埼玉県委/梅村氏らと県に要望/保育所もコロナ検査を

日本共産党埼玉県委員会(荻原初男委員長)と同埼玉県議団(柳下礼子団長)は2月9日、大野元裕県知事あてに、安全な保育制度とコロナ対策での緊急要望書を提出しました。

党県ジェンダー平等委員会の丸井八千代責任者、梅村さえこ衆院北関東比例候補、新日本婦人の会県本部の高田美恵子会長、園長など保育関係者らが参加。要望書では、保育士は感染予防対策で疲弊しているとして、保育従事者への慰労金支給や保育所での定期的なPCR検査の実施、保育士の待遇改善などを求めています。

保育現場で働く女性らは「みんな、もし自分が感染したら子どもたちにうつしてしまうのではと不安で、精神的に疲れている。このままでは、保育士たちはつぶれてしまう」と実態を訴えました。

県の担当者は保育従事者への慰労金について「県独自にやるのは厳しい」が、国に要望していくと回答。定期的なPCR検査について「状況を見て検討したい」と述べました。また、国からのコロナ対策の補助金(万円)について、「コロナ関連であれば人件費にも使える」と話し、活用を呼びかけました。

梅村氏は「子どもの施設でもコロナの変異株のクラスターが起きている。高齢者施設と同じように、定期的な検査が必要です」と求めました。

新型コロナの抜本的対策を/党埼玉県委が署名提出行動/塩川・伊藤氏に託す

日本共産党埼玉県委員会は11月20日、この間集めてきた署名の国会提出行動に取り組みました。新型コロナウイルスの抜本的な対策や消費税の5%減税を求める署名、改憲発議に反対する緊急署名などを塩川鉄也衆院議員と伊藤岳参院議員に託しました。

おくだ智子衆院埼玉2区予定候補や地方議員らが参加。塩川、伊藤両氏が国会情勢を報告しました。

伊藤氏は総務委員会での質問で、コロナ禍で自治体が、財政難を理由に住民サービスを切り捨てるという事態にならないよう、国に財源確保を求めたと報告。塩川氏は、「菅政権は新型コロナでも日本学術会議の任命拒否問題でも、専門家の科学的知見を軽視している。きたる解散・総選挙で菅政権を終わらせ、野党連合政権を実現しましょう」と呼びかけました。

参加者は「『コロナ対策を求める署名のお願いにきました』と言って訪問すると、ほとんど断られない。特に高齢者からは『家から出られない。何とかしてほしい』と言われる」(戸田市)、「コロナの署名は、今までどの署名も書いてくれなかった人や、保守的な人も署名してくれ、共産党への期待を感じる」(蕨市)など、取り組みを交流しました。