●さいたま市議会 新年度予算など可決 久保市議ら大規模プロジェクト路線を批判

さいたま市議会は17日、2017年度予算案や条例案などの採決を行い、77件の市長提出議案を可決・同意しました。日本共産党は17年度一般会計予算案、18年度からの国民健康保険の都道府県単位化を見すえて賦課限度額を段階的に引き上げる条例案など、12件に反対しました。
予算案について、久保美樹市議が討論に立ち、市民の福祉を削り、市民に身近な公共施設の建設・改修を遅らせる一方で、ピッグイベントには多額の予算を投入し、「2都心4副都心」の駅前大型開発に157億円もの予算が計上されていることを批判。「地域経済振興策をビッグイベントと大型公共事業に頼るのをやめて市民の所得を増やす施策を進め、税や公共料金の値下げや福祉・教育の充実を進めるべきだ」と主張しました。
国保に関する条例案に対する討論に大木学市議が立ち、審議を通じて、国保税の賦課限度額の引き上げの目的が、国保税の値上げと一般会計からの繰り入れの解消にあることが明らかになったと指摘。「都道府県単位化を口実にした便乗値上げはあってはならない」と批判しました。
(「しんぶん赤旗」3月22日付より)

戦争法必ず廃止 埼玉総行動に1万人 2000万署名に全力

オール埼玉総行動で「9条こわすな!戦争させない」とアピールする参加者=2016年3月6日、さいたま市大宮区

オール埼玉総行動で「9条こわすな!戦争させない」とアピールする参加者=2016年3月6日、さいたま市大宮区

さいたま市大宮区の鐘塚公園で6日開かれた「安保関連法廃止!立憲主義を取り戻す3・6オール埼玉総行動」には、1万人を大きく超える県民が集まり、憲法違反の戦争法(安保関連法)を必ず廃止させようとの熱気にあふれました。参加者は「9条こわすな」などのプラカードを掲げ、戦争法廃止を求める2000万署名に全力で取り組むとの集会アピールを確認しました。

小出重義実行委員長が主催者あいさつをしました。埼玉弁護士会の大倉浩前会長と連合埼玉の佐藤道明事務局長、埼労連の宍戸出事務局長が後援団体としてあいさつし、宍戸氏は、2000万署名について「なんとしてもやりきって世論を広げ、安倍政権を追い込もう」と述べました。

女性や高校生、大学の准教授ら6人の市民がリレートーク。高校2年生(17)は「野党5党は安保法制廃止法案を、勇気を持って提出しました。私たちも勇気を持って進もう」と呼びかけ、大きな拍手と歓声に包まれました。

日本共産党、民主党、社民党、生活の党の野党の代表が出席して決意表明。維新の党もメッセージを寄せました。共産党の穀田恵二国対委員長は「安倍政治を許さない、野党は共闘の声に応えて5野党が立ち上がりました。選挙に勝ち、戦争法を廃止させるため、政党の違いを乗り越え、共同してたたかう」と力強く訴えました。

アクティビスト(行動主義者)のミサオ・レッドウルフさんと、中野晃一上智大学教授がゲストスピーチ。集会後、3コースに分かれてパレードしました。

(しんぶん赤旗2016年3月7日付より)

 

オール埼玉1万人行動
戦争させない憲法守れ

さいたま市大宮区で6日開かれた「安保関連法廃止!立憲主義を取り戻す3.6オール埼玉総行動」の参加者は、集会後3コースに分かれてパレードしました。「戦争させない、憲法守れ」などの熱気あるコールに、沿道で子どもらがリズムに合わせて踊るなど注目を集めました。

戦争法が気になっていたという40代の会社員の男性=さいたま市=は、ビラを見て妻と参加。「(戦争法)はどう見ても戦争準備。憲法違反であり反対。野党は選挙協力して自民党を負かしてほしい」と述べました。

埼玉県和光市の女性(67)は「参院選で、民主主義を破壊する安倍政権を少数派に追い込むためにも、(戦争法廃止の)2000万署名を大きく広げたい」と決意を新たにしていました。

「一緒に歩こうよ」と書いたのぼりを掲げて歩いた男性(73)=さいたま市大宮区=は「5野党合意を力に、私たちも仕事仲間などに声をかけて、今後歩いてくれる人を増やしたい」と元気いっぱい。

保育士の女性(28)=埼玉県鴻巣(こうのす)市=は「自分も子どもがいるので戦争に送りたくない。保育園には入れないと切実な声が上がっていますが、戦争より平等に保育がいきわたる社会にすべきです」と話しました。

さいたま市西区の男性(58)は「戦争法反対の意見広告を出すのに協力している。各種集会にも参加して、必ず戦争法を止めるために、できることはやるつもりだ」と語っていました。

日本共産党のおくだ智子参院比例、伊藤岳参院埼玉選挙区の両候補、梅村さえこ衆院議員も参加しました。

(しんぶん赤旗2016年3月7日付より)

