歴史偽造許されない 党埼玉県委 「慰安婦」見解届ける

懇談する伊藤氏=2014年3月20日、さいたま市

懇談する伊藤氏=2014年3月20日、さいたま市

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日本共産党埼玉県委員会は20日、志位和夫委員長が発表した「歴史の偽造は許されない―『河野談話』と日本軍『慰安婦』問題の真実」を持って県内の女性団体や宗教団体などを訪問し、懇談しました。荻原初男県委員長、伊藤岳参院埼玉選挙区候補らが参加しました。

荻原委員長は「日本軍『慰安婦』問題の真実を明らかにすることは、戦争美化勢力とのたたかいの焦点になっています。感想や意見を寄せてください」と訴えました。

訪問先の団体の人も、「志位さんが見解を発表された後、総理も『河野談話』を継承すると、はっきり言うようになりましたね」(女性団体)、「時宜にかなった見解ですね」「礼拝に来られる方の中にも、この問題を心配されている人がいらっしゃります。私たちは、共産党さんの考えに近いですよ」(キリスト教会)と述べるなど、どこでも話が弾みました。(赤旗2014年3月22日付より)

埼玉県党会議開く 県議選で8議席以上を

日本共産党埼玉県委員会は16日、さいたま市内で第58回県党会議を開き、総合計画と新役員を決めました。

総合計画は、2015年度いっせい地方選について、県議選で8議席以上の獲得をめざし、さいたま市議選で11議席、一般市長議選で現有確保と議席増、2市3町での空白克服を目標に掲げました。

「成長・発展目標」を実現するために、党員と日刊紙、日曜版の倍加が必要だとして、いっせい地方選までに党員と日刊紙読者をそれぞれ4000人増やし、日曜版読者は1.2倍化をめざします。

「世代的継承」では、県党組織の10代から30代の党員構成比率が現勢の20%を超えることをめざし、全党の総力をあげて取り組むと強調。とりわけ、職場支部の継承と発展、青年・学生のなかでの党づくり、民青同盟への援助と発展に総力をあげるとしました。

新役員は次の通りです。(敬称略)

▽委員長=荻原初男(60)=新=
▽副委員長=綾部澄子(55)、黒崎勇(67)、丸井八千代(58)=以上再=
▽書記長=大野辰男(60)=新=

(赤旗2014年3月23日付より)