●総選挙 日本共産党比例候補(北関東)

北関東 定数20 【埼玉・茨城・栃木・群馬】

過去最高3議席に全力

前回総選挙で日本共産党の議席を比例1議席から2議席へと躍進させた北関東ブロックでは、きたる総選挙で比例は、塩川鉄也、梅村さえこ(埼玉15区重複)の2現職に加え、大内くみ子(茨城1区重複)、小池一徳(栃木2区重複)の2新人を擁立し、115万票を得票目標に過去最高の比例3議席獲得と、埼玉15区の必勝をめざします。

比例で躍進の流れをつくり、小選挙区でも必勝区の埼玉15区で初の議席獲得に挑むとともに、すべての選挙区で野党共闘を実現し、自民・公明とその補完勢力を少数に追い込むために全力をあげます。

埼玉県では航空自衛隊入間基地の強化反対、茨城県では東海第2原発の廃炉を求めるなど市民と野党の共同のたたかいが発展。栃木県知事選、同県宇都宮市長選、茨城県つくば市長選などで劇的な変化をつくりだしています。12月24日には、さいたま市のJR浦和駅前で北関東比例4候補がそろって「新しい政治への道を切り開こう」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」1月1日付より)

 

●本山市長候補が会見で決意語る 埼玉・川越市長選

1月15日告示(22日投票)の埼玉県川越市長選への立候補を表明した「市民本位の民主市政をめざす会」(民主市政の会)の本山修一氏(68)=無所属=は、21日の記者会見で、「住民こそ主人公」の市政に転換する決意を表明しました。

本山氏は現市政について、介護保険料、学校給食費、上下水道引き上げなど市民にあらゆる負担増を押し付けてきたと指摘し「国の言いなりに社会保障を切り捨て、市民の暮らしを破壊している」と批判。国民健康保険税・介護保険料の引き下げなど市民負担の軽減や、市に残る歴史的資産や伝統文化の発掘・継承などの政策を掲げました。

川合義明市長が戦争法などの問題に明確な態度を示さないことを批判し、「市民の福祉・暮らし・平和を守り、誰もが人間らしく暮らせる市政を実現したい」と語りました。

市長選は川合市長と自民党県議の渋谷実氏が立候補を表明しています。

(「しんぶん赤旗」12月25日付より)

●市民と野党で政治を変える 北関東比例候補 塩川・梅村・大内・小池氏訴え

日本共産党衆院北関東比例候補の4氏が24日、さいたま市のJR浦和駅前でそろって街頭演説し、次期総選挙での野党共闘の前進と共産党の躍進で、民意に背を向けて悪法をごり押しする安倍政権を打倒しようと訴えました。

塩川鉄也衆院議員は、自民・公明与党と維新が、環太平洋連携協定(TPP)承認・関連法、カジノ解禁法、年金カット法を次々と強行可決したことを厳しく批判。こうした国民の反対や慎重審議を求める世論を無視した暴走は「安倍政権が国民の声と力を怖れていることを示すものだ」と指摘し、安倍政権を倒し、希望ある政治をつくるために「野党共闘の前進と共産党の躍進に力を貸してほしい」と訴えました。

梅村さえこ衆院議員(埼玉15区重複)は、国民の運動と共産党の議席増が政治を変える大きな力になっていると強調。「国民のたたかいを、暮らしでも平和・民主主義の問題でも大きく広げ、安倍暴走政治にピリオドを打ち、市民と野党で新しい政治をつくりだそう」と力を込めました。

大内くみ子候補(茨木1区重複)は、「東海第2原発(茨木県東海村)の再稼働を許さないために力を合わせて頑張る」と語り、小池一徳候補(栃木2区重複)は、税金の使い方を社会保障優先に切り替えると語り「返済不要の奨学金制度実現へ全力をあげる」と訴えました。

多くの市民が足を止め、拍手や声援を送りました。高松久美子さん=蕨市=は「共産党の主張は筋が通り、素晴らしいと思います。実現のためには野党が共闘して自民党を倒さないといけません。市民が地方からも共闘を盛り上げていきたい」と話しました。

とばめぐみ=埼玉1区=、平川みちや=同2区=、山本ゆう子=同5区の3小選挙区候補も話しました。

(「しんぶん赤旗」12月25日付より)

新座市議、皆野町議選で7氏全員当選 党議席の値打ちに期待

埼玉県の新座市と皆野町の議会選挙が14日に投開票され、日本共産党の候補者7氏は全員が当選しました。

 

新座 過去最多得票

新座市議選(定数26、立候補33人)では、笠原進(67)、工藤薫(66)、小野大輔(36)、芦野修(47)=以上現=、石島陽子(53)=前=、辻実樹(39)=新=の6氏が当選し、前回獲得議席を維持しました。6氏は合計で1万566票(得票率20.25%)を獲得。公明党の共産党攻撃を打ち破って前回の8446票(同16.52%)から大きく伸ばし、得票数は過去最多となりました。

6氏は、米軍大和田通信基地を抱える新座市から「戦争法ノーの声を」と強調し、国民健康保険税・介護保険料の引き下げ、認可保育所の増設などを公約。18歳までの医療費無料化や小中学校へのエアコン設置などの実績を語り、共産党の6議席の値打ちを強調しました。

元創価学会員から「安倍政権や公明党のやり方は許せない。今度は共産党に入れます」との声が寄せられるなど、幅広い市民の期待が広がりました。

 

皆野 福祉充実掲げ2位

皆野町議選(定数12、立候補13人)では、常山知子氏(67)=現=が640票(得票率10.86%)を得て2位で当選し、現有議席を確保しました。

常山氏は、「安倍政権の暴走ストップの流れを皆野町から」と強調。町民アンケートをもとに、公共交通の拡充、高校卒業までの医療費無料化、国民健康保険税の負担軽減などの実現を掲げてたたかいました。

(しんぶん赤旗2016年2月16日付より)

住民の声町政に生かす 埼玉・皆野町議選告示 常山候補訴え

9日告示(14日投票)された埼玉県皆野町議選(定数12)に2期目をめざして立候補した日本共産党の常山知子候補(67)=現=は第一声で、町民の暮らしを守り、声を生かした希望のもてる町政の実現へ全力をあげる決意を語りました。

常山候補は、昨年7月から戦争法廃止へ毎週スタンディングに取り組んできたことを語り「戦争できる国にかじを切った『アベ政治』を許すわけにはいきません。平和の願いを私に託してください」と強調。共産党が実施した町民アンケートをうけて、誰もが低額で利用できる交通手段の確保・充実や子育て支援の充実、税負担の軽減などを掲げ、「町民の声を議会に届け、要求実現へ全力をあげます」と訴えました。

柴岡祐馬北部地区委員長や埼玉土建秩父支部建設後援会、秩父生協病院の代表、地元住民が応援のマイクを握り、「常山候補は議会になくてはならない人。何としても押し上げよう」などと呼びかけました。

町議会には、常山候補のほかに、新社会党1、無所属11の計13人が立候補し、1人はみ出しの少数激戦です。

(しんぶん赤旗2016年2月10日付より)