消費税増税ストップ 集団的自衛権行使反対/党埼玉県委 国会へ署名

塩川衆院議員(右から3人目)に署名を手渡す梅村衆院比例候補(同2人目)と埼玉の衆院小選挙区候補(左3人)、伊藤氏(右端)=2014年11月18日、衆院第2議員会館

塩川衆院議員(右から3人目)に署名を手渡す梅村衆院比例候補(同2人目)と埼玉の衆院小選挙区候補(左3人)、伊藤氏(右端)=2014年11月18日、衆院第2議員会館

日本共産党埼玉県委員会は18日、衆院第2議員会館で、「消費税増税ストップ」「集団的自衛権の行使反対」の署名を、塩川鉄也衆院議員(衆院北関東ブロック比例候補)に手渡しました。梅村さえこ同比例候補や衆院小選挙区候補、来年のいっせい地方選候補、伊藤岳参院埼玉選挙区候補らが参加しました。

「消費税」の署名は1万2243人分、「集団的自衛権」の署名は5620人分です。

署名を受け取り、あいさつした塩川氏は、安倍内閣が消費税10%増税の先送りを表明したことについて「増税中止を求めるみなさんの運動の成果です。たたかいが安倍内閣を追い込んだのであり、たたかいを広げるような総選挙の結果にしよう」と語りました。

塩川氏は、景気悪化の原因が消費税8%増税などの「安倍失政」によるものだと指摘。それに加えて、原発再稼働や環太平洋連携協定(TPP)推進などへの批判を恐れての解散・総選挙だと述べ、「これらを実施させないためにも総選挙でノーの審判を下そう」と訴えました。

梅村氏は「いったん決めた増税を先送りさせたということは、消費税反対の運動の中でも画期的なことです。運動で培った思いをぶつけて勝利をもぎ取りたい」と力を込めました。(赤旗2014年11月19日付より)

さぁ解散・総選挙 「政治を変えるチャンス」/梅村候補が訴え

訴える梅村候補=2014年11月17日、新座市

訴える梅村候補=2014年11月17日、新座市

日本共産党の梅村さえこ衆院北関東ブロック比例候補は17日、埼玉県新座市の東武東上線志木駅前で街頭演説を行いました。

梅村氏は、予想される総選挙について「安倍政権の国民いじめの政治を変えるチャンスです。国民が声を上げれば政治が変わることを、沖縄県知事選の勝利に続いて、総選挙での日本共産党の勝利で示しましょう」と訴えました。

梅村氏は、総選挙で問われる消費税10%増税について「増税先送りではなく、断念させましょう」と強調。また、「戦争か平和かが大きく問われる選挙です」と述べ「戦前から命がけで戦争に反対してきた日本共産党が大きくなってこそ、安倍内閣が狙う『戦争する国づくり』をストップできます」と語りました。

石島陽子県議候補(新座市議)は国保税引き下げを主張し、「社会保障の充実を掲げる共産党を伸ばしてください」と訴えました。(赤旗2014年11月18日付より)

ブラック企業・ブラックバイトにレッドカードを/若者が集会 吉良議員講演

講演する吉良参院議員

講演する吉良参院議員=2014年11月16日、さいたま市

さいたま市で16日、「ブラック企業・ブラックバイトにレッドカードを」と訴えた若者の集会が開かれ、約100人が参加しました。民主青年同盟埼玉県委員会と日本共産党県委員会でつくる実行委員会の主催。

日本共産党の吉良よし子参院議員が講演し、「若者の夢と希望を奪うブラック企業をはびこらせてきたのが自公政権であり、労働法制を改悪しようとする安倍首相です」と指摘。一方で、「生涯派遣」を強いる労働者派遣法改悪を国会で2度にわたり阻止してきた運動の力を強調し、「連帯し、声を上げれば押し戻すことができます」と訴えました。予想される総選挙で「包囲し、安倍政権を打倒しよう」と語りました。

交流では、労働現場の実態を出し合いました。英会話講師の女性は「契約では講師だったけど実際は営業。ノルマを達成できないとパワハラを受ける。時間外労働は月40時間ぐらいだが固定給しか出ない」と話し、元介護職員の男性は「休日出勤しなかったり書類の提出が遅れるとボーナスを減らされる。夜勤では所定の仮眠をとらせてくれなかった」と語りました。別の介護職員の男性は「休憩が取れないのが当たり前になっている。『この程度だったら』と思わず、たたかっていきたい」と話しました。

集会後、参加者はJR浦和駅前までデモ行進し、軽快なリズムで「人間らしく働きたい」「ブラック企業はもうごめん」と唱和しました。(赤旗2014年11月17日付より)

コールしながらでも行進する参加者

コールしながらでも行進する参加者

党躍進で安倍暴走に審判 梅村北関東比例候補が宣伝

党市議と宣伝する梅村比例候補(中央)=2014年11月14日、蕨市

党市議と宣伝する梅村比例候補(中央)=2014年11月14日、蕨市

日本共産党の梅村さえこ・衆院北関東ブロック比例候補は14日、埼玉県蕨市のJR蕨駅前で、党市議団と早朝の駅頭宣伝を行いました。

梅村氏は、安倍内閣が解散・総選挙に動き出していることについて、「暴走政治への国民の反対の声が、これ以上広がらないうちに選挙をしてしまおうという党利党略によるもので、許すことはできません」と批判。

「解散しなければならないところまで追い込んだのは国民です。対案を示して安倍自公政権と正面から対決している日本共産党を大きく伸ばしてください」と訴えました。

梅村氏は、国民の怒りを呼んだ「政治とカネ」の問題に触れ、政治の腐敗を生み出している政党助成金の廃止を主張。「教育や福祉の充実にこそ税金を使うべきです」と強調しました。

ビラを受け取りに戻ってくる通勤者や、遠巻きに耳を傾ける市民の姿が見られました。(赤旗2014年11月15日付より)

原発ゼロへ取り組み交流 埼玉で県民集会

さいたま市の埼玉会館で12日、「さよなら原発埼玉県民集会」が開かれ、800人が集まりました。県原爆被害者協議会や県生協連、県原水協、県平和運動センターなどで構成する実行委員会が主催。国に「脱原発」の明確化と原発から再生可能エネルギーへの構造転換を求める決議を採択しました。

集会では、原発ゼロの運動に取り組む2氏が講演。脱原発弁護団全国連絡会共同代表の海渡雄一弁護士は、今年5月に関西電力大飯原発の差し止めを命じた福井地裁の意義を強調し、同判決を生かした取り組みを呼びかけました。

秩父郡市を中心に活動している、家具職人のダニー・ネフセタイさんは「一般人ができる活動」として、2週間に1回、十数人が集まって勉強会などを開いている「原発とめよう秩父人」の活動を紹介。参加者の自主性を尊重しながらデモや地域イベントの開催、議会請願などに取り組んでいる様子を語りました。

原発反対のデモや原発の是非を問う住民投票実施の直接請求書名、福島の子どもを県内に招く取り組みなども交流しました。福島県双葉町から避難している女性が避難生活の苦労を語り、理解と支援を求めました。

集会に先立ち、参加者は県庁前から浦和駅前までパレードし「原発再稼働反対」などと唱和しました。(赤旗2014年11月14日付より)