさむ(62)、渡辺まさよ(52)、石田としはる(66)=以上現=、へいま益美(59)=新=の4候補が奮闘しています。

共産党は、公約として、水道料金や国民健康保険税の引き下げ、学校のエアコン設置などを掲げ、暮らし応援を訴えています。

エアコン設置や水道料金見直しを同日選挙の市長選の候補も掲げるなど、共産党の提案が論戦をリードしています。市民からも「政策を話しているのは共産党だけ」「今度は共産党に」など期待の声が寄せられています。

一方で、保守系や公明党の候補が、共産党が2月議会に提出した予算修正案の内容を攻撃しています。

共産党は、機敏に「市民の暮らしが大変な時、負担軽減の提案は当然」と反撃。定数4減、9人はみ出しの激戦の中、「支持を広げなくては勝利できない」と、対話・支持拡大の担い手を増やして奮闘しています。(2014年4月19日付より)