自・民現職と激しく競り合う/激戦区の様相

埼玉県議選 さいたま市見沼区(定数2)

青柳しんじ 67 新

青柳しんじ県議候補

青柳しんじ県議候補

埼玉県議選南6区(さいたま市見沼区、定数2)で、日本共産党の青柳しんじ候補(67)=新=は、地元紙が「議席獲得へ、あと一歩に迫っている」と報じるなど、自民、民主の2現職と激しく競り合っています。

8年前に失った同区の共産党の議席。4年前は無投票で自民、民主の「オール与党」による議席独占を許してしまいました。公明党が推薦する自民党候補は、改憲右翼団体「日本会議」のメンバーで、2.26事件を賛美する人物。高校教育への政治介入や憲法9条改悪の急先鋒(せんぽう)です。現知事が支援する民主党候補は、患者・家族を犠牲にした県立小児医療センターの移転など「弱者に冷たい政治」を、自民、公明などと後押ししてきました。

「『戦争立法』をはじめ安倍暴走政治にストップをかけ、異常な県政・県議会を変えるため、党派を超えて共産党の青柳しんじを」

青柳候補の訴えに「絶対に勝ってほしい」「夫婦で期日前投票しました」と声がかかります。

テレデータを使った対話で、「3軒に1軒は支持、半分は支持を検討」という地域も。「共産党に投票したことはないが、安倍首相はこわい」と話す人に、後援会員は「『戦争立法』ストップ、安倍暴走政治と真っ向から対決できるのが共産党です」と語り、支持を訴えています。

選対は、対話・支持拡大のテンポを一気に上げるため「党員・後援会員の総決起をつくろう」と全力をあげています。(埼玉県・川嶋猛)

(赤旗2015年4月11日付より)

高齢者安心の市政を/さいたま市西区 大塚市議候補力説

大塚たけひで市議候補12日投票のさいたま市議選で、最も定数が少ない西区(定数4、立候補5人)で奮闘する日本共産党の大塚たけひで候補=新=は、山城屋せき市議の議席を何としても引き継ごうと、連日駅頭や街頭に立ち区内を駆け巡っています。

新人2候補を立て議席増を狙う自民党は国会議員が応援に入り、「自民党と共産党が最後の議席を争っている」と述べるなど、激しい争いになっています。

9日、大塚候補は、候補者カーで住宅地を回り、「大塚たけひでへの一票は、平和への一票です」「西区から『戦争する国づくり反対』の声をあげましょう」と呼びかけました。

通行人や仕事中の建設職人などから声援が届きます。車の窓から大きく手を振る人の姿もありました。

大塚候補は介護の職場で約10年働き、消費税増税や介護保険改悪で厳しい生活を強いられてきた高齢者の実態を目の当たりにしてきました。「高齢者が安心・安全に暮らせる市政を実現します」と訴えます。

訴えに足を止め、期日前投票を済ませてきた女性(73)は「共産党は政党助成金をもらっていないし、消費税増税に反対しているから信頼しています。頑張ってほしい」と語りました。(赤旗2015年4月10日付より)

【草加市】くらしと憲法を守る 今村県議候補訴え

今村のり子県議候補埼玉県議選南1区(草加市、定数3、立候補7人)で日本共産党の今村のり子候補=新=は、12年ぶりの党議席奪還をめざして連日、市内各所で「命とくらし、憲法を守り抜くことを約束します。私を県議会へ押し上げてください」と呼びかけています。

9日は早朝の草加駅前や団地前、住宅街などを遊説。「戦争立法」の具体化や消費税増税など暴走を続ける安倍自公政権を厳しく批判し、「若者を戦場に送らせない、消費税増税をやめさせる取り組みの先頭に立って頑張ります」と決意表明しました。

県政問題では、県が八ツ場ダムなどの公共事業に固執する一方、重度心身障害者の医療費助成カットなどをしてきたと指摘。「無駄な公共事業をストップし、特養ホームや認可保育所の増設など市民の生活環境を改善する県政に転換します」と訴えました。

今村候補に住民が駆け寄り「あと少しですね」と握手する場面も。

自宅から出て演説を聞いていた女性(67)は「共産党は、自民党よりもずっと頑張っている」と今村氏に期待を寄せました。(赤旗2015年4月10日付より)