日本共産党の梅村さえこ衆院北関東比例予定候補は22日、北関東いっせい宣伝を行い、埼玉県新座、朝霞両市で工藤かおる衆院埼玉4区予定候補と訴えました。
梅村氏は、22日に核兵器禁止条約が発効したことに触れ、被爆国でありながら、同条約に背を向ける日本政府を批判。「今度の総選挙で、核兵器禁止条約に署名・批准する新しい政権をつくりましょう」と呼びかけました。
工藤氏は、埼玉県では県民の声に押され、高齢者施設の職員2万3000人に新型コロナウイルスのPCR検査を実施することが決まったとして「声をあげれば政治は変えられます」と訴えました。
両氏の訴えに声援を送る人もいました。
訴えを聞いていた女性(80)=新座市=は「戦後、食べ物がない時代に生きてきたので、コロナで生活に困り、食べることに苦労する人が多い現状に胸が詰まります。菅さんは国民に何を求めているのか見えてこない。未来に希望を持てるように、共産党に伸びてほしいです」と語りました。