命と暮らし守る県政へ/党埼玉県議候補 9氏が会見

日本共産党埼玉県委員会は28日、埼玉県庁記者クラブで記者会見を開き、来春の県議選の候補者9氏(一部既報)を発表しました。

記者会見する柳下(右から2人目)、村岡(その左)ら県議候補=28日、埼玉県庁記者クラブ

記者会見する柳下(右から2人目)、村岡(その左)ら県議候補=28日、埼玉県庁記者クラブ

記者会見で、現在県議団長の柳下礼子候補は、自民党の執ような教育への政治的介入や、福祉切り捨てに賛成する「オール与党」の県議会を批判し、県民の生の声を八つの常任委員会すべてに届けるために、自らの再選とともに8人以上の当選をめざすと表明。「県民の命と暮らしを守る県政に転換する」と述べました。

2期目をめざす村岡正嗣候補(県議団幹事長)は「請願に対する本会議での討論を認めないなど、自民党の横暴と対決するために何としても再選を勝ち取る」と語りました。

新人の金子正江候補は「安倍政権の暴走に対し、地方自治体の防波堤としての役割をしっかり果たさせるためにがんばりたい」と述べました。

発表した県議候補は次の通りです。(敬称略)

 

▽西1区(所沢市)=柳下礼子(68)=現=

▽南2区(川口市)=村岡正嗣(62)=現=

▽南6区(さいたま市見沼区)=青柳伸二(66)=新=

▽南13区(上尾市・伊奈町)=新藤孝子(59)=新=

▽南18区(新座市)=石島陽子(52)=新=

▽西4区(狭山市)=広森すみ子(66)=新=

▽西6区(富士見市)=瀬戸口幸子(63)=新=

▽西7区(川越市)=本山修一(66)=新=

▽東8区(越谷市)=金子正江(66)=新=

(赤旗2014年10月29日付より)

暮らし守る予算に 共産党が埼玉県に要望

上田知事(右側中央)に要望する県議・県議候補ら=2014年10月24日、埼玉県庁

上田知事(右側中央)に要望する県議・県議候補ら=2014年10月24日、埼玉県庁

日本共産党埼玉県委員会と県議団は24日、2015年度の県予算編成に対して要望しました。

上田清司知事に、暮らし、福祉、教育、防災、地域経済など211項目の要求・提言をしました。荻原初男県委員長と柳下礼子、村岡正嗣、奥田智子の各県議、青柳伸二、石島陽子、新藤孝子の各県議候補が出席しました。

荻原委員長は、県の世論調査でも生活が苦しくなったとの回答が増え、一人親家庭や子どもなどの貧困が広がっていると指摘し、「県民の暮らしを守る思い切った施策を実施してほしい」と求めました。

柳下県議は、重度心身障害児の入所施設が不足しているために1300人を超える待機者がいる実態を示し、「国へも働きかけて施設を増設するよう」求めました。

奥田県議は、大雪被災農家への補助金支給が遅れている問題で、迅速に対応するよう要求。上田知事は「より深刻な人から優先して対応していきたい」と述べました。

村岡県議は、東京湾につながる新芝川沿いの船置き場「芝川アリーナ」の有効活用を提案しました。(赤旗2014年10月25日付より)