いっせい地方選躍進必ず 共産党期待どこでも

声援を受ける(左から)梅村衆院議員と新藤県議候補、大沢、水上、五味の各伊奈町議候補=2015年3月7日、上尾市

声援を受ける(左から)梅村衆院議員と新藤県議候補、大沢、水上、五味の各伊奈町議候補=2015年3月7日、上尾市

介護・子育て応援

上尾・演説会 新藤県議候補訴え

7日の埼玉県上尾市での演説会で、県議選南13区(上尾市・伊奈町、定数3)に挑む新藤たか子候補=新=は、母の介護経験を語りながら、安倍政権による介護サービス縮小、介護報酬切り下げなどを批判し「私たちの税金を私たちのために使う政治の実現を」と決意表明しました。

国いいなりの弱い者いじめの政治、教育への乱暴な介入を進める上田県政と自民、公明、民主の「オール与党」議会を、共産党の躍進で変えると強調。県立小児医療センターの機能存続や子育て支援の拡充などの公約を訴えました。

いっせい地方選の伊奈町議選(定数16)で1議席増をめざす、大沢じゅん、水上くにお=以上現=、五味まさみ=新=の3候補が決意表明しました。

梅村さえこ衆院議員は「女性運動の先頭に立ってきた新藤さんを勝たせてください」と訴えました。

 

声援をうける塩川(右)、秋山(左)の両氏=2015年3月7日、春日部市

声援をうける塩川(右)、秋山(左)の両氏=2015年3月7日、春日部市

右翼に議席渡さない

春日部・演説会 秋山県議候補決意

埼玉県春日部市で7日開いた演説会では、県議選東7区(春日部市、定数3)では秋山文和候補=新=の勝利をと塩川鉄也衆院議員が訴えました。

秋山候補は、県議会で東7区の現職県議も含め、改憲右翼団体「日本会議」所属議員が中心となって教育への政治的な介入など「戦争する国づくり」を推進していることを批判。「何としても当選して共産党を増やし、安倍政権の戦争を準備する暴走にストップをかける先頭に立って頑張ります」と決意を述べました。

塩川氏は、県議選で共産党が10議席に躍進したときに、議案提案権を活用し、中小企業振興条例の実現に尽力したことを紹介。「秋山さんを何としても県議会に送り、県政を大きく動かそう」と呼びかけました。

参加した男性(80)は「安倍さんは過激だしやりたい放題で許せない。暴走をストップさせるためにも秋山さんを当選させたい」と語りました。(赤旗2015年3月10日付より)

“重い障害、理解して” 小児医療センター現地存続求める/埼玉でシンポ

小児医療センターのシンポジウムで「実態を知って」と発言する患者の家族ら=2014年11月24日、伊奈町

小児医療センターのシンポジウムで「実態を知って」と発言する患者の家族ら=2014年11月24日、伊奈町

小児専門の高度医療を行う埼玉県立小児医療センター(さいたま市岩槻区)を、さいたま新都心(同市中央区)に移転させる計画について、市民団体の「県立小児医療センターの現在地存続を考える連絡会」は24日、伊奈町の県民活動総合センターでシンポジウムを開き、患者の家族や地域の住民ら115人が参加しました。

「重い障害を持った子どもの家族の生活がどんなものか知ってほしい」と訴えた鳥嶋美家(みや)さん=さいたま市=は、呼吸困難などの障害がある娘の看護で24時間つきっきりの生活を語り、「医療センターに通う家族は精神的な負担から、人目を避けたり、待合室で泣いてしまう人もいる。そういう人が通うのになんで新都心なのか。理解せず移転が進められているのが問題」と語りました。

「蓮田の会」の島村みき子さんは、地域の自治会をはじめ、多くの住民からセンター存続の署名が寄せられていることを紹介し、「八王子の小児・障がい者医療を考える市民の会」の安藤美知子代表は、八王子、清瀬、梅ケ丘の都立3病院存続の運動の経験を発言しました。

済生会栗橋病院院長補佐の本田宏医師は、医療の充実を阻んでいる医師の絶対的不足や医療費抑制政策の問題を指摘し、「投票に行き、政治を変えよう」と呼びかけました。

県は移転後の跡地に民間の在宅治療支援施設を整備する方針です。しかし、救急や入院機能を備えた専門病院を残すよう求めている患者家族らは「要求とはほど遠い」と納得していません。(赤旗2014年11月26日付より)