まごころ市政つくる/埼玉・草加市長選 田中市町が決意

市長選へ決意を語る田中市町=2014年9月29日、草加市

市長選へ決意を語る田中市町=2014年9月29日、草加市

19日告示・26日投票の埼玉県草加市長選で2期目をめざす田中和明市長の「激励会」が9月29日、草加駅前アコスホールで開かれました。

田中市長はがあいさつし、4年前、市議会が前市長への不信任決議を可決し、失職したことを受けて立候補を決意し、当選後は市民のための市政運営に力を入れてきたと語りました。中学卒業までの医療費無料化や小中学校へのエアコン設置、認可保育所の増設、駅前広場の放置自転車解消などの実績を紹介。引き続き、災害に強いまちづくりや教育環境の整備などに取り組むと語り「まごころの通った市政、いつまでも住み続けたくなるまちをつくっていく」と訴えました。

元市長や元市議会議長、自民、公明、民主、共産など各党の県議、市議らが出席し、田中市長への期待を述べました。

市長選は、暴力団との癒着や市民に冷たい市政が批判されて失脚した前市長の木下博信氏が返り咲きを狙っています。日本共産党は、「木下ブラック市政」の復活を阻止し、「フェアで思いやりのある田中市政」を前進させるために、田中市長を支持してたたかいます。(赤旗2014年10月1日付より)

「火山の国で原発ありえない」 川内再稼働阻止オール埼玉行動

「川内原発再稼働反対」と声を上げる参加者=2014年9月28日、さいたま市

「川内原発再稼働反対」と声を上げる参加者=2014年9月28日、さいたま市

九州電力川内(せんだい)原発再稼働ストップの声を埼玉からあげようと28日、さいたま市で「ストップ川内原発再稼働!オール埼玉行動」が行われ、350人が参加しました。日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補も参加しました。

行動は同日、鹿児島市で開かれた全国集会に連帯し、県内で原発なくせのデモや集会に取り組む20以上の団体が共同して取り組みました。JR大宮駅に集まった参加者は、「原発ゼロ」を訴える歌などで通行人にアピールしました。

「火山の多いところで再稼働なんてありえない」と駅を出発し、ギターやドラムの音に合わせて「川内原発再稼働反対」と唱和しながら市内をデモ行進しました。

夫と共に参加した女性(33)=さいたま市=は「今まで地域ごとにデモをやっていたのが、今回は一緒にできたし、デモを見ていた人も手を振ってくれて良かった」と話しました。

初めて原発デモに参加した女性(36)=熊谷市=は「日本は地震や火山が多いし、事故が起きて危ないとわかったのに、政府が大丈夫というのはおかしい。行動しないといけない」と語りました。(赤旗2014年9月30日付より)