選挙区候補ダッシュ/アベ政治倒す年に 埼玉 伊藤岳

「アベ政治を倒そう」と訴える伊藤候補=2016年1月1日、川口市

「アベ政治を倒そう」と訴える伊藤候補=2016年1月1日、川口市

日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補は1、3両日、さいたま、川口、川越、所沢の各市の駅前で街頭演説し「昨年は『アベ政治を許さない』という言葉が話題になりましたが、今年は『アベ政治を倒した』と記される年にしていきたい』と力を込めました。

伊藤候補は大学学費値上げストップや給付制奨学金創設、保育所や介護施設の待機者をなくすなどの政策を語り、「国民、県民の暮らしと経済を守るために私を働かせてください」と強調。

戦争法廃止の国民連合政府樹立に向けた野党協力の実現に力をつくすと述べ、「比例代表選挙での8人以上の議席獲得と、定数3の埼玉選挙区で自公を少数に追い込むために、日本共産党と伊藤岳を応援してください」と訴えました。

(しんぶん赤旗2016年1月5日付より)

国民の懐温める政治を/参院候補の訴えから 埼玉選挙区 伊藤岳候補

2015年12月22日、越谷市

2015年12月22日、川越市

消費税の「軽減税率」は国民の負担を軽くも減らしもしません。税負担を軽くしようと思うなら、消費税10%増税を中止すべきです。政治の力で賃上げを実現し、国民の懐を温め、税収増で国の税収も伸ばす経済・財政改革を行いましょう。

安倍政権は、学費大幅値上げにつながる国立大学への交付金を大幅カットしようとしています。一方で軍事費は聖域です。削るところが間違っている。軍事予算にメスを入れ、庶民の懐を温める予算編成にすべきです。

戦争法廃止の国民連合政府の提案は、市民がものすごい勢いで後押ししています。一緒に力をあわせて野党共闘を実現しましょう。政策や立場の違いがあっても、乗り越える時です。

日本は安倍晋三(首相)の国じゃない、独裁国家じゃない。戦争法を廃止し、立憲主義と民主主義を取り戻しましょう。

(22日、埼玉県川越市の駅頭演説で)

(しんぶん赤旗2015年12月26日付より)

学費値上げストップを 埼玉・民青が署名行動

署名を呼びかける民青同盟員と伊藤候補(左奥)=2015年12月16日、さいたま市

署名を呼びかける民青同盟員と伊藤候補(左奥)=2015年12月16日、さいたま市

日本民主青年同盟埼玉県委員会は16日、埼玉大学の最寄り駅のJR埼京線・南与野駅前で学費値上げ反対署名に取り組みました。日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補も参加しました。

参加者は、安倍政権が国立大学への交付金を15年間で1948億円削減し、足りない分を大学に学費値上げなどで「穴埋め」させようとしていると指摘し、学費が年間53万円から93万円にもなり、私立大も連動して値上がりすると訴えました。

伊藤候補は「軍事費など削るところはほかにある。とんでもない学費値上げ計画にストップをかけます」と訴えました。

署名した人からは「奨学金は返せないと思って借りなかったが、大変だった。これ以上の学費値上げはありえない」(私立大卒業生)、「学費の支払いは大変そう。バイトもきつそうで体が心配。これ以上の値上げはやめてほしい」(孫が大学生の女性)などの声が寄せられました。

(しんぶん赤旗2015年12月24日付より)