埼玉県入間市で集団的自衛権行使に反対する声をあげようと5日、「戦争させない入間ネットワーク」が集会を開き、冷たい雨が降る中、約120人が参加しました。
あいさつした同ネットワークの高杉晋吾代表は、航空自衛隊入間基地(入間市、狭山市)に大型のC2輸送機の配備が予想される問題などをあげ、「入間基地が戦争する準備を進めるのを許さず、市民と共に肩を組んでたたかおう」と呼びかけました。
日本共産党の安藤佳子市議が発言し、安倍政権が「戦争する国づくり」を進めるなかで、入間市に対しても防衛省が9月に旧米軍ジョンソン基地跡の留保地(入間市東町)への災害対処拠点施設と自衛隊病院の受け入れを要請するなど、基地の拡張が進められようとしていると指摘。「一緒に『戦争する国づくり許さない』の声をあげ、力を合わせていきましょう」と訴えました。
集会参加者は、政府に戦争はしないと誓った憲法9条を守ること、集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回することを求めたアピールを採択し、「戦争させない」「9条壊すな」とコールしました。(赤旗2014年10月7日付より)