【さいたま市】おくだ候補、集会で訴え 市民の力で新しい政治に

おくだ智子比例候補

おくだ智子比例候補

日本共産党のおくだ智子参院比例候補は17日、さいたま市岩槻区の戦争法廃止を求める市民集会で、安倍自公政権の暴走をストップさせ、市民の力で新しい政治を実現しようと訴えました。

おくだ候補は、憲法に違反して臨時国会を開かなかった安倍政権の姿勢を「権力を縛る憲法を、時の権力者が無視するならばそれは独裁政治の始まり」と批判しました。

衆院予算委員会審議で共産党が追求した、アフリカ・ジブチの自衛隊基地を米軍支援の一大拠点へ強化する防衛省の研究など、戦争法のもとで軍事作戦への支援の具体化が進んでいることを指摘。

これに対し、戦争法の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合が結成され、熊本では超党派の統一候補を立て、市民らが「わたしたちが政治を動かす」と宣言してるとのべ「主権者の政治を動かす声こそが希望の光です。戦争法廃止へ、国民のための新しい政治をご一緒に実現していきましょう」と力をこめ訴えました。

(しんぶん赤旗2016年1月20日付より)

【さいたま市】女性レッドアクションが学習・懇談/「国民連合政府」学ぶ 党県委員長が報告

国民連合政府の実現へ意見を出し合う参加者=2015年10月20日、さいたま市

国民連合政府の実現へ意見を出し合う参加者=2015年10月20日、さいたま市

埼玉県の女性団体や個人でつくる「戦争ゆるさない女性のレッドアクション実行委員会」は20日、日本共産党が提案した戦争法廃止の国民連合政府について学ぼうと、さいたま市内で学習会と懇談会を開きました。

共産党県委員会の荻原初男委員長が報告し、戦争法案ストップに県内でいち早く立ち上がったレッドアクションに敬意を表し、国民連合政府の提案は「戦争法を廃止に」という国民の願いに応え、立憲主義と民主主義を取り戻すためのものだと語りました。

参加者からは「タイムリー」「柔軟で思い切った提案」「本当に実現できるのかという思いはある」などさまざまな感想が出されましたが「野党共闘は安倍政権を倒すための希望です」「世論を高めて各党がぶれない状況をつくりたい」など提案を積極的に受け止める発言が相次ぎました。

また、「誰も戦争をしたいと思っていない。保守の人にも働きかけを」「共産党に対する間違ったイメージを取り除かないと」「戦争法がもたらした『非常事態』の中身をもっと学ぶべきだ」などの問題意識を交流し、国民連合政府の実現をめざして取り組みを進めることで一致しました。

(しんぶん赤旗2015年10月22日付より)

図書館 指定管理者制度に反対 さいたま市議会で共産党

さいたま市議会は16日、19件の市長提出議案を可決・認定して閉会しました。日本共産党は、2014年度決算認定などに反対しました。

決算認定について討論した大木学市議は、消費税増税などで市民の暮らしがより厳しくなるなかで、市民負担の軽減や福祉施策の充実をせずに、下水道料金などを大幅に引き上げたことを批判。「市民の税金は基金などにためこむのではなく、市民の暮らしや福祉、教育を充実させるために使うべきだ」と求めました。

鳥海敏行市議は、補正予算や条例などについて討論し、市立大宮図書館のPFI(公共施設の建設・管理・運営で民間企業を活用)の採用を前提とした指定管理者制度の導入について、市図書館協議会が出した答申は「少なくともさいたま市図書館ビジョンの実施期間中は指定管理者制度の導入は行わないことが望ましい」としていると指摘。日本図書館協会では、指定管理者制度の導入でコスト削減によるサービス低下や労働条件悪化が指摘されているとして「図書館協議会の答申を無視して指定管理者制度を導入するなどあってはならない」と主張しました。

(しんぶん赤旗2015年10月19日付より)

【さいたま市議会】施設利用抑制の条例可決 市民団体が議長に抗議

さいたま市議会で、自民党議員らが浦和区の「市民活動サポートセンター」の運営を、「一部の団体が政治活動に利用している」として指定管理者から市の直営に変更する条例を提案し、可決を強行した問題で19日、同センターに登録する市民団体の代表らが議会事務局を訪ね、桶本大輔議長にあてた抗議文を提出しました。

提出したのは、一部の自民党議員が「政治活動をしている」として名前を挙げた14団体のうち、憲法9条や原発などのテーマを扱う8団体。応対した議会事務局の担当者は「議長に伝えます」と応じました。

各団体の代表らは、自民党議員らが問題視する登録団体や指定管理者のNPO法人に聞き取りなどを行わず、突然条例を提案したことを批判しました。

同センターには市民活動団体が会議や打ち合わせに利用できるスペースがあり、団体登録するとロッカーやメールボックスなどが有料で利用できます。自民党は、直営にすることで、特定の市民団体の利用を抑制することを狙っています。

(しんぶん赤旗2015年10月20日付より)

