「日本共産党が伸びれば政治は変わります。再びみなさんの声を届ける仕事をさせてください」。4月3日告示(12日投票)の埼玉県議選西1区(所沢市、定数4)で日本共産党のやぎした礼子候補(68)=現=は、6期目の当選へ全力を挙げています。(埼玉県・藤中陽美)
所沢市寿町で対話になった男性は「自民党は悪代官のよう。共産党に頑張ってもらわないと」と話すなど、市民からは切実な声が寄せられます。
やぎした候補は党県議団長として県民の医療・福祉を守る活動に全力を挙げ、自民党県議などによる高校での平和教育への政治的介入ときっぱり対決してきました。
「安倍政権の『戦争立法』などの暴走にストップをかけられる唯一の議席。『憲法9条守れ』の思いを、共産党の私に託してください」と力強く訴えます。
連日、電話などで支持を広げている石川良照さん(68)は4年前と比べて、電話をすぐ切られることはほとんどなく、反応が全然ちがう。訴えれば訴えただけ支持はもっと広がる」と話します。
一方、他陣営も必死。前回当選が1人だった自民党は公認・推薦で3人の現職市議を擁立して議席増を狙い、民主党、公明党の現職と合わせて有力6候補の争いです。駅前宣伝で鉢合わせしたり、各党が幹部を招いた演説会を開いたりするなど、すでに大激戦となっています。
共産党と後援会は、21、22の両日に1173カ所で声出しの宣伝にとりくむなど奮闘。辻源巳党西南地区委員長は「打って出た人は共産党への期待の広がりを実感している。さらに担い手を広げ、臨時電話をフル稼働させて支持拡大でも大きな飛躍を」と呼びかけています。(赤旗2015年3月29日付より)