埼玉・吉川市議選 4議席確保

当選を喜ぶ(左2人目から)佐藤、遠藤、小林、雪田の4氏=2016年1月25日未明、吉川市

当選を喜ぶ(左2人目から)佐藤、遠藤、小林、雪田の4氏=2016年1月25日未明、吉川市

24日投開票された埼玉県吉川市議選(定数20、立候補29人)で、日本共産党は、佐藤清治(65)、遠藤義法(64)、小林昭子(65)=以上現=、雪田きよみ(55)=新=の4氏が全員当選し、現有4議席を確保しました。

4氏は「戦争法廃止、消費税10%増税ノーの思いを共産党に託してほしい」と訴え、暮らしを守る市政の実現へ、国民健康保険税や介護保険料の引き下げ、学校給食費値上げストップなどの政策を掲げました。

共産党市委員会は25日、「公約実現に全力をあげ、安倍自公政権ノー、戦争法廃止の国民連合政府実現へ共同を進める」と声明を発表しました。

自民党は、公認の現職3人、推薦の新人1人が落選しました。

(しんぶん赤旗2016年1月26日付より)

消費税10%阻止へ 悲痛な声聞かぬ自公にノー/比例候補を先頭に訴え

商売 暮らし 立ちゆかない
比例候補(北関東) おくだ氏の訴え

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北関東を駆ける、おくだ比例候補は、消費税について次のように訴えます。

消費税の「軽減税率」とテレビでいっぱい宣伝しています。でもそれは、5兆円の負担増が4兆円の負担増になるだけ。結局、負担増なんです。なのに公明党は「軽減税率」と書いたピンク色のポスターを張っています。軽くもならず、減るわけでもないのに、なぜ、“軽減”と言う言葉を使うのか。日本語の使い方が間違っているじゃないですかと教えてあげたいと思います。

一昨年4月、消費税が8%に上がってから景気はいっそう冷え込んでいます。マスコミはお正月の福袋に群がる人を映し何百万円もする福袋が売れたと、さも景気がよいような報道をしますが、とんでもない。

ここで来年10%に上がったら、もう商売を続けられない、暮らしていけない、こうした国民の悲痛な叫びに耳をふさいで、その上税金を使っての「軽減税率」という選挙対策。こんな安倍自公政権に絶対に負けるわけにいきません。

戦争法もTPP(環太平洋連携協定)も消費税も、全部根っこは同じです。根っこを引き抜くチャンスが参議院選挙です。自民党、公明党を少数派に転落させて増税をやめさせ、国民のための新しい政治をご一緒につくっていきましょう。

(しんぶん赤旗2016年1月25日付より)

激戦区リポート 戦争法廃止の扉開こう/参院埼玉選挙区(改選数3) 伊藤候補 幅広い共同広げる

戦争法ノーの議席を多数派にと訴える伊藤候補=2016年1月20日、さいたま市

戦争法ノーの議席を多数派にと訴える伊藤候補=2016年1月20日、さいたま市

「昨年は『アベ政治を許さない』という言葉がはやりましたが、今年は『アベ政治を倒した』と言える年にしたい」。伊藤岳参院埼玉選挙区候補(55)=新=は、県内を駆け巡り、街頭や演説会・つどいの会場で訴えています。

 

「福祉YES」を

この間、戦争法廃止の国民連合政府実現へ、幅広い県民と懇談して、共同を広げてきました。貧困と格差をひどくする安倍政権を批判し、消費税増税中止や大幅な賃上げ実施を主張しています。

13日夜、「反貧困ネット埼玉」が取り組む、路上生活者などへの声かけ活動に参加した伊藤候補。生活保護費の大半を半ば強制的に徴収される「無料低額宿泊所」を11カ所転々としてきた男性らの話を聞きました。生活保護費削減の国の政治が生活困窮者を「貧困ビジネス」に追いやっている現状に怒り、「憲法の精神から外れ、国民に苦難を強いる政治を転換し『福祉YES』の政治にしなくては」と決意を新たにしました。

