日本共産党埼玉西南地区委員会は13日、所沢市長選(10月11日告示、18日投票)で、「市民が主役の会」の市川はるひこ(治彦)氏(62)=無所属、新=を推薦すると発表しました。
市長選は、現職の藤本正人氏(53)と、保守系の元市議も立候補を表明しています。
市川氏の略歴
横浜市立大学卒。所沢市内で中学校教諭を35年間務め、現在、所沢地区労働組合協議会議長。
日本共産党埼玉西南地区委員会は13日、所沢市長選(10月11日告示、18日投票)で、「市民が主役の会」の市川はるひこ(治彦)氏(62)=無所属、新=を推薦すると発表しました。
市長選は、現職の藤本正人氏(53)と、保守系の元市議も立候補を表明しています。
横浜市立大学卒。所沢市内で中学校教諭を35年間務め、現在、所沢地区労働組合協議会議長。
9日投票の埼玉県知事選は即日開票され、「民主県政の会」代表で日本共産党が推薦する柴田やすひこ候補は228,404票を獲得して善戦したものの、当選には至りませんでした。当選は、現職の上田きよし氏で、4期目となります。
こんどの選挙では、国の行方を左右する安保法案(戦争法案)に対する各候補の態度が問われました。しかし、柴田候補以外の候補者は論戦を回避し、自民党県連が推薦する塚田候補はもっぱら上田候補の「多選自粛条例」破りを攻撃し、まともな政策を示せませんでした。
これに対して、柴田候補は、「戦争法案ノー」「憲法を生かす県政への転換」を正面から訴えるとともに、「子ども医療費を18歳まで無料に」「公契約条例の制定」「ブラック企業の規制」など、具体的な政策を示して奮闘し、県民の間に共感を広げました。
自民党推薦の塚田候補が大差で敗れたことは、「戦争法案」に対する埼玉県民の批判の表れでもあり、安倍政権にとって厳しい結果となりました。
開票後、柴田候補は「私たちの命がかかった重大問題を提起して訴えたが、浸透させるうえで力が及ばなかった。選挙中に約束した政策を実現するために、今後も県民のみなさんと手を携えて、がんばりたい」と語りました。
候補者 | 得票数 | 得票率 | |
柴田やすひこ | 228,404 | 14.98% | |
当 | 上田きよし | 891,822 | 58.48% |
つかだ佳祐 | 322,455 | 21.15% | |
石川英行 | 49,884 | 3.27% | |
たけだのぶひろ | 32,364 | 2.12% |
有効投票数 1,524,929 投票率 26.63%
(民主県政の会ニュース)
9日投開票された埼玉県杉戸町議選(定数15、立候補19人)で、日本共産党は、阿部啓子(65)、森山哲夫(56)、石川敏子(64)の現職3氏が全員当選しました。
3人の得票合計は2976票(得票率16.99%)で、得票で536票、得票率で3.62ポイント前回を上回りました。
自民党(1人)、公明党(2人)は前回と同数の当選でしたが、得票を減らしました。
日本共産党は、安倍政権の「戦争する国づくり」ストップを訴え、町政政策では▽小中学校・町立幼稚園へのエアコン設置▽総合病院の誘致▽国民健康保険税・介護保険料の引き下げ▽下水道料金値上げストップ―などの公約を掲げて支持を広げました。
(しんぶん赤旗2015年8月11日付より)
9日投票された埼玉県小川町議選(定数16、立候補18人)で、日本共産党の笠原武氏(80)=元=は、1193票(得票率7.78%)を得て4位で当選し、現有議席を確保しました。
笠原氏は「戦争法案ストップ」「若者を戦場に送らない」と掲げ、子育て支援や高齢者福祉の充実で「子ども・若者・高齢者が大切にされる町政を実現する」と強調。若者の雇用対策や高校卒業までの医療費無料化、学校給食の無料化、デマンド(送迎)タクシーの早期実現などを訴えてたたかいました。
選挙結果をうけて、笠原氏は「公約実現のために全力を尽くします」と述べました。
公明党は現有2議席を確保したものの、得票数を132票減らしました。
(しんぶん赤旗2015年8月11日付より)
埼玉県の「県民参加の民主県政をめざす埼玉各界連絡会」(民主県政の会)は23日、県知事選(7月23日告示、8月9日投票)に、会代表で埼玉県労働組合連合会(埼労連)議長の柴田やすひこ氏(62)を擁立すると発表しました。無所属で立候補し、日本共産党が推薦します。
記者会見で柴田氏は「安倍政権の『戦争する国づくり』を許さず、憲法を暮らしに生かす県政を実現する」と語りました。
1953年東京都生まれ。和光大学卒業。小中学校教諭、県教職員組合副委員長、埼労連事務局長を経て、2010年から同議長。