安倍暴走 地方からストップ/年頭から宣伝

訴える塩川議員(左から3人目)と柳下県議(その右隣)、市議団=2015年1月3日、所沢市

訴える塩川議員(左から3人目)と柳下県議(その右隣)、市議団=2015年1月3日、所沢市

塩川鉄也衆院議員は3日、埼玉県所沢市の西武線所沢駅前で柳下礼子県議、党市議団と街頭演説を行いました。

塩川氏は、衆議院での議席増を力に公約実現と、いっせい地方選挙勝利に全力をあげると強調。「戦後70年の今年、『海外で戦争する国づくり』の狙いに待ったをかけ、歴史の偽造を許さない取り組みを進めます」と訴えました。

柳下氏は「安倍暴走政治に地方からストップをかけるために、県議会では、全常任委員会に議員を送り、議案提案権を持つことのできる8議席以上をめざします」と語りました。(赤旗2015年1月6日付より)

医療・介護削減に反対 共産党県議会/埼玉県議会が閉会

柳下礼子県議

柳下礼子県議

埼玉県議会定例会は19日、補正予算案、条例案、決算認定など37件の知事提出議案を可決・認定して閉会しました。日本共産党は23議案に賛成し、14議案に反対しました。

 

柳下礼子県議が補正予算案と条例案について討論に立ち、医療・介護給付費と病床の削減を狙う「医療・介護総合法」を県で具体化するための基金設置条例案や県立浦和図書館を廃止する条例案に反対しました。職員給与の改定条例案について、来年度から50代の職員を中心に年間14万円の賃下げを行うものだとして反対しました。

 

村岡正嗣県議

村岡正嗣県議

村岡正嗣県議は2013年度の一般会計と特別会計、公営企業会計の決算認定について討論しました。県が県立美術館などの公共施設の高齢者使用料減免を廃止したことや、職員の定数・給与を削減したことを批判。患者の家族と地域住民が反対している県立小児医療センター移転事業に約5億円(総事業費482億円見込み)支出し、治水・利水に役立たない八ツ場(やんば)ダム建設事業に約9億円支出し、13年度までの負担が489億円にのぼっていると指摘し、認定に反対しました。(赤旗2014年12月20日付より)

「病床削減で深刻に」 埼玉県議会 柳下議員が指摘

柳下礼子県議

柳下礼子県議

埼玉県議会福祉保健医療委員会で15日、日本共産党の柳下礼子県議は「地域医療介護総合確保基金条例」案について質問しました。

条例案は、安倍内閣が制定した「医療・介護総合法」を推進するものです。同法は医療や介護の給付費を抑制し、患者を在宅医療や介護に誘導することを目的にしています。

柳下氏は「高齢化が急激に進む中、今でも『老老介護』『認認介護』という実態があり、病院やショートステイから追い出され、特養ホームにも入れないのが現状だ」と指摘し、病床削減は深刻な事態をもたらすと批判しました。

県側は「病床削減が目的ではない」「地域で効率的に医療を利用できるようにする」などと答弁。柳下氏は「認識が甘いのではないか」と述べ、今後つくる県の地域医療計画について「現場の意見を聞き、反映させるべきだと」と求めました。県は「医療関係団体などから意見をよく聞きたい」と答えました。

柳下氏は「『病院難民』『介護難民』を増やす計画は許されない」と指摘し、条例案について、「医療費抑制政策の埼玉版をスタートさせるものだ」として反対しました。(赤旗2014年12月18日付より)

【所沢市】政治動かすのは県民 やぎした候補事務所開き

埼玉県議選

柳下礼子県議

やぎした礼子候補

来年の埼玉県議選西第1区(所沢市、定数4)で勝利をめざす日本共産党の、やぎした礼子候補(68)=現=は26日、ファルマン通り交差点そばで事務所開きを行いました。

やぎした氏は、医師不足解消のため県立大学への医学部設置を繰り返し求めるなかで超党派の運動が広がり、予算に調査費が計上されたことを報告。「政治を動かすのは県民です。みなさんの声を届ける共産党の議席を増やすために、全力で頑張ります」と決意を語りました。

市内の肢体不自由児の家族らでつくる「つぼみの会」の森田美佳さんは「新しくできた特別支援学校に肢体不自由児も通えるように、やぎしたさんが頑張ってくれて実現しました。弱者に優しい当たり前の社会になるように、頑張ってほしい」と語りました。

所沢市議選(定数33、3減)で勝利をめざす、平井明美、荒川ひろし、城下のり子、小林すみ子、矢作いづみ=以上現=の5候補が紹介されました。(赤旗2014年10月31日付より)

命と暮らし守る県政へ/党埼玉県議候補 9氏が会見

日本共産党埼玉県委員会は28日、埼玉県庁記者クラブで記者会見を開き、来春の県議選の候補者9氏(一部既報)を発表しました。

記者会見する柳下(右から2人目)、村岡(その左)ら県議候補=28日、埼玉県庁記者クラブ

記者会見する柳下(右から2人目)、村岡(その左)ら県議候補=28日、埼玉県庁記者クラブ

記者会見で、現在県議団長の柳下礼子候補は、自民党の執ような教育への政治的介入や、福祉切り捨てに賛成する「オール与党」の県議会を批判し、県民の生の声を八つの常任委員会すべてに届けるために、自らの再選とともに8人以上の当選をめざすと表明。「県民の命と暮らしを守る県政に転換する」と述べました。

2期目をめざす村岡正嗣候補(県議団幹事長)は「請願に対する本会議での討論を認めないなど、自民党の横暴と対決するために何としても再選を勝ち取る」と語りました。

新人の金子正江候補は「安倍政権の暴走に対し、地方自治体の防波堤としての役割をしっかり果たさせるためにがんばりたい」と述べました。

発表した県議候補は次の通りです。(敬称略)

 

▽西1区(所沢市)=柳下礼子(68)=現=

▽南2区(川口市)=村岡正嗣(62)=現=

▽南6区(さいたま市見沼区)=青柳伸二(66)=新=

▽南13区(上尾市・伊奈町)=新藤孝子(59)=新=

▽南18区(新座市)=石島陽子(52)=新=

▽西4区(狭山市)=広森すみ子(66)=新=

▽西6区(富士見市)=瀬戸口幸子(63)=新=

▽西7区(川越市)=本山修一(66)=新=

▽東8区(越谷市)=金子正江(66)=新=

(赤旗2014年10月29日付より)