自民、公明、民主の現職と議席を争う埼玉選挙区で、伊藤候補は、戦争法推進の自公の2議席を突き崩そうと奮闘しています。

戦争法廃止を求めて運動する県民の中で、伊藤候補を応援する動きが広がっています。

 

勝手連呼びかけ

昨年9月、伊藤候補を応援する勝手連「岳サポ+NO WAR」が立ち上がりました。前回参院選では他党候補を応援していた男性がSNSで呼びかけたもので、他の野党の党本部で働いていた人や他の野党支持だった人なども加わっています。「戦争法を廃止する野党が多数になるためには伊藤さんを当選させなければ」との思いから集まった人たちです。昨年末には選挙勝利へ作戦を出し合うつどいが開かれ、2月14日には事務所を開所して本格的に活動を始めます。

「安保関連法に反対するママの会@埼玉」も埼玉選挙区で伊藤候補を応援することを決めました。

こうした動きに、特に公明党は「埼玉が一番危ない」と危機感を強め、共産党攻撃を強めています。自民党も候補者ポスターを、ここにきて一気に張り出すなど活発に動きだしています。

共産党は「ポスターでも第1党に」など作戦を立て、宣伝、対話・支持拡大で他陣営を上回ろうと取り組みを強めています。

幅広い県民の期待を受けて、伊藤候補の訴えに力が入ります。「戦争法を強行した自民、公明に退場の審判を下しましょう。共産党の躍進で戦争法廃止の国民連合政府の扉を開くために、何としても伊藤岳を国政に押し上げてください」(川島猛)

(しんぶん赤旗2016年1月25日付より)

埼玉・吉川市議選 あす投票/国保税引き下げへ

佐藤せいじ候補

佐藤せいじ候補

遠藤よしのり候補

遠藤よしのり候補

小林あき子候補

小林あき子候補

雪田きよみ候補

雪田きよみ候補

24日投票の埼玉県吉川市議選(定数20、立候補29人)は激戦のまま終盤を迎えています。日本共産党は佐藤せいじ(65)、遠藤よしのり(64)、小林あき子(65)=以上現=、雪田きよみ(55)=新=の4候補を何としても当選させようと全力をあげています。

自民党は前回の公認4人から公認7人・推薦1人に増やし、政党を前面にして活動。公明党は「なんでも反対の政党」などと共産党攻撃を強めています。多数立候補した諸派・無所属の新人は駅頭や街頭に立ち、自転車宣伝など活発に行っています。

共産党は、安倍暴走政治ときっぱり対決する共産党の4候補を議会に送り出してほしいと強調。暮らしが苦しいという市民の切実な声に応え、国民健康保険税の引き下げや介護保険料の負担軽減などの政策を訴えています。財源の根拠も示した政策に共感の声が寄せられています。

共産党と後援会は、激戦を勝ち抜こうと宣伝や対話・支持拡大に奮闘しています。

(しんぶん赤旗2016年1月23日付より)

【さいたま市】おくだ候補、集会で訴え 市民の力で新しい政治に

おくだ智子比例候補

おくだ智子比例候補

日本共産党のおくだ智子参院比例候補は17日、さいたま市岩槻区の戦争法廃止を求める市民集会で、安倍自公政権の暴走をストップさせ、市民の力で新しい政治を実現しようと訴えました。

おくだ候補は、憲法に違反して臨時国会を開かなかった安倍政権の姿勢を「権力を縛る憲法を、時の権力者が無視するならばそれは独裁政治の始まり」と批判しました。

衆院予算委員会審議で共産党が追求した、アフリカ・ジブチの自衛隊基地を米軍支援の一大拠点へ強化する防衛省の研究など、戦争法のもとで軍事作戦への支援の具体化が進んでいることを指摘。

これに対し、戦争法の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合が結成され、熊本では超党派の統一候補を立て、市民らが「わたしたちが政治を動かす」と宣言してるとのべ「主権者の政治を動かす声こそが希望の光です。戦争法廃止へ、国民のための新しい政治をご一緒に実現していきましょう」と力をこめ訴えました。

(しんぶん赤旗2016年1月20日付より)