(右から)梅村、塩川、紙の3氏に署名を手渡す伊藤氏(左端)=2015年6月24日、衆院第1議員会館
日本共産党埼玉県委員会は24日、衆院第1議員会館で、県内各地から持ち寄った「戦争法案」に反対する署名2万1808人分を、紙智子参院議員と塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員に手渡しました。
伊藤岳参院埼玉選挙区候補と、さいたま市や蕨市、ふじみ野市などの市議、党員が参加しました。経験交流では、「エレベーターに乗りかけた人が戻って署名」「中学生が列をつくって署名し、お小遣いからカンパも」「恋人が海上自衛隊員という女性が『とっても心配。勉強したい』と話しかけてきた」など、「戦争法案」への不安が日を追うごとに広がっている状況が語られました。
さいたま市議会で「慎重審議」を求める意見書が全会一致で可決されたのをはじめ、市町村議会での意見書の可決が増えている状況も報告されました。
3人の国会議員は、国会情勢を報告しながら、「戦争法案」の成立を阻止する決意を表明。梅村議員は、さいたま市の北浦和公園に1万人が集まった「5.31オール埼玉総行動」など埼玉の取り組みが全国を励ましていると述べ、「廃案にするために全力をあげます」と語りました。
(しんぶん赤旗2015年6月26日付より)