12月埼玉県議会・党県議一般質問の傍聴案内

埼玉県議会12月定例会で、日本共産党の村岡正嗣県議と秋山もえ県議の2人が以下の日程で一般質問(項目は予定)を行います。
傍聴希望者は、いずれも開始時間の30分前に県議会4階・第4委員会に集合ください。まとめて受付を行います。
なお、県議会4階の傍聴受付でも直接手続きができます。
ぜひ足をお運びください。
なお、埼玉県議会のホームページでもインターネット中継がご覧になれます。あわせてよろしくお願いします。

<一般質問の日程・内容>
12月7日(月)15時から、村岡正嗣県議の一般質問
【質問項目】
1、深刻な新型コロナウイルス感染拡大から県民の命とくらしを守ること
(1)医療崩壊を防ぐとともに公衆衛生を強化すること
(2)地域経済の振興
(3)コロナ禍で苦しむ学生・青年への支援
(4)文化・芸術の灯りを消してはならない
2、災害死亡者ゼロへ、実効ある避難計画と感染症対策を
3、特別支援学校の増設、県南地域の過密解消を
4、かけがえのない見沼田んぼの保全と農業振興を

12月9日(水)13時から、秋山もえ県議の一般質問
【質問項目】
1、コロナ第 3 波の収束のために、なんとしてもPCRの社会的検査を
2、長野県に学べ!気候非常事態宣言を
3、一人ひとり個性を生かす、人権と多様性の社会へ
・教育の場こそ人権と多様性の場に
 校則を考える
 臨時的任用教員への差別は許せない
 小中学校の教員未配置・未補充をなくすために
・コロナ禍で苦しむ女性と子どもへの支援を急げ
・手話通訳者の養成はまったなし

埼玉・朝霞/宮本・梅村・工藤氏ら/政権交代へ共産党大きく

日本共産党の宮本徹衆院議員は11月21日、埼玉県朝霞市の北朝霞駅前での街頭演説で、日本共産党の躍進を訴えました。

宮本氏は、菅義偉首相による日本学術会議への人事介入は違憲・違法だと批判し、「政権にたてつけば不利益をこうむる社会になったら、まともな言論が失われる。徹底追及して任命拒否を撤回させる」と訴えました。

梅村さえこ衆院北関東比例予定候補は、コロナ禍に苦しむ商店主の声を紹介し、「持続化給付金の再支給などとともに、消費税を5%に減税すべきだ。政権交代で実現しよう」と呼びかけました。

工藤かおる衆院4区予定候補は、PCR検査の補助不足や全国一律の「Go To トラベル」を批判。「自民党に任せていたら命が守られない。命を守る政治にしよう」と訴えました。

前原かづえ県議が「みなさんの声が届く政治にしていく」と力を込めました。

新型コロナの抜本的対策を/党埼玉県委が署名提出行動/塩川・伊藤氏に託す

日本共産党埼玉県委員会は11月20日、この間集めてきた署名の国会提出行動に取り組みました。新型コロナウイルスの抜本的な対策や消費税の5%減税を求める署名、改憲発議に反対する緊急署名などを塩川鉄也衆院議員と伊藤岳参院議員に託しました。

おくだ智子衆院埼玉2区予定候補や地方議員らが参加。塩川、伊藤両氏が国会情勢を報告しました。

伊藤氏は総務委員会での質問で、コロナ禍で自治体が、財政難を理由に住民サービスを切り捨てるという事態にならないよう、国に財源確保を求めたと報告。塩川氏は、「菅政権は新型コロナでも日本学術会議の任命拒否問題でも、専門家の科学的知見を軽視している。きたる解散・総選挙で菅政権を終わらせ、野党連合政権を実現しましょう」と呼びかけました。

参加者は「『コロナ対策を求める署名のお願いにきました』と言って訪問すると、ほとんど断られない。特に高齢者からは『家から出られない。何とかしてほしい』と言われる」(戸田市)、「コロナの署名は、今までどの署名も書いてくれなかった人や、保守的な人も署名してくれ、共産党への期待を感じる」(蕨市)など、取り組みを交流しました。

埼玉県委員会/女性宣伝/ジェンダー平等の実現を

日本共産党埼玉県委員会は11月19日、女性キャラバン宣伝に取り組みました。川口、越谷、春日部の各市で梅村さえこ衆院北関東比例予定候補らが「ジェンダー平等社会の実現を」と訴えました。

川口市では、おくだ智子衆院埼玉2区予定候補、春日部市では赤岸まさはる衆院埼玉13区予定候補が訴え。各市で市議や党後援会の女性らも訴えました。

梅村氏は、共産党の衆院比例候補は半数以上が女性であり、比例で共産党が伸びれば女性議員が増えると強調。「きたる解散・総選挙で政権交代を実現し、誰も自分らしき生きることができ、個人の尊厳が大切にされる社会を実現しましょう」と呼びかけました。

越谷市での訴えに足を止めた、70代の女性は「学術会議の任命拒否問題で、一番困っているのは学者さんたちだと思う。野党は協力して全員が任命されるようにしてほしい」と話しました。

川口市で訴えを聞いた女性(53)は「男性も女性も同じように働いているのに女性の方が下に見られていると感じる。ジェンダー平等の実現へ頑張ってほしい」と語りました。

梅村さえこ比例予定候補(左から3人目)と奥田智子埼玉2区予定候補(左から4人目)

