日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員は12月19日、埼玉県久喜市で塩川鉄也衆院議員・同北関東比例予定候補らとともに街頭演説しました。
市田氏は、菅政権の「無為無策」の新型コロナウイルス対策や日本学術会議への人事介入、75歳以上の医療費窓口2割負担導入計画などを批判。新自由主義からの転換やジェンダー平等社会の実現など、党の「新しい日本をつくる五つの提案」を紹介し「これらは自民党政権にはできません。総選挙で『困った人にやさしい政治を』と奮闘する共産党躍進と、野党共闘で政権交代を勝ち取ろう」と呼びかけました。
塩川氏は、医療機関の厳しい経営状況を紹介し、「医療スタッフへの特別手当の支給と、医療機関への減収補てんをただちに行うべきだ」と強調しました。
衆院埼玉選挙区の赤岸まさはる(13区)、田村つとむ(14区)両予定候補も訴えました。
春日部市から演説を聞きに来た女性(75)は「後期高齢者の窓口負担を増やされるのはつらい」と話し、一緒に来た女性(65)は「コロナでビラの印刷などの仕事がほとんどなくなった。『五つの提案』を実現してほしい」と語りました。