【さいたま市】市民活動センターを市直轄化 9条扱う団体利用口実に/共産・民主は反対

さいたま市議会は16日、浦和区の「市民活動サポートセンター」の運営を指定管理者のNPO法人から市の直営にする条例案を賛成多数で可決しました。提案した自民党議員らは「一部の団体が政治的な活動に利用している」ことを理由に挙げています。条例案には自民党、公明党などが賛成し、日本共産党と民主党議員などで構成する「民主改革」は反対しました。

同センターは、NPOやボランティア団体など、非営利で公益的な活動をする市民団体を支援する施設として2007年に開設。会議や打ち合わせに使えるスペースがあり、団体登録するとロッカーやメールボックスなどが有料で利用できます。

5日に開かれた市議会決算・行政評価特別委員会では、自民党議員が原発や憲法9条などのテーマを扱う団体が同センターに登録し、利用していることを「政治活動に利用している」などと批判。9日の同委員会で、同センターの適切な管理運営の確保を求める決議を自民、公明の賛成多数で可決していました。

共産党の鳥海敏行市議は本会議で条例案について討論し、市の裁量権のもとで、市民団体の登録申請や活動をチェックするものだと指摘。提案議員らが「何が政治活動にあたるのか」を明確にしていないとして、「市の裁量権の行使によって、市民の自由な活動や発言が制限される」と批判しました。

(しんぶん赤旗2015年10月17日付より)

【さいたま市】「九条俳句」掲載拒否問題 公民館運営で提言

第7期さいたま市公民館運営審議会(安藤聡彦委員長)は、29日開かれた定例会議で、2年間の任期が終了するにあたり、とりまとめた提言を承認しました。

審議会は、昨年7月に起きた、大宮区の三橋公民館が「公民館だより」に同館俳句サークル会員が詠んだ「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」の句を掲載することを拒否した問題について、議論を重ねてきました。

議論をふまえ、提言は、①公民館の目的の再確認を絶えず行うこと②公民館活動への市民の参加をさらに拡充すること③市民に親しまれる公民館だよりの編集体制を整えること④市民の信頼と期待に応える職員体制づくりをすること―の必要性を指摘。「この機会にさいたま市の公民館が『市民の<声>が生きる公民館』として再生するために何が必要であるのかを、市民と行政双方が熟考し、実践されることを心から願いたい」としています。

提言の承認をうけて、委員らは「この提言をしっかりと現場に伝えてほしい」と、会議に出席した市生涯学習総合センター職員、各公民館長らに求めました。

(しんぶん赤旗2015年9月30日付より)

表現への不当な干渉/「九条俳句訴訟」原告が陳述

昨年6月、さいたま市の公民館から「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」の俳句の公民館だよりへの掲載を拒否された俳句サークル会員の女性(74)が、掲載を求め市を提訴した裁判の第1回口頭弁論が25日、さいたま地裁で開かれました。

意見陳述で女性は俳句について、東京で出会ったデモが「憲法9条守れ、平和を守れ」という自分の思いを重なり、感動して詠んだ句だと述べました。会でも特選を得たその句が「世論を二分する内容だ」と公民館が拒否したことを、「公民館が立ち入る権限はないはず」と批判。「自由にものが言え、自由に表現ができ、当たり前のことが当たり前に出来るよう、民主主義を後退させないように(求めます)」と語りました。

弁護団は、公民館は俳句の内容を見て掲載を拒否したと述べ、憲法学者から「事実上の検閲」と批判されていると指摘。全国で「政治的中立」を口実に行政が公共施設での表現や活動に干渉する事例が相次いでいるとして、この裁判で行政の不当な干渉に違法の判断を下すことが重要だと主張しました。

多くの市民や学者・文化人が応援に駆けつけ、俳人の金子兜太(とうた)さんは、ひとりの女性の素直な俳句の政治性を問題にすることに「驚きあきれ…危険を覚えている」とメッセージを寄せました。

(しんぶん赤旗2015年9月27日付より)

手話言語条例の制定要求/さいたま市議会 久保議員が質問

久保美樹市議

久保美樹議員

8日開かれた、さいたま市議会で、日本共産党の久保美樹市議が一般質問し、手話言語条例の制定を求めました。

久保氏は、ろう者には口の動きをまねて発音を強いられる、習得が難しい口話法が押しつけられてきた歴史があり、2011年の障害者基本法改正、14年1月の障害者権利条約批准をうけて、手話が明確に「言語」と示されたとして、国は手話言語法を整備すべきだと強調。「国が法整備するためにも、さいたま市を多様な言語、文化を有する都市にしていくためにも、手話言語条例を制定すべきだ」と求めました。

山本信二保険福祉局長が答弁し、「本市ではノーマライゼーション条例を制定し、障害の有無にかかわらず、誰もが安心して生活できる地域社会実現に取り組んでいる。条例の理念をふまえて検討したい」と述べました。

久保氏は、再質問で「手話は言語であり、文化です。市長は文化を守る立場に立ってほしい」と訴え、清水勇人市長に手話言語条例の制定を重ねて求めました。

清水市長は「手話が文化だというのは十分理解できる。総合的に勘案しながら検討したい」と答弁しました。

(しんぶん赤旗2015年9月16日付けより)