埼玉・久喜市 4氏全員当選

当選を喜ぶ(前列左から)平間、石田、渡辺、杉野の4氏=2014年4月21日未明、久喜市

当選を喜ぶ(前列左から)平間、石田、渡辺、杉野の4氏=2014年4月21日未明、久喜市

20日投開票された埼玉県久喜市議選(定数30=4減、立候補39人)で、日本共産党は、杉野修(62)、渡辺昌代(52)、石田利春(66)=以上現=、平間益美(59)=新=の4氏が全員当選し、現有議席を確保しました。

共産党の得票は、7071票(得票率10.89%)でした。自民党、公明党は現有議席を維持し、社民党は議席を復活。みんなの党は新人がトップ当選した一方で、前回トップ当選した現職が落選し、議席数は変わりませんでした。

市議選で、共産党の政策に対し、保守系や公明党の候補から「バラマキだ」などの攻撃がありましたが、共産党は「消費税増税などで市民の生活が大変なときに、市政が暮らしを守る本来の役割を果たすべきだ」と訴え、水道料金や国民健康保険税の引き下げ、小中学校へのエアコン設置などを公約して支持を広げました。(赤旗2014年4月22日付より)

4/20 久喜市議選結果

久喜市議会議員選挙 選挙結果
2014年4月13日告示・20日投票
定数30(4減) 立候補39人

杉野おさむ

杉野おさむ(62)現

2,092票 5位
渡辺まさよ

 渡辺まさよ(52)現

1,824票 16位
石田としはる

石田としはる(66)現

1,968票 9位
へいま益美

へいま益美(59)新

1,187票 30位

総投票数 66,375  投票率 52.58%
得票率 10.89% 議席占有率 13.33%

久喜市議選あす投票 共産党全員当選へ全力

学校にエアコン設置

杉野おさむ候補

杉野おさむ候補

渡辺まさよ候補

渡辺まさよ候補

石田としはる候補

石田としはる候補

へいま益美候補

へいま益美候補

埼玉県久喜市議選(定数30=4減、立候補39人)では、杉野おさむ(62)、渡辺まさよ(52)、石田としはる(66)=以上現=、へいま益美(59)=新=の4候補が奮闘しています。

共産党は、公約として、水道料金や国民健康保険税の引き下げ、学校のエアコン設置などを掲げ、暮らし応援を訴えています。

エアコン設置や水道料金見直しを同日選挙の市長選の候補も掲げるなど、共産党の提案が論戦をリードしています。市民からも「政策を話しているのは共産党だけ」「今度は共産党に」など期待の声が寄せられています。

一方で、保守系や公明党の候補が、共産党が2月議会に提出した予算修正案の内容を攻撃しています。

共産党は、機敏に「市民の暮らしが大変な時、負担軽減の提案は当然」と反撃。定数4減、9人はみ出しの激戦の中、「支持を広げなくては勝利できない」と、対話・支持拡大の担い手を増やして奮闘しています。(2014年4月19日付より)

久喜市議選告示 暮らし応援の予算に 4候補訴え

杉野おさむ候補

杉野おさむ候補

渡辺まさよ候補

渡辺まさよ候補

石田としはる候補

石田としはる候補

へいま益美候補

へいま益美候補

 

埼玉県久喜市議選(定数30=4減、立候補39人)では、杉野おさむ(62)、渡辺まさよ(52)、石田としはる(66)=以上現=、へいま益美(59)=新=の4候補が13日、伊藤岳参院埼玉選挙区候補の応援を受けて第一声をあげました。

ほかに、自民1人、公明5人、みんな2人、社民1人、無所属26人が立候補し、9人はみ出しの多数激戦となりました。

共産党4候補は、安倍政権の暴走政治が消費税増税など市民に負担増を強いるもとで、市民の暮らしを応援するために予算修正案を議会に提出して奮闘したことを紹介。公約として▽水道料金引き下げ▽国民健康保険税引き下げ▽小中学校のエアコン設置―などを掲げました。

保守系候補が第一声で、共産党の予算修正案に反対したことを釈明するなど共産党が論戦をリードする選挙戦になっています。(赤旗2014年4月15日付より)

埼玉・久喜市議選13日告示 国保税・水道料下げを 暮らし守る共産党4氏

埼玉県久喜市議選(13日告示・20日投票、定数30=4減)で、日本共産党は、杉野おさむ(62)、渡辺まさよ(52)、石田としはる(66)=以上現=、へいま益美(59)=新=の4候補が立候補し、現有議席の確保をめざします。

共産党4人のほか、自民1、公明5、みんな2、社民1、維新1をはじめ38~39人が立候補し、定数4減のなか多数激戦となる見込みです。

杉野おさむ候補

杉野おさむ候補

渡辺まさよ候補

渡辺まさよ候補

石田としはる候補

石田としはる候補

へいま益美候補

へいま益美候補

2010年に久喜市、鷲宮町、栗橋町、菖蒲町の1市3町が合併してから4年。公共料金や税金が相次いで引き上げられ、市民に重くのしかかっています。12年の国民健康保険税の引き上げでは、夫婦子ども2人・所得300万円世帯で年12万円もの負担増となり、水道料金は平均7.1%の値上げが行われました。菖蒲地域では、それまでなかった都市計画税が導入されました。

共産党が実施した市民アンケートには回答者の51%が国保税の引き下げを、58%が水道料金の引き下げを求めるなど、負担軽減は市民の切実な要求です。

共産党市議団は、安倍政権による消費税増税や社会保障改悪など負担増が連続して押し寄せる中、「市民の命と暮らしを守る」自治体本来の役割を市政は果たすべきだとして、2月議会で予算修正案を提出。市が持っている40億円の財政調整基金や42億円の水道会計の内部留保金の活用など財政的な裏付けも示して、▽水道料金の10%引き下げ▽国保税の1人1万円引き下げ▽介護保険料1人平均9000円引き下げ▽住宅リフォーム助成▽南栗橋液状化被災者への再建支援金などを提案しました。

しかし、保守会派や公明党は修正案に反対し、市民の願いに背を向けました。

一部の保守会派は、共産党の提案を「バラマキ」「国保会計への一般会計繰り入れ増額は違法」などと攻撃するビラを家庭に配っています。この攻撃に共産党は、繰り入れは何ら違法でないことを示し、「市民の暮らしを守るのが議員の仕事。市民の負担を軽くしようという提案を攻撃するとは、何のための議員か」と、ビラや宣伝で反撃しています。

市議選で、共産党は、中学卒業までの医療費無料化など市議団の実績を強調し、公約として国保税や介護保険料、水道料金の引き下げ、小中学校のエアコン設置、デマンドバス(予約制バス)改善などの実現を掲げています。(赤旗2014年4月9日付より)