【小鹿野町】雪被害農家の支援必要/ハウス倒壊 党県議が調査

被災農家から話を聞く(右から)前原(1人おいて)村岡両県議、出浦町議(左から2人目)=2016年1月21日、小鹿野町

被災農家から話を聞く(右から)前原(1人おいて)村岡両県議、出浦町議(左から2人目)=2016年1月21日、小鹿野町

埼玉県で18日未明から朝にかけて降った雪の重みで農業用ハウスなどが倒壊した問題で、日本共産党の村岡正嗣、前原かづえ両県議は21日、小鹿野町を訪れ、被災農家から状況を聞き取りしました。出浦正夫町議が同行しました。

被災したハウスには、2014年2月の大雪被害のあと再建したばかりのものもありました。守谷繁一さん(68)、裕太さん(33)の親子は、10棟のトマト栽培ハウスのうち、2棟が全壊し、2棟が損壊しました。これらのハウスは2年前に被災し、昨年3月にやっと再建したものでした。頑丈な鉄骨のハウスへの建て替え理想でしたが、グレードアップ分の費用は再建補助金の対象外だったため倒壊前と同じパイプハウスを建てていました。

今回の被害で、どんな行政の支援を受けられるかは未定ですが、繁一さんは「融資(借金)で返せるかわからず、こわい」と訴えました。裕太さんは栽培が軌道に乗り、事業拡大を考えていた矢先の被害に「また次があるかもと思うと心配です」と話しました。

守谷さん親子はビニールハウスの補強や融雪設備(暖房用ボイラー)の設置、鉄骨ハウスへの建て替えなどの支援を両県議に要望しました。

一行は、キュウリ栽培ハウスが倒壊した加藤茂雄さん(71)からも話を聞きました。

両県議は「個々の被災農家の実態に応じた支援が必要です。受け取った要望が実現するよう全力をあげます」と話しました。

(しんぶん赤旗2016年1月22日付より)

要求実現へ2氏ぜひ/埼玉 宮代町議選向け演説会

青年を受ける(左から)山下、塩川、がんどうの各氏=2016年1月17日、宮代町

声援を受ける(左から)山下、塩川、がんどうの各氏=2016年1月17日、宮代町

2月2日告示・7日投票の埼玉県宮代町議選(定数14)で、日本共産党町委員会は17日、がんどう栄一(64)、山下あきお(65)の両現職候補の勝利に向けて演説会を開きました。2議席確保で、国民健康保険税引き下げや小中学校全教室へのエアコン設置、交流施設の「ふれ愛センター」復活など町民の要求を実現しようと訴えました。

がんどう候補は、昨年の6月町議会に安保関連法案(戦争法案)に反対する意見書を他会派と共同で提出し、賛成多数で可決したことを報告。町議会ではこれまで「秘密保護法撤廃」や「集団的自衛権行使容認反対」の意見書も賛成多数で可決し、共産党町議団が主導的役割を果たしたと語り、「町議会で戦争法廃止を訴えていく」と強調しました。

山下候補は、子ども医療費の「窓口払い」を撤廃したことや、学校のエアコン設置へ、町民と署名に取り組むなど要求実現に全力をあげてきたと述べ「身近で役立つ議員として働かせてください」と訴えました。

塩川鉄也衆院議員は「町民にとってかけがえのない2議席を再び議会に送り出すため力を貸してください。憲法無視の安倍政権にノーを突きつける結果をつくりましょう」と訴えました。

(しんぶん赤旗2016年1月21日付より)

戦争法廃止へ野党結束を/オール川口市民集会開く

埼玉県川口市で19日、戦争法廃止を求めるオール川口市民集会が開かれ、100人以上が参加しました。戦争法廃止の2000万署名や宣伝の取り組みなどの方針を拍手で確認しました。

紹介されるおくだ智子

紹介されるおくだ氏=2016年1月19日、川口市

紹介される伊藤岳

紹介される伊藤氏

 