小選挙区予定候補紹介記事その1

埼玉2区・おくだ智子予定候補(51)=新= 子どもたちに少人数学級を

「来る解散・総選挙で政治を変えよう」と連日、川口市内を駆け巡っています。衆院埼玉2区に挑戦するのは3回目。今度は、市民と野党の共闘での勝利をめざします。

両親は日本共産党員だったものの、20代後半になるまで党は遠い存在でした。そんな時、街頭で共産党の宣伝カーを見かけ、会釈をすると「ご声援ありがとうございます」と返ってきたことに「わあ、かっこいい」と感動。電話帳で党の事務所を調べて電話し、翌年に行われた東京都議選での宣伝カーのアナウンサーを経て、入党しました。

29歳で鳩ケ谷市議に初当選。「党の議員さんたちはかっこよく、やりがいがありそうだった。立候補を要請された時は『えっ、いいんですか。私やりたかったんです』と、すぐに引き受けました」と笑います。

市議時代は、子ども医療費無料制度の年齢拡充や学童保育所の増設などに尽力。「市の職員は、良き理解者だと思っています。ある元職員のご夫婦は、私が県議補選で当選した時も、とても喜んでくれて。あのころの経験は宝ですね」

街頭で、いつも訴えていることがあります。不登校気味で、3月からの一斉休校で振り回され、再開後、分散登校は何とかできたものの、40人学級に戻ると全く学校に行けなくなってしまった――。そんな、中学1年生の息子の友人がいます。「おとなの責任で、子どもたちに少人数学級をプレゼントしましょう」。訴えに、力がこもります。

奥田・ともこ 1968年旧鳩ケ谷市(現川口市)生まれ。東京家政大学卒。98年から鳩ケ谷市議4期。14年県議補選南2区(川口市)で当選し、県議1期。12年、14年衆院選埼玉2区候補、16年参院選比例候補。現在、党県委員、南部地区副委員長。

 

埼玉9区・神田三春予定候補(66)=新= 未来に希望ある社会へ

「みんなが希望を持って暮らせる世の中にしよう」。3度目の衆院埼玉9区候補として、社会を変えていく仲間たちとともに奮闘しています。

入党は、保育士を目指して練馬高等保育学院(当時は保母学院)に通っていた頃でした。子どもの頃から家に「しんぶん赤旗」があり、日本共産党のことを知っていました。卒業後、保育士や民青専従、新婦人を経て、党勤務員に。現在は党西南地区委員長を務めています。

国政初挑戦は2003年の総選挙で、得票は1万6514票でした。2度目の挑戦は17年。野党共闘が突然の逆流に直面したとき、「立憲主義を守れ」の市民の要請に応え、立ち上がりました。「オール9区の会」の人たちの応援を受けてたたかい抜き、得票は9区のものとして史上最高の4万822票を獲得。「共闘の力を実感しました」と笑顔で話します。

「コロナ禍で仕事がなくなった。1日1食できるかわからない」「新規開店したばかりで給付金がもらえなかった」といった悲鳴を聞いてきました。「自分でできることは自分で」という菅首相の自己責任押しつけは許せないと批判します。

次の総選挙は3度目の挑戦です。「菅首相は安倍政治継承を掲げましたが、新自由主義政治の行き詰まりは明白です」。野党連合政権をつくり、行き詰まった政治を変えるためには、日本共産党の躍進が決定的だと意気込みます。誰もが希望を持てる社会を目指し、「こんな冷たい政治は変えていこう」と街頭から訴えています。

神田・三春 1954年小鹿野町生まれ。都立練馬高等保育学院卒。03年、17年衆院選埼玉9区に立候補。現在、党県委員、西南地区委員長。

 

埼玉14区・田村勉予定候補(72)=新= 地方政治変えるためにも国政変えなければ

「『日本共産党ここにあり』という姿を示すことが、市民と野党の共闘を進める意味でも大切だ」と、立候補を決意しました。

中学卒業後、就職して川口市に転居。そこで「学ばなければ」と一念発起して、近所の定時制高校に入学しました。その後、東京都立の定時制高校に転校し、米軍立川基地(東京都立川市など、1977年に全面返還)で働きながら学びました。「当時はベトナム戦争真っ只中。通っていた高校でも〝学園紛争〟がありました」とふり返ります。卒業後は法政大学法学部政治学科に進学。在学時期は違いますが、菅義偉首相と同じ学科です。

大学卒業後は川口に戻り、そこで日本共産党に入党。31歳の時に党の専従になり、地区委員長や衆院小選挙区候補を歴任しました。

地方議員を経験し、「国政が変わらないと地方政治も変わらない」と身にしみて実感しています。「国の悪政は地方に伝播します。法律ができてしまえば、自治体職員はそれを実施しなければなりません。地方議員が各地でがんばることはもちろん大切ですが、おおもとである国政を変えることがどうしても必要です」と話す言葉に力がこもります。

日本学術会議の会員任命拒否問題は許せません。「戦前の弾圧事件に通じる問題であり、学者だけの問題ではありません。戦前の日本は、こうした口封じが積み重なって戦争につながりました」。南北に長い埼玉14区じゅうを駆け巡り、訴えています。

経歴 1948年群馬県生まれ。法政大学卒業。日本共産党埼玉東部南地区委員長を歴任。長瀞町議1期。2000年と03年に衆院埼玉3区、14年に同埼玉15区から日本共産党公認で立候補。現在は日本共産党埼玉県委員会勤務員。