署名1万8千超提出 党埼玉県委が国会議員に

(右3人目から)塩川、紙、梅村の各議員に署名を手渡す(右端から)前原、金子両県議と(左端から)伊藤、おくだ両氏=2015年9月3日、衆院第2議員会館

(右3人目から)塩川、紙、梅村の各議員に署名を手渡す(右端から)前原、金子両県議と(左端から)伊藤、おくだ両氏=2015年9月3日、衆院第2議員会館

日本共産党埼玉県委員会は3日、衆院第2議員会館で、戦争法案に反対する署名1万8106人分を、紙智子参院議員と塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員に手渡しました。埼玉県委員会の署名は6月の提出分と合わせ、4万人分を超えました。

おくだ智子参院比例候補や伊藤岳参院埼玉選挙区候補、金子正江、前原かづえ両県議、県内各地区委員会の党員が参加し、宣伝や署名などの取り組みを交流。おくだ氏は「戦争法案反対の世論がどんどん高まっていることを実感しています。(安倍自公政権と国民との)せめぎあいに勝つために頑張り抜きます」と語りました。

3人の国会議員が情勢報告し、紙議員が8月30日の国会包囲行動や全国総行動が政権にショックを与え、国会審議でもまともに答弁できない状況で、採決を強行できない状態に追い込まれていると指摘し「廃案にするため、これからのたたかいが重要です」と述べました。

(しんぶん赤旗2015年9月4日付より)

戦争法案反対の行動広げに広げ/共産党国会議員、街頭へ/さいたま 塩川さん、梅村さん

セイン総法案の強行採決に抗議する(左から)おくだ、梅村、塩川、、伊藤の各氏=2015年7月16日、さいたま市

戦争法案の強行採決に抗議する(左から)おくだ、梅村、塩川、、伊藤の各氏=2015年7月16日、さいたま市

衆院本会議で戦争法案が強行採決された16日、日本共産党埼玉県委員会は断固抗議し廃案に追い込もうと、さいたま市のJR浦和駅西口で緊急街頭宣伝をしました。

国会から、塩川鉄也、梅村さえこの両衆院議員が駆けつけて国会情勢を報告し、おくだ智子参院比例、伊藤岳参院埼玉選挙区の両候補も訴えました。

梅村氏は「与党は100時間審議をしたというが、いくつもの法案をまとめたものであり、法案一つあたりではまだ10時間ほど。こんな暴挙は許されません」と強調。塩川氏は、強行採決は安倍内閣と自民、公明与党が追い詰められての暴挙だと指摘。「参議院で自民党の議席は過半数に届かず、民意を無視した強行はできません。引き続き、安倍内閣を追い詰めていく国民的共同を大きく広げ、必ず廃案を勝ちとりましょう」と呼びかけました。

宣伝中に呼びかけた署名には通行人が次々と応じ、30分ほどで61人分が集まりました。訴える4氏に「頑張れ」と声をかけていく人もいました。

署名に応じた所沢市の中学2年生の男子は「政府が決めた憲法9条を政府が勝手に解釈を変えていいのかと思う。国民が理解していないのに採決するのはおかしい」と話しました。

(しんぶん赤旗2015年7月17日付より)