【さいたま市】県民の願い届ける共産党大きく 池内衆院議員

青柳県議候補(右端)と(左から)とば、戸島の両市議候補の勝利を訴える池内衆院議員(右から2人目)=2015年4月10日、さいたま市見沼区

青柳県議候補(右端)と(左から)とば、戸島の両市議候補の勝利を訴える池内衆院議員(右から2人目)=2015年4月10日、さいたま市見沼区

日本共産党の池内さおり衆院議員は10日、さいたま市の大宮区と見沼区で街頭演説し、県議選南6区(見沼区、定数2、立候補3人)の青柳しんじ県議候補=新=と、市議選見沼区(定数8、立候補11人)の戸島よし子=現=、とばめぐみ=新=の両候補、同大宮区(定数5、立候補7人)の山本ゆう子候補=新=を応援しました。

池内氏は「共産党に議席を大きく伸ばすことに日本の現在と未来がかかっています」と述べ、共産党の躍進で、安倍政権が狙う「戦争する国づくり」や「企業が世界一活躍しやすい国づくり」にストップをかけ、「政治とカネ」の問題にけじめをつけさせようと力説しました。

青柳候補は「県民、市民の暮らし、平和を守るのが共産党の議席です。あと二回り、三回りと支援の輪を広げて押し上げてください」と訴えました。(赤旗2015年4月11日付より)

県・市3人全員当選必ず さいたま市見沼区で決起集会

声援に応える(左から)戸島、梅村、青柳、とばの各氏=2015年1月12日、さいたま市

声援に応える(左から)戸島、梅村、青柳、とばの各氏=2015年1月12日、さいたま市

梅村議員ら訴え

4月のいっせい地方選に向けて、さいたま市の日本共産党見沼区委員会と同後援会は12日、市内で決起集会を開きました。同区からは、定数2の県議選に青柳しんじ氏=新=が、定数8の市議選に戸島よし子=現=、とばめぐみ=新=の両氏が立ち、3人全員当選の「トリプル勝利」をめざしています。

青柳氏は、県立小児医療センター(同市岩槻区)の現地存続を求める声が共産党に寄せられていると語り、「さいたま市でその声をしっかり伝える議席が必要です」と強調。

県議会での過去の侵略戦争・植民地支配を肯定・美化する歴史の逆流の動きや、教科書採択、教育実践への介入の急先鋒(せんぽう)にたっているのが見沼区の自民党県議だと指摘し「“そんな県議はいらない”の思いを私に託してください」と訴えました。

戸島氏は、保育や学童保育の施策の充実に尽力し、前進させてきたことを紹介。「7人から11人の議員団になれば要求実現の道はさらに開かれます」と語りました。

とば氏は、教育や保育、福祉の分野で市が責任を放り出し、大企業のもうけの対象にさせようとしていると批判し、「国民の命綱になってきた共産党を、さらに太く、強くするために力いっぱいたたかいます」と語りました。

梅村さえこ衆院議員は「本格的な躍進の流れをつくるとともに、民主連合政府を実現するためにも勝ち取らなくてはならない議席です」と訴えました。(赤旗2015年1月15日付より)

【動画】7/1 山本ゆう子、とばめぐみ、青柳しんじの訴え

2014年7月1日18:00 大宮駅東口
集団的自衛権行使容認の閣議決定に抗議する緊急街頭演説

 

山本ゆう子・さいたま市議候補(大宮区)の訴え

 

とばめぐみ・さいたま市議候補(見沼区)の訴え

 

青柳しんじ・埼玉県議候補(さいたま市見沼区)の訴え

市民と対話が原動力 さいたま市議選(見沼区・定数8) とばめぐみ候補(55)

暮らしの声を聞く、とば候補=2014年5月10日、さいたま市見沼区

暮らしの声を聞く、とば候補=2014年5月10日、さいたま市見沼区

さいたま市議選で現有7から11への議席増をめざす日本共産党は、見沼区で現職の戸島よし子候補(63)とともに、新人の、とばめぐみ候補(55)の勝利に全力をあげています。

とば候補は、昨年5月の市議補選で次点ながら1万票余を得て、「この期待に応えなければ」と、再挑戦を決意しました。

まち歩いて

「市民のみなさんとの対話が私のやりがい、原動力。切実な願いが寄せられるたびに、共産党の役割を肌で感じる」と言います。

「高齢者2人の農家に下水道敷設の分担金として160万円の請求があった」「安全講習の消防隊が削減され、小さな保育園には出張してくれなくなった」「道路にはみ出して危険な電柱の移動は住民負担でやるように言われた」―対話を通して、市民に冷たい市政の現状が浮かび上がってきます。

とば候補は「まちを歩くほどに、“この人を放っておけない”という場面に出会いますが、市の仕組みが市民のためになっていないことを実感します」と語ります。

声を届ける

見沼区には、通学路が3~4㌔と遠いうえに道が危険なため、バス通学する家庭がありますが、バス代補助はありません。家庭の負担は小学校6年間で12~20万円にものぼります。共産党市議団と、とば候補は、保護者と一緒に通学路を歩いて調査し、議会質問や市教委との懇談で補助の実施を求めました。その取り組みが影響を広げ、PTAでも要望をあげることになりました。

「補助は年間130万円ほどですが、市は実施しようとしません。一方で自転車レースには今年も3億3000万円もの補助金をぽんと出す。許せません」

昨年、市が開催した国際自転車レース「さいたまクリテリウムbyツールドフランス」をめぐっては、約2億円の赤字を、清水勇人市長が専決による補助金追加と他会計予算からの流用で埋め合わせ、市民の批判を呼びました。

市議会を傍聴していた、とば候補は、民主党議員が「専決は男らしい決断、敬意を表す」と市長を持ち上げているのを目の当たりにし、「この議員には困っている市民の声は届かない」と、共産党の議席の大切さを痛感し、決意を新たにしています。

とば候補は言います。「困っている人ほど声をあげにくい。“困っている人はいませんか”と市民に寄り添う市政にしていきたい」

 

とば氏の略歴

保育士を経て、NPO法人埼玉映画ネットワーク理事、不登校・ひきこもりを考える埼玉県連絡会事務局長を歴任。現在、共産党見沼区暮らし子育て応援室長。(赤旗2014年5月16日付より)