県民要求実現へ
引き続き全力をあげます
9日投票の埼玉県知事選は即日開票され、「民主県政の会」代表で日本共産党が推薦する柴田やすひこ候補は228,404票を獲得して善戦したものの、当選には至りませんでした。当選は、現職の上田きよし氏で、4期目となります。
こんどの選挙では、国の行方を左右する安保法案(戦争法案)に対する各候補の態度が問われました。しかし、柴田候補以外の候補者は論戦を回避し、自民党県連が推薦する塚田候補はもっぱら上田候補の「多選自粛条例」破りを攻撃し、まともな政策を示せませんでした。
これに対して、柴田候補は、「戦争法案ノー」「憲法を生かす県政への転換」を正面から訴えるとともに、「子ども医療費を18歳まで無料に」「公契約条例の制定」「ブラック企業の規制」など、具体的な政策を示して奮闘し、県民の間に共感を広げました。
自民党推薦の塚田候補が大差で敗れたことは、「戦争法案」に対する埼玉県民の批判の表れでもあり、安倍政権にとって厳しい結果となりました。
開票後、柴田候補は「私たちの命がかかった重大問題を提起して訴えたが、浸透させるうえで力が及ばなかった。選挙中に約束した政策を実現するために、今後も県民のみなさんと手を携えて、がんばりたい」と語りました。
県知事選の結果
候補者 | 得票数 | 得票率 | |
柴田やすひこ | 228,404 | 14.98% | |
当 | 上田きよし | 891,822 | 58.48% |
つかだ佳祐 | 322,455 | 21.15% | |
石川英行 | 49,884 | 3.27% | |
たけだのぶひろ | 32,364 | 2.12% |
有効投票数 1,524,929 投票率 26.63%
(民主県政の会ニュース)