無所属の元市議や脱原発運動をしている人など幅広い市民が発言。埼玉土建川口支部役員の川野辺勝義さん(75)は「『署名チャレンジャー』として200人を超える署名を集め、さらに100人から集める」と表明。駅前で「スタンディング宣伝」などに取り組む稲毛成育さん(52)は「市民ができる活動としても署名とともに選挙で安倍政権ノーの意志を示そう」と呼びかけました。

「集団的自衛権を行使容認した閣議決定の撤回を求めるオール埼玉総行動」実行委員長の小出重義弁護士が講演し、「戦争法はすべて廃止に」と強調し、戦争への道を止めるため「野党は結束するしかない」と訴えました。同副実行委員長の本田宏医師は戦争法廃止の国民の連帯を呼びかけました。

日本共産党や民主党の県議、市議らが参加し、共産党の、おくだ智子参院比例候補、伊藤岳参院埼玉選挙区候補、民主党の菅克己県議が紹介されました。

共産党の紙智子参院議員、塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員、おくだ、伊藤両氏(連名)、民主党の大野元裕参院議員がメッセージを寄せました。

(しんぶん赤旗2016年1月20日付より)

【新座市】戦争法廃止・くらし充実 市議選6氏全員当選を

声援に応える(左から)笠原、工藤、石島、伊藤、小野、あしの、つじの各氏=2016年1月17日、新座市

声援に応える(左から)笠原、工藤、石島、伊藤、小野、あしの、つじの各氏=2016年1月17日、新座市

埼玉県新座市議選(2月7日告示、14日投票=定数26)で、笠原すすむ(67)、工藤かおる(66)、小野だいすけ(36)、あしの修(47)=以上現=、石島よう子(53)=前=、つじみき(39)=新=の6候補の全員当選を何としても勝ち取ろうと、日本共産党は17日、市内で演説会を開きました。

6候補が決意表明し、戦争法廃止へ超党派で「オール新座」の運動に取り組んできたことを紹介。「米軍大和田通信基地がある新座から、戦争法廃止の声をあげましょう」と呼びかけました。

市政では、18歳までの医療費無料化や小中学校へのエアコン設置などの実績を強調。国民健康保険税の値上げなどを強行してきた冷たい現市政を批判し、国保税・介護保険料の引き下げや、特別養護老人ホームや認可保育所の増設などの市民の願い実現のため「6人全員の議席が絶対に必要です。市民の暮らしをもっと充実させる仕事をさせてください」と訴えました。

伊藤岳参院埼玉選挙区候補は、戦争法を廃止し、改憲を阻止するために「6人の全員当選で、新座市から戦争法ノーの審判をくだす市議選にしよう」と呼びかけました。

(しんぶん赤旗2016年1月20日付より)

暮らし・平和願い託して/埼玉・吉川市議選告示 4氏が訴え

佐藤せいじ候補

佐藤せいじ候補

遠藤よしのり候補

遠藤よしのり候補

小林あき子候補

小林あき子候補

雪田きよみ候補

雪田きよみ候補

定数20に対し29人(共産4、自民7、公明3、市民ネット1、諸派1、無所属13)が立候補する多数激戦になった埼玉県吉川市議選(24日投票)。日本共産党の、佐藤せいじ(65)、遠藤よしのり(64)、小林あき子(65)=以上現=、雪田きよみ(55)=新=の4候補は、17日の告示第一声で「暮らし、平和の願いを日本共産党に託してください」と訴えました。

4候補は、保育料の引き下げ実現などの実績を紹介して共産党市議団の役割を強調。18億円以上ある財政調整基金などの財源の裏付けを示しながら、国民健康保険税の1世帯1万円引き下げや介護保険料の負担軽減、30歳からの乳がん検診実施、小中学校全教室へのエアコン設置などの政策を語りました。

おくだ智子参院比例候補と、伊藤岳参院埼玉選挙区候補が応援に駆けつけ、「暮らしを守る4人の市議団を必ず議会に送り出してください。日本共産党の勝利で安倍政権の『戦争する国づくり』にノーの審判を下しましょう」と訴えました。

自民党、公明党も国会議員が入り、各陣営へのてこ入れを強化しましたが、戦争法廃止を求める市民の願いには応えませんでした。

(しんぶん赤旗2016年1月19